台風と母子＠雷門
亀のような台風14号、日本列島に長～く居座りとっても迷惑ですね！被害にあわれた方には、心よりお見舞い申し上げます。
タクシー業に携わっていると、どうしても歩行者の方に目が行ってしまいます。
「あっ、あの人タクシー待ってる」
「うちのタクシー、、、おいおいなんでいないんだよ」
てな感じです。
ご老人や妊婦さんならプライベートで送っていきたくなってしまいます。
（保険の関係で事故があった場合リスクが伴いますが）
台風の時などなおさらです。
今回、とても後悔しています。
9/18、13:30ころ浅草雷門前の信号に差し掛かったところです。
左側の車道に、傘をさして懐ん赤ちゃんを抱いたお母さんが立っていました。左手に傘、折り曲げた肘にはショッピングバッグ。周りの音がかき消されるように、大粒の雨傘に当たる中で、小さな右手を額のあたりで上下させていました。
タクシーはたったの一台、しかも、30ｍ手前でお客さんを乗せたばかりでした。
声をかけようかな・・・
余計なお世話かな・・・
考えているうちに、若いお母さんの5m先までスルスルと。
それでも、どうしようかなとバックミラーをのぞき込んでいると、いつの間にか屋根のある歩道に戻ってしまいました。
やっぱり声をかけてあげればよかったなあ。
2日経った今でも後悔しています。
学生時代はさんざんヒッチハイクで旅をしました。
40歳になったとき、ある雑誌社に企画を持ち掛けて
「P&Dヒッチハイクの旅」を連載しました。
多くの方々の優しさと好意をいただいた旅です。
ヒッチハイクがきっかけで、今でも交友を持つようになった方が何人もいます。妻もその中の一人です。
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