仕事と趣味を両立させるメリットって?
仕事ができる人であっても、仕事にしか興味がないという人はハッピーといえるのでしょうか。人生を楽しんでいるかといったら、ちょっと違うような気がします。仕事一筋の人が定年を迎えると、のこりの人生をどう過ごせばよいのかわからなくなる、といった話はよく耳にします。趣味がある人はそんなことにはならないでしょう。
また、趣味があってそれを仕事と同じように大事にしている人には魅力があります。意外な趣味を持っていたりすれば、面白さや、深味を感じたりもするものです。仕事で何かアイデアを練るときにも、趣味で知っている知識がふと生かされることもあります。
趣味でなごんだり、癒やされたり、リフレッシュすることが仕事によい影響を与えることもあるでしょう。趣味を楽しむために仕事をがんばろうという気になるという人も少なくありません。仕事と趣味を両立させることには実はさまざまなメリットがあるのです。
仕事と趣味を両立させる方法
では、仕事と趣味をきちんと両立させるにはどうすればよいのでしょう。まず大事なのは、仕事は仕事、趣味は趣味というケジメをつけることです。仕事中は趣味のことは頭の片隅に置いておき、仕事を第一に考えて取り組みます。趣味の時間を過ごすときも仕事の心配事などはいったん、忘れましょう。
ポイントは気持ちをオンにしたり、オフにしたりすることができるかどうかです。それができれば生活にメリハリがつき、大げさにいえば人生にもメリハリが生まれます。
ときにはどうしても仕事が忙しくなって趣味に時間を割けなくなることもあるかもしれません。そんなときはできる限り仕事の効率を上げて趣味の時間を確保するよう考えてみましょう。これもまた人生に意欲と張り合いを生むことにつながるはずです。
仕事を効率化するコツって?
仕事の効率性を上げるには、スケジューリングをきちんと行うのが基本です。普段どの作業にどれくらいの時間がかかっているのかも確認し、状況を把握しておきましょう。
自分だけでできる業務はもちろん、相手が必要な業務でも何度かその業務にかかる時間を記録しておけば、その記録からある程度各業務にかかる時間が読めるはずです。作業時間を記録するために使えるスマホアプリやPC用ソフトも存在していて、簡単に手に入るので利用することをおすすめします。
各業務にかかる時間がわかったら次にスケジュールとワークフローを考えます。どんな時間割で、どんな手順で作業をこなせば効率がよいかを考えるわけです。その際、翌日に回せる仕事は回してしまうことも大切です。何となく成り行きで作業を続けることで疲れがたまり、翌日の作業効率を下がるのを避けるためです。ある程度の余力をのこした状況でなければ人間は集中力を発揮できません。
もしも、どうしても趣味の時間がとれないくらい忙しすぎる会社だとしたら……そのときは転職を考えてもよいかもしれません。仕事と趣味、どちらも楽しめるライフスタイルを求めたい、それも立派な転職の動機になるのではないでしょうか。