ハローワークで探す
失業手当の給付手続きなどを行うためにハローワークを訪れる人は多いはずです。しかし、ハローワークの本来の目的は仕事を見つけることにあります。ハローワークで求人を探すメリットは、まず職員に転職について相談に乗ってもらえるということです。求人を探す手伝いをしてもらえて、企業に対して面接の日程調整も行ってくれます。求人は地元の企業に強い傾向があり、とくに地方では転職先を探すならハローワークがメインとなることも少なくありません。
新聞求人欄で探す
新聞を定期購読している人にとっては新聞の求人欄は身近な情報源です。折り込みチラシには地元の求人情報が多く掲載されており、パートやアルバイトの求人も数多く載っています。
一方、本紙求人欄には大企業の広告が載っていることもあります。マスコミ関連、IT関連など、新聞による得意分野の違いもあります。購読している新聞があるなら一度、傾向を探りながら見てみるとよいでしょう。なお、新聞広告は枠が小さいことがほとんどで、あまり詳細な情報は得られないことが多いのがデメリットです。
求人情報誌で探す
最近の求人情報誌はフリーペーパーのものが増えています。女性向け、技術者向けなどさまざまな求人情報誌があり、情報件数は新聞より多いので選びがいがあります。スマホやパソコンがなくても探せるのもメリットでしょう。デメリットはネットより検索性に劣ることですが、最近はネットサービスと連動している求人誌も多いです。
転職サイトで探す
転職サイトはいまやもっともオーソドックスな求人情報源です。端末とネット環境があれば多くの転職サイト、求人サイトを利用できます。
業界や職種を絞ったサイトも増えていて、検索性に優れているのはもちろん、フォームから簡単に応募ができたり、企業側から転職志望者をスカウトする仕組みが備わっていたりするサイトも多く存在します。
デメリットは利用しやすいサイトであればあるほど人気があって競争率も高くなることです。一方で掲載基準が甘いサイトもあって、玉石混交の求人情報があふれていることなどが挙げられます。
転職エージェントを活用する
転職エージェントは転職を希望する人と、求職者と出会いたい企業とのマッチングを行うサービスです。求職者の方は基本的に無料で利用でき、企業は採用が決まった段階で入社した人の年収の30%前後を報酬として転職エージェントに支払います。
仲介担当者である転職アドバイザーがいるので相談に乗ってもらえて、どのような会社を選ぶか、面接でどんな点をアピールすべきなのかなどのアドバイスももらえます。
自分にどれくらいの“市場価値”があるのかがわかるのもメリットです。デメリットは能力やスキルに多少の自信がないと利用しづらいことでしょうか。自分をより高く売り込みたいというキャリアアップ志向がある人に向いています。
就職希望先の企業のホームページをチェックする
最後は転職先として興味のある会社のホームページを見るというシンプルな方法です。自社のホームページに求人情報を載せている企業は少なくなく、希望する人材について詳しい情報が書かれていることもあります。
「これは」という求人情報を見つけたら、直接、問い合わせてみましょう。この方法のデメリットはとくにはありませんが、求人が出ていることに気づかない人も意外に多いので、希望する企業があるならまずはホームページを見ることをおすすめします。
求人情報を探すには以上のような方法があります。「思ったような求人情報がなかなか見つからない」というときは、違う方法で求人情報を探す努力もしてみてはいかがでしょうか。