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日本交通グループとは?
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「大手」と呼ばれるタクシー会社は日本国内においていくつか存在します。
その基準は、「規模」「歴史」「売上高」「台数」「従業員数」「配車数」など、様々な基準があり、社風や特徴も大きく異なります。
東京都内のタクシー会社は“大手四社”と呼ばれるタクシー事業者があり、「日本交通」「大和自動車交通」「国際自動車」「帝都自動車交通」の四社の漢字頭文字を取って「大日本帝国」と呼ばれています。
その中で今回は東京都首都圏(特別区・武三交通圏)のみならず、東京多摩地区や関東3県、北関東、関西方面へも展開するトップクラスの最大手タクシー事業者、「日本交通」を徹底解剖します。
創業90年。東京都内における車両台数は最大級。
そして売上高日本一を誇る『大手四社』のタクシー事業者「日本交通」とはどんな会社なのでしょうか?
- 日本交通グループの概要
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日本交通は昭和3年4月、当時川崎造船所(現:川崎重工株式会社)の運転手であった川鍋秋蔵氏が1台のハイヤーで営業を開始したのが日本交通の創業と言われております。
翌年の昭和4年には銀座木挽町にて「川鍋自動車商会」を設立。
その後は当時のタクシー会社の買収・合併によって新会社の設立や規模を大きくしていき、終戦の年である昭和20年の12月、登記名を現在の「日本交通株式会社」へ改称しました。
以降日本を代表するタクシー会社として業界トップに君臨し、創業以来一貫して「お客様への誠実とサービス」を経営方針の第一としています。
現在の日本交通代表取締役社長は若林泰治氏が就任。
代表取締役会長は川鍋秋蔵氏の孫で、一般社団法人東京ハイヤー・タクシー協会会長も兼任している川鍋一朗氏が就任しております。 - お客様に選ばれる信頼の「桜にN」。日本交通の強みって?
- 東京都内に数多あるタクシー会社の中でも、常連顧客も多く存在するのも特徴です。
タクシー乗り場でタクシーを待つお客様が「日本交通のタクシーが来るまで待つ」、あるいは道端で「日本交通のタクシーしか拾わない」という現象も珍しくありません。
自社の行灯にも採用されているブランドマーク『桜にN』は、まさに信頼の証なのです。
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①タクシーの「サービスレベル」を上げた安定企業
この5年~10年の間の日本はインバウンドの流れもあり、旅客業のサービス向上が謳われております。
今や旅客業において「おもてなしの接遇」は絶対条件と言えるものとなってきました。
そんな接遇にいちはやくタクシー業界として取り組み、タクシーのサービスレベルを上げたのは、他でもない日本交通と言っても過言ではありません。
都心でタクシーに乗車した際「本日はありがとうございます。日本交通〇〇営業所の▲▲でございます。」というタクシードライバーのご紹介から、「迎車時のドアサービス」など、もはや“ハイヤーレベル”のサービスを行うまでになりました。
これほどまでに上質な接遇を行うとあって、東京首都圏の他社タクシー会社のサービス向上に大きな影響を及ぼしたのは言うまでもなく、ここ最近のタクシードライバーに対するお客様のイメージは大きく変わるまでになりました。 -
②都内に豊富な専用乗り場
日本交通には、自社のもつブランド力と信頼度によって開拓された、「日本交通専用乗り場」があります。
東京タクシーセンターが指定する「優良タクシー乗り場」や主要ターミナル駅はもちろん利用可能ですが、それ以外の商業施設・大手ホテル・大手企業・病院などに併設する「日本交通専用乗り場」は他のタクシー乗り場や流し営業とは違う層のお客様がおり、空港までの送迎、あるいは郊外のご自宅までなどと言った長距離を目的とした方も多くいらっしゃいます。
