【第9回】タクシーの活用方法
2013/06/11
タクシーで線量測定 走行ルートの数値をマップ化
これこそ、タクシーの機動性の良さを活用したいい例ですね。
タクシーは幹線道路だけではなく、お客さまのニーズに答えて細い道まで入り込んでいきます。
計測機器は限定的な台数とはいえ、効率的にデータの収集が可能だと思います。
こうしたタクシーならではの活用方法はたくさんあると思います。
ネット化が進み、無線も携帯電話の3G回線を導入しており、タクシーが収集したデータをリアルタイムに吸い上げる仕組みは技術的には可能だ。
常に動き回っているタクシー車両から、地図データや渋滞情報、天候や気温、さらにドライブレコーダを活用すれば事故や犯罪などのモニタすることもできる。
さらに、こうしたネット環境を利用すれば新しい広告だって成り立つ。
車内にWi-Fi環境を作り、顧客側に動画を配信することだってできるし、あるエリアを通ったらその地域特有の広告を流したっていい。インプレッション課金にすれば無駄もない。
昔からあるバスや電車の広告の発展型として、よりパーソナルにマッチした広告を配信することが出来るのではないか。