タクシードライバー採用のポイント
- 面接時の服装は、スーツやジャケット着用が基本。どうしてもスーツなどを揃えるのが難しい場合は、事前にタクシー会社へ事情をお話することをおすすめします。
- 運転経歴書の提出を求める会社も多く、運転に関する経歴、事故、免許の点数などが採用・不採用の基準の一つ
- 短い期間で色々な職を転々としている方よりも、長く同じ会社に在籍している経験を評価します。
- 未経験者歓迎の業界なので、なによりもやる気を重視します。
- タクシーは接客業。面接中の言葉遣いや仕草もチェックされています。
- 「地理に詳しくない」はマイナスポイントにはなりません。しっかりした教育や、カーナビでフォロー。
面接中の態度や言葉遣いは採否に影響します。
常識をもった最低限のマナーも守れない人は、乗務開始後にも同じようにマナーが守れないからです。
面接の時にわざと緩い空気で接して、その時の反応を見る面接担当の方も実在します。
打ち解けるのと、マナーを守れない横柄な態度はまったくの別物です。緊張感を保つことが大切です。
履歴書・職務経歴書について
履歴書と職務経歴書も採否を判断する重要な判断材料です。
「まずは履歴書と職務経歴書を送ってください」と言われた場合、採用判断がここから始まっているのだと意識して臨むことが大切です。 「写真付き履歴書を」と言われたのにもかかわらず写真を貼らずに送ったり、殴り書きのように読みづらい文字で記入するのもよろしくありません。
「字がキレイ・汚い」と、「読みづらい読みやすい」は別問題です。例え字が汚いとしても読みやすく丁寧に書くことが大切です。
こういった丁寧さ1つで人物像まで決められ、不採用になってしまうケースも少なくありません。 採用担当の方に「会って話したい」と思っていただけるよう丁寧に対応しましょう。
また、記載内容は面接時に聞かれますので、適当なことを記載するのではなく、しっかり説明も出来るようにしておきましょう。
賃金に係ることや疑問に思っていることは聞き辛くてもしっかり確認するようにしましょう。 後々のトラブルを回避することができます。
面接時のマナー
遅刻は絶対にNG!10分前に伺うようにしよう
面接にかかわらず、人と合う時の常識ですね。 特に、面接においてはあなたと会うことを心待ちにしているのですから、その気持を裏切るようなことをしてはいけません。 例えばここで遅刻した場合、「この人はお客さまとの約束も守れそうもないな」と判断されてしまします。 電車の遅延、事故が発生しても十分対応できるように早めに行動しましょう。止むを得ず約束の時間に遅れてしまいそうな時、遅れる時は必ず一本連絡を入れましょう。
会社へ入る前に携帯電話の電源を切ろう
せっかく面接がうまく進行しているのにもかかわらず携帯電話がなってしまったら全てが台無しです。「これくらいいいだろう」ではなく、万全を期してください。 また、訪問先の会社に入った瞬間から面接が始まっていると意識してください。 会社内には、乗務員の方、管理の方、内勤の方など多くの方がいらっしゃいます。 受付の印象も見られる場合があります。言葉はハッキリと笑顔を忘れずに。 タクシードライバーは接客サービス業ですので喋り方、応対の仕方も重要なポイントです。
入室・退室時はノックを
面接場所への出入りの際は明るく元気な声で『失礼致します!』『ありがとうございました!』を忘れないようにしましょう。 接客中でも当たり前に使われる言葉ですので、ここもチェックされます。 荷物は足の脇に置くようにしましょう。
緊張感を持って、しっかりと対応を
当然のことですが、はっきりと喋ること。姿勢も出来る限り正します。絶対に足を組んだり肘をついたりしてはいけません。 目線は、相手の目、または鼻のあたりを見るようにしましょう。目や顔を逸らした状態で話すと、話を聞いていない印象を持たれたり、話に信憑性がなくなる可能性があります。 タクシー会社の採用担当者のお話によると、目を合わせられない人が非常にが多いとのこと。 採用担当者に何か質問をされた時は、なるべく早く、きっちりと答えるようにしましょう。 想定外な質問もあるかもしれません。 そういった細かい部分も判断材料の一つだそうです。
言葉使いはハッキリと丁寧に
タクシーは接客業。言葉使いは一番重要視されます。 わざとフランクに話してその時の反応を見る採用担当者もいます。 正しい日本語を話せるよう努めましょう。
話す内容はよく考えて。
自己PRは非常に重要です。ただし、見栄を張ったり、知ったかぶりをしたりはNGです。 タクシー会社の採用担当者は、年間何十人、何百人と話をしているプロフェッショナルです。 適当な話をしているとすぐに見破られていることでしょう。 また、敬語や尊敬語にも気を配りましょう。