日本交通では東京大手四社・準大手・その他共同無線・自社無線組合関連のタクシー営業所と比較してもタクシー専用乗り場数は断トツのトップ。
『六本木・赤坂エリア』に13ヵ所、『新橋・銀座エリア』に8ヵ所、『東京駅周辺エリア』に6ヵ所、『品川エリア』に4ヵ所、『新宿・渋谷エリア』に5ヵ所、『御茶ノ水・本郷エリア』に3ヵ所、『お台場・豊洲エリア』に2ヵ所の合計41ヵ所に専用乗り場があります。
また各専用乗り場には日本交通専用のディスパッチャーが待機している場所もあるので、お客様はもちろん、タクシードライバーも安心して日本交通専用タクシー乗り場に入構することが出来ます。
(※一部専用乗り場は他社タクシー会社との共同運営により他社のタクシーが乗り入れるケースもあります。) -
③配車数も業界トップクラス
日本交通では無線配車数も業界トップクラス。
月間配車件数は約30万件以上にもなります。
コロナ禍により現在は地域によって無線配車数は前後しておりますが、それでも「タクシー=日本交通」という信頼の縮図は変わりません。
また、タクシー配車専用アプリの「GO」を活用し、出先などで日本交通のタクシーを選んで配車していただくお客様も多いのも特徴です。 -
④法人契約数も多数
日本交通では研修時からきめ細やかな接遇を学び、実践を積んでからもモニタリング等を行っているため、自ずと接客のスペシャリストとしての自覚が芽生え、「一流のタクシードライバー」が誕生していきます。
そのため、昔から日本交通では法人のお客様からもご愛顧いただいており、法人様とも多数契約を頂いているのも強みです。
多くの企業様が日本交通のタクシーチケットを利用して頂けるため、他社と比較するとタクシードライバーの営業収入に差が出てくるとも言われております。
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①タクシーの「サービスレベル」を上げた安定企業
全国の日本交通一覧
※都道府県をクリックすると社名が表示されます。
- 日本交通グループ業務一覧
- 日本交通グループの業務は、タクシー業務を中心としたサービス業務になります。
タクシー=運送業…あながち間違いではないのですが、今やタクシーは立派な「接客業」。
きめ細やかなサービスを遂行してこそお客様に選ばれるタクシーとなるのは言うまでもありません。
そんな日本交通独自のグループ業務やサービスをご紹介します。
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タクシー業務
日本交通では通常のタクシー業務のほかにも「エキスパート・ドライバー・サービス(EDS)」というサービスを提供しており、様々なシーンで利用できるタクシーサービスが整っております。
東京都内観光や病院の送迎、お子様の送迎など、タクシーだからこそできる特別なサービスを、選抜された日本交通のプロフェッショナルタクシードライバーが提供します。
①ビジネスから観光、冠婚葬祭などの移動をサポートする広々とした空間が特徴の「ワゴンタクシー」。
②羽田空港・成田空港・東京ディズニーリゾート・東京発着の富士山、箱根、日光などのへの日帰り観光プランをご用意した「定額タクシー」。
③365日24時間対応、お迎え先のご住所、ご出産予定の病産院を事前にご登録することで即時駆けつけてくれる「陣痛タクシー」。
④日本交通のタクシーを貸し切り、専門知識を持った日本交通精鋭のタクシードライバーの運転で自由に東京観光を楽しめる人気の「観光タクシー」。
⑤お身体の不自由な方やお年を召された方に対する日常生活の移動を、高いホスピタリティを備えた日本交通のタクシードライバー(介護の有資格者)によってサポートする「サポートタクシー」。
などなど、通常のタクシー業務にプラスアルファのスキルアップを目指す環境が日本交通では整っております。 -
ハイヤー業務
ハイヤー事業は車両とドライバーは固定制のため、タクシーとはまた違うVIP待遇に応える形となっております。
利用されるお客様は、社用車・自家用ドライバーと同様にご利用可能です。
