第一交通グループとは?

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第一交通グループとは?

「大手タクシー会社」と呼ばれるタクシーは数知れず。

ですが第一交通ほど全国的にもネームバリューが浸透しているタクシー会社はそうはないでしょう。
実は第一交通は、蓋を開けてみるとタクシー事業だけではなく数多の事業を展開しており、さらには上場もしている文字通りの大手企業なのです。

ただのタクシー会社と思うなかれ、本日は第一交通を徹底解剖しましょう!
第一交通グループ
第一交通グループの概要
正式名称は『第一交通産業株式会社』。
本社は福岡県北九州市小倉北区に位置しております。
全国約20万台あるタクシーのうち8500台近くの車両台数を誇るタクシー業界最大手企業です。
沿革は1960年に前身となる「第一タクシー有限会社」を創業。

どんなタクシー会社でも創業当初はほんの数台からスタートした…という話はよくあることです。
第一交通でさえ、創設時はたったの5台だったというから驚きです。

それが今やどうでしょう。全国115社、209営業所、8,332台というタクシー会社に変貌を遂げております。
現在に至るまで全国的にタクシー事業を中心に手広く展開を広げており、1都三県のみならず地方都市へ出向いても『第一』の行灯を必ず見かけるほどです。

あの首都圏の「大」「日本」「帝」「国」と言われる大手四社(大和自動車交通・日本交通・帝都自動車交通・国際自動車)とも引けを取らない、いやそれ以上に規模の大きいタクシー会社です。
第一交通グループ 第一交通グループ
業界M&Aの先駆けから福証上場へ
現在大手タクシー会社が中小企業の合併買収(M&A)を行い、子会社化を図ることは珍しくなくなりました。

しかし第一交通では1980年代より九州をはじめ・本州の山口県を中心にM&Aを積極的に展開し、徐々にその裾野を広げて現在は北海道〜九州・沖縄まで全国に「第一交通」のタクシー事業所を展開するまでに至りました。

その甲斐もあって2000年4月、第一交通産業は福岡証券取引所に単独上場を果たしました。(証券コード:9035)

現在日本の株式取引の売買は「東京証券取引所(東証)」を始め、「札幌(札証)」「名古屋(名証)」「福岡(福証)」「大阪(大証)」があり、福岡証券取引所もその一部であり、れっきとした国内を代表する金融商品の取引所となっております。

グループ運営会社を除き、タクシー会社単独での上場企業は極めて稀なケースですので、第一交通ではタクシードライバーはただの運送業としてではなく、しっかりとした第一交通の顔としての自覚の下、日々業務に励むことが出来ます。

そのため顧客からのニーズや信頼は他のタクシー会社と比較してもひと際大きいものと言えます。

※その他では東京の大和自動車交通(証券コード:9082)が東京証券取引所第二部に上場をしております。

地域密着の第一交通ですが、昭和後期から現代に至るまでに行われたM&Aによるタクシー事業拡大によってその礎を築いたと言えます。

同時に買収後のタクシー会社各社も、かつての名残りを残しつつも「第一」のブランドをしっかりと定着させることに成功しております。

全国の第一交通一覧

※都道府県をクリックすると社名が表示されます。

各事業なども手広く展開
第一交通産業を取り上げる中で「手広く事業を展開している企業である」という点も忘れてはなりません。

タクシー会社に転職する上で自分の働いているタクシー会社を知るということは、「自分のタクシー会社はこれだけの大企業なんだ」という安心感を持ってハンドルを握ることが出来ますし、なおかつ家庭をお持ちの方でしたら、誇りを持って玄関を開けることが出来ますよね。

    ▼第一交通グループ事業一覧

  • バス事業

    現在では沖縄県那覇市を中心に「琉球バス交通」「那覇バス」の路線・観光バス事業を展開。

    バス事業
  • 不動産事業

    全国14の都県で分譲住宅事業を展開。九州全域を中心に分譲マンション「グランドパレス」や「アーバンパレス」を展開。
    現在は東京都・宮城県(仙台市)など、関東圏への展開を中心に行っているのが特徴。その他賃貸ビルも展開中。
    ビル事業は北九州の本社ビルを筆頭に福岡・宮崎・大分・鹿児島にビルを展開。
    また沖縄県の「那覇バスターミナル」の全株式を所有し、完全子会社化に成功。

