【第4回】稼ぐタクシードライバーの共通点
2013/04/08
こんな記事を見つけた。
月50万円ぐらい稼ぐ運転手のタクシーに乗った。
2010年の記事なので随分と前の話だが、