日本交通のハイヤー事業では、専任担当者が自社選抜1,000人以上のドライバーから推薦を行い、契約時に面接を行った上での各業務となります。
ハイヤー車両は国産高級車両を8種類用意しており、社員・役員送迎、空港送迎、ゴルフ送迎など…シーンに合わせてハイクオリティな送迎を行っています。
※こちらは原則としてタクシードライバーの経験が必須となっております。 -
ドライバー派遣業務(運行管理請負)
東京都北区浮間にて『株式会社日交サービス』を運営。
日本交通のドライバー派遣(運行管理請負)業務は、ハイヤー業務と違い、ご利用されるお客様の車両の「運転」「管理」「事故発生時の対応」を請け負う業務になります。
企業専属ドライバーなど、仕事は多岐に渡ります。
ハイヤー同様にドライバーは固定制となります。
※こちらは原則としてハイヤードライバーの経験が必須となっております。 -
配車アプリ事業
東京都港区六本木にて『株式会社Mobility Technologies』を運営。
令和2年4月に、日本交通の子会社であったJapanTaxi株式会社と株式会社ディー・エヌ・エー(DeNA)が経営統合し、新規アプリ事業を誕生させました。
これにより同年9月より互いのタクシーアプリであった「JapanTaxi」と「MOV」を統合させ、「GO」のサービスをスタート。
有名俳優を起用したCMも功を奏し、人気を集めています。
GOに関連するタクシーアプリの内容は今日までに「各種タクシー車両を指定可能」「事前確定運賃」「車内スマホ決済(GO Pay)」「タクシーデリバリー専用アプリ(Go Dine)」など、これまでのアプリとは一線を画す斬新な機能があります。
- 日本交通タクシー事業所の地域別特徴
- 日本交通のタクシー事業所及び関連会社・グループ会社(業務提携)は東京都・神奈川県・千葉県・埼玉県・群馬県・京都府・大阪府・兵庫県の国内8都府県にて稼働中です。
一都三県にとどまらず、近年では北関東や近畿関西方面までネットワークを広げております。-
【 東京特別区エリア(特別区・武三交通圏) 】
営業収入・稼働率・配車数・台数…どれをとっても国内トップの東京特別区・武三交通圏の日本交通のタクシー事業所は、まさにタクシードライバーとして営業するにはありがたい環境が整っている地域です。
また、令和2年8月にはタクシー業界初となる「新卒採用乗務員のみの営業所」として『日本交通葛西営業所』を開設させました。
日本交通独自の専用乗り場も41ヵ所(令和3年6月現在)、無線配車数トップ、法人タクシーチケット契約数も他社タクシー会社に比べて大きく顧客を抱えており、都内主要ターミナル駅の優良タクシー乗り場も入場可能。
日本交通タクシー営業所は7ヵ所、関連会社12社(タクシー会社のみ)、グループ会社23社29営業所という大所帯です。
近年は合併も増えてきており、2~3年内で他社無線のタクシー会社であった営業所が「日本交通に変わっていた」ということもあります。
事業の拡大が広がっております。 -
【 東京多摩エリア(南多摩交通圏・北多摩交通圏) 】
東京郊外の南多摩交通圏・北多摩交通圏に位置する日本交通は関連会社3社、グループ会社1社1営業所となっております。
多摩地区の日本交通の知名度も、当初は地元近隣タクシーに比べれば当然ながら「新参者」というイメージでありましたが、独自のホスピタリティ・サービスを全面に打ち出し、今では地域内で無線配車数もトップとなった営業所も。
また早朝深夜と首都圏からのお客様が多く利用されるため、「日本交通を地元で見かけると安心」というブランド力の強さがあります。 -
【 神奈川エリア(京浜交通圏/県央交通圏/小田原交通圏) 】
神奈川エリア(京浜交通圏/県央交通圏/小田原交通圏)に位置する日本交通は関連会社1社6営業所、グループ会社3社5営業所となっております。
京浜交通圏は川崎市・横浜市中心部をカバーしているだけでなく、近年住みよい街としても人気の高い「上大岡周辺」「保土ヶ谷・東戸塚周辺」など環状二号線沿いのベッドタウン周辺エリアの営業も併せて可能です。
鉄道・マイカー・バス…そして京浜地区独特の丘陵地帯の住宅地には、高齢化の進む昨今の事情も相まってタクシーの需要が大きく高まっています。