    不動産事業
  • パーキング事業

    子会社のダイイチパーク株式会社は北九州と東京に支店を展開。また熊本県にて株式会社パーク・スリーを運営。

    パーキング事業
  • ファイナンス・保険代理事業

    ファイナンスは現在、福岡県と熊本県で展開(第一ゼネラルサービス)。
    保険代理事業は地元北九州小倉北区で展開(第一マネージメント)。

    ファイナンス・保険代理事業
  • 自動車販売・整備事業

    第一モーターズ(福岡県北九州市・大阪府泉北郡・京都市伏見区)など。
    ※タクシー会社に併設されているケースが多い。

    自動車販売・整備事業
  • 介護・医療・スポーツ事業

    介護事業は「第一ケアサービス」が北九州市に2店舗、福岡市に1店舗。
    医療事業は神奈川県鎌倉市に「医療法人湘和会湘南記念病院」を展開。
    スポーツ事業は子会社の「ダイイチダイナミックスポーツ株式会社」が北九州市小倉南区にダイイチダイナミックゴルフを展開。

    介護・医療・スポーツ事業
  • 民工芸品の製造及び販売事業

    子会社の「株式会社第一アートインテリア」が北九州市八幡東区にて九州民芸村を展開。

    民工芸品の製造及び販売事業
  • その他

    北九州市内にてソフト開発・情報通信事業を展開(株式会社アクシスワン・株式会社トオーツウ)。
    同じく北九州市内において通信販売事業を展開(通販事業部・第一酒販有限会社 通販事業部)。

    その他
第一交通グループタクシー事業
全国47都道府県の中でなんと「34都道府県」を第一交通のタクシーが網羅しているという事をご存じでしょうか?

昭和の終わりにM&Aを推進したことにより、それまで九州をメインとして活動の幅を広げていた第一交通のタクシー事業も

関西・中国・四国・関東・中部・北関東・北陸・信越・東北地方の一部・北海道・沖縄など全国的にネットワークを広げることに成功しました。

特に東急や南海、京阪などの当時私鉄系グループで強い基盤を持っていたタクシー会社の合併買収を行い、地域の足として根強く「第一交通」というネームバリューが付加価値を付けてくれたという訳です。

関東地方へ上京されていらっしゃる方が地元へ帰省した際にも、駅前のロータリーで「第一交通が止まっている!」という話もあるあるです。
スマホアプリも地域によって複数使用可能
近年では大手各社が無線配車の際にスマホアプリを活用をするケースがもはや常識となってきました。
これは準大手企業や中小タクシー事業者を始め個人タクシーでも同様な光景が見られます。
第一交通では、全国的なネットワークを講じているため、各地域のタクシー会社によって利用できる配車アプリが異なってくる点も特徴のひとつではないでしょうか。

▼現在、第一交通で使用可能なタクシー配車アプリは以下の通りです。

  • モタク モタク

    全国の第一交通タクシーに特化した専用の共通タクシー配車アプリ。(事業によっては利用が出来ない場合もあります。)
    第一交通産業とモバイルクリエイト社の共同開発。
    他の配車専用アプリとの大きな違いとしては、『第一交通専用』のため、操作性の容易さなどに定評があります。

  • GO GO(旧:MOV)

    2020年1月14日に第一交通産業との協業を当時もタクシー配車アプリ「MOV」が発表し、「兵庫県(姫路・相生)」にて先行導入を開始。
    その後は第一交通産業の本拠地である北九州を筆頭に関東・中京・近畿・福岡・札幌・仙台・広島など、主要都市での導入を進めています。
    また、MOVは同年9月1月よりタクシー配車アプリ「JapanTaxi」との統合により名称が「GO」へ変更となりました。※サービスは引き続き利用可能です。

  • DiDi DiDi

    中国の配車サービス最大手「滴滴出行」の日本法人「DiDiモビリティジャパン」が運営するタクシー配車アプリ。
    第一交通のタクシーは2018年にいち早く提携を開始。国内でのシェアはまだまだこれからですが、世界的には配車アプリのリーディングカンパニーとしての認知度が高いので信頼性は高いと言えます。
    利用可能エリアは東京・千葉・埼玉・大阪・京都・福岡・沖縄など国際空港に隣接する大都市がメインとなっています。

  • Uber Taxi Uber Taxi

    アメリカ発祥の自動車配車ウェブサイト(米国法人:ウーバーテクノロジーズ)。
    現在第一交通では東京特別区の一部(2021年4月時点で千代田区、中央区、港区、新宿区、渋谷区、目黒区、品川区、文京区、台東区、墨田区、江東区、豊島区、世田谷区の一部)、福岡県、大阪府、京都府、広島県、愛知県、宮城県仙台市などで展開中。
    DiDi同様世界的な配車サービス大手で国内でも同法人が手掛ける他事業で個人フードデリバリーサービスの「Uber Eats」が認知されています。