同じくベッドタウンの県央交通圏や観光地として人気を博す小田原エリアも近年日本交通のタクシー営業所の開設が進んでいます。 鉄道網が以外と敷かれていない地域などは、バス移動も限界があるとの声も。日本交通としてはこれからの可能性を秘めたエリアの1つでしょう。 -
【 千葉県エリア(北総交通圏) 】
千葉県エリア(北総交通圏)に位置する日本交通は関連会社1社1営業所のみになります。
日本の空の玄関口「成田空港」のお膝元ですので、空港送迎がメイン…だけではなく、県内屈指の住宅街「千葉ニュータウン」への営業も可能です。
成田市など駅周辺から公共交通施設や住宅地、成田空港利用の方のホテル送迎などは、なかなか一筋縄ではいかない距離ですので、タクシーの単価も高額が狙いやすい場所でもあります。 -
【 埼玉県エリア(県南中央交通圏) 】
埼玉県エリア(県南中央交通圏)に位置する日本交通は関連会社1社1営業所のみになります。
埼玉県の中心部の県南中央交通圏は県内トップクラスの収入が見込まれる地域です。
主要駅を見渡しても「大宮駅」「浦和駅」「さいたま新都心」「武蔵浦和」と言った鉄道のターミナル駅や、イベント催事の多く開催されるスポットが多く、Jリーグのトップチームが2チームもホームグラウンドとして活動しています。
そのためイベント開催のチェックはタクシードライバーにとって必須事項になります。 -
【 群馬県エリア(中・西毛交通圏) 】
群馬県エリア(中・西毛交通圏)に位置する日本交通は関連会社1社1営業所のみになります。
日本交通が唯一、北関東エリアにタクシー関連会社を持っているのが、この群馬県(前橋市)になります。
県庁所在地のため、タクシードライバーは近隣住民の日常の足として大いに活躍。
一方で、湘南新宿ラインや北陸・上越新幹線の普及も手伝い、中・西毛交通圏の「高崎・前橋地区」が近年、首都圏のベッドタウンとしても人気を博しているため、深夜早朝の通勤通学の足としても活躍できるエリアでもあります。 -
【 近畿関西エリア(京都府:京都市域交通圏・大阪府:大阪市域交通圏/北摂交通圏・兵庫県:神戸市域交通圏) 】
近畿関西エリア(京都府:京都市域交通圏・大阪府:大阪市域交通圏/北摂交通圏・兵庫県:神戸市域交通圏)に位置する日本交通は関連会社3社7営業所になります。
国内だけでなく、世界的にも有名な観光地である京都や、大阪・兵庫でも「桜にN」のブランドを拝見することができ、日本交通のホスピタリティサービスを受けることが出来ます。
とかく近畿関西圏のタクシーは観光地という地域柄もあってか、以前よりタクシードライバーのサービスが非常に良いことでも知られている土壌があります。
そんな地区に日本交通が参入してきた訳ですから、さぞ営業も難しいのでは…と思いがちですが心配には及びません。
観光タクシーサービスや、自社独自の培ったノウハウを生かしたきめ細かな研修を武器にした接遇が関西圏のお客様にも受け、近畿関西圏大手のタクシー会社とも引けを取らないほどの人気タクシー会社に変貌を遂げつつあります。
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【 東京特別区エリア(特別区・武三交通圏) 】
- 最新情報:タクシー業界のリーディングカンパニーとして、あくなき挑戦
- 日本交通はお客様からの信頼も厚い、安定・安全・安心、付けて加えて快適なタクシー会社です。
その裏にはタクシードライバーの皆さん一人ひとりの「働きやすさ」も忘れてはなりません。
タクシー業界トップクラスの待遇に、受けられるサービス・恩恵の多さ…そしてこのコロナ禍でも優先的にタクシードライバーへワクチン接種を自社内で行っております。
安心してタクシーを利用してもらうには、タクシードライバーも安心して仕事が出来る環境でないと意味がありません。
単に歴史だけではなく、荒波のごとく変化する時代においても、その変化に常に順応してきたのが業界トップに君臨する日本交通の魅力です。
これからもタクシー業界のリーディングカンパニーとして、お客様から選ばれるタクシーへとあくなき挑戦は続いていくことでしょう。