第一交通産業の地域別特徴
第一交通の地域別特徴はまず、その名の通り地域密着を第一としている点ではないでしょうか。

創業から60年以上、半世紀をタクシー事業を中心に公共交通機関を通じて地域の特性に応じた営業を行い、また不動産事業やファイナンス事業などにもその系譜は繋がっていると言えます。

それでは全国34都道府県の第一交通の特徴を見てみましょう。
  • 【 北海道地区 】

    北海道地区の第一交通は世界的な観光地として名高い札幌を中心に展開中です。その他では函館、そして札幌の隣町で2023年にプロ野球「北海道日本ハムファイターズ」の新本拠地となる北広島市に点在。
    観光都市へのニーズを担う重要な交通機関だけでなく、ビジネス往来や札幌の歓楽街ススキノへの営業、通勤通学における市民の足として活躍しています。

  • 【 東北地区(宮城県のみ) 】

    仙台市は別名「杜の都」と呼ばれるほど青葉美しい街並みが特徴。連休などは多くの人でごった返すのが印象的です。
    東北地区の第一交通は現在、宮城県仙台市がメインです。
    東北地方最大の都市として2011年の東日本大震災以降も目覚ましい復興を遂げ、国内有数の観光地でもありながら東京から2時間足らずで行けるという利便性も重なって人気の観光都市となっています。また宮城郡松島町にも第一交通があり、日本有数の景勝地「松島」周辺をタクシーでくまなく観光が出来ます。
    仙台市は大手企業の本社・支社も多いことから出張族やビジネスマンも多いのも特徴で、仙台駅周辺の歓楽街では全国の方言が聞けるほど多くの方で賑わっています。

  • 【 関東・北関東地区 】

    関東甲信・北関東地区の第一交通は現在、茨城県・群馬県になります。
    関東平野特有の移動距離の長い道のりも、地域住民としてタクシーが大活躍しております。
    地域住民の足としても活躍するが、伊香保温泉などの観光名所への足としても活躍。関東地方にも多くの観光スポットがあり、要所でタクシーが活躍しているのが印象的です。
    また一都三県にも第一交通のタクシー会社があります。

  • 【 甲信越・北陸・中部地区 】

    甲信越の第一交通は・北陸・中部地区の第一交通は新潟県・長野県・山梨県にて展開しており、北陸地方は石川県・福井県の2県で展開しております。また中部地方は愛知県に展開しています。
    県庁所在地周辺に数か所営業所を構えている体制を取っている営業所もあれば、各地に散らばっている営業所もあり、意外とタクシーの配車には困らないのも特徴です。
    駅から少し離れた場所に思わぬ形で開けた住宅地があったりと、意外と知られていない地方都市の街づくりに応じたタクシー営業は、何も観光客相手だけではないことを教えてくれます。
    愛知県に関しては名古屋市を中心に大手企業の本社・支社も多く、観光客よりも出張族やビジネスマン、そして地元のお客様で名駅(名古屋駅の愛称)を中心に多くの利用が見込まれます。

  • 【 近畿地区 】

    近畿地区の第一交通は「三重県」、「和歌山県」、「滋賀県」、「京都府」、「大阪府」、「兵庫県」になります。
    第一交通のタクシーにとって非常に市場規模の多い近畿地区は“ニーズに応じた営業”が必要不可欠です。
    世界が誇る観光地「京都」と観光とビジネスとベッドタウンを織り交ぜた国内第二の都市「大阪」、高級住宅地から沿岸の大手企業へのアプローチまで様々対応する「兵庫」、琵琶湖の地形や京都までのロング顧客や関係者の送迎で場合によっては単価上昇が見込める「滋賀」など…。
    この近畿地区は特性を察知したものがいち早くタクシーを制すると言っても過言ではありません。

  • 【 四国・中国・山陰地区 】

    中国・山陰地区の第一交通は「鳥取県」、「島根県」、「広島県」、「山口県」、になります。
    比較的地方都市の穏やかな街並みが多い地区ですので、「自分らしくマイペースで働きたい」という方にはうってつけでしょう。
    そうはいっても首都圏のような「1メーター」という単価ではなく、高齢化・過疎化ということも助長して単価も高いのも特徴でしょう。
    広島県の第一交通のタクシー営業は、政令指定都市であることや世界的な観光地であることが大きなバックホーンとなっております。
    市内中心地や湾岸エリアは大企業の支店や自動車企業の本社、歓楽街が軒を連ねており、繁忙期や混雑する時間帯を把握することが収入アップの秘訣であろうと言えます。また広島駅南口周辺は大規模な再開発を進めており、都市化によって更なるタクシー需要が見込まれることが期待されます。
    また四国地区の第一交通は「徳島県」、「愛媛県」になります。四国地方も観光名所の宝庫たるや、タクシーを利用しての観光も人気です。
    観光客向けの気の利いた接客もさることながら、地元の方への手厚い営業を織り交ぜていくのも息の長いタクシードライバーになる秘訣です。はじめて四国地方を訪れた方へ「おススメのスポット」や「地元の人しか知らない・観光ガイドにも載っていない穴場なお店」を教えてあげるのもタクシードライバーの醍醐味。
    お客様目線になって考えてみると「あの旅行で親切なタクシードライバーさんに色々良くしてもらった」と、一つ思い出に華を添えることができたら仕事冥利につきますよね。

  • 【 福岡地区 】

    第一交通のお膝元、福岡地区のタクシーはまさに第一交通の独壇場となっています。
    福岡県は政令指定都市かつ、アジアの玄関口としても、食文化・観光・カルチャー・産業で大きな影響を国内に及ぼす九州の中心地です。
    そのためタクシー営業も中心地は首都圏や大阪などと引けを取らない形で臨むことが要となることも吝かではありません。
    空港・駅・商業・レジャー施設への出入りが大変激しい場所ですが、そうは言っても住宅地へのアプローチも不可欠で、JR線やモノレール・西鉄沿線などのベッドタウンも掌握することも大切でしょう。

  • 【 その他九州・沖縄地区 】

    その他九州の第一交通は「大分県」、「熊本県」、「宮崎県」、「長崎県」、「鹿児島県」になります。
    さすがは九州発祥のタクシー会社だけあって九州一体はどこかしらに第一交通のタクシー営業所は点在しておりますので、地元の方々には非常になじみが深いのではないでしょうか。
    地域密着で自分らしくマイペースでタクシードライバーとして勤務することも可能ですし、ターミナル駅周辺は観光客の方々が九州新幹線や飛行機を利用してタクシーに乗り継ぎますので、チャンスを逃さずに営業をしていくことも重要でしょう。
    沖縄地区も本島に第一交通のタクシーが5社ほどあり、那覇市・沖縄市・浦添市とそれぞれの営業所で地域に応じた営業スタイルが特徴。
    あるいは一年を通じて賑わう観光名所や、春先のプロ野球のキャンプ地など、移動の手段として多忙な時期もあったりします。
    県内では第一交通のタクシーはもちろん、「琉球バス交通」「那覇バス」の路線・観光バス事業も展開しており、那覇バスターミナルの子会社となっていることから、九州同様に沖縄県も第一交通が強い印象です。

最新情報:第一交通はコロナ禍でも積極採用中
光と影があるならば、誰もが影というものを実感したであろう「2020年」そして2021年現在も続く「コロナ禍」。

多くの失業者を産んだのはどの業界も共通のことですが、そのコロナ禍の状況においても第一交通はなんと男性・女性問わずタクシードライバーの積極採用を行っています。

将来の先行きに悩み、ましてやともすれば失業者で溢れかえるのではないかという、不景気の真っ只中にある日本経済…いや世界経済の中でも、単に受け皿というだけではなく、チャンスとしてとらえ積極的に採用活動を行っています。

転職を考えている方にとっては願ってもないチャンスではないでしょうか。

第一交通では…
①新型コロナウイルス感染拡大収束後→②人々の往来が激化→③求職者の激化。
この3点を見据えて早い段階から人材を確保していこうと、全国の第一交通タクシー事業所で述べ2000人規模でタクシードライバーの募集を行っています。

さすが、数多苦難を乗り越え生き残ってきた大手企業というのは一歩も二歩も先の視点を見ていますよね。

企業の情報を検索する際、顧客からの信用・信頼がどれだけ成り立っているかは気になるところです。

第一交通産業はタクシー事業をはじめとする多岐にわたる事業を展開。

これからも第一交通産業はタクシー業界のビッグカンパニーとしてコロナ禍でもさらなる飛躍をしていくことでしょう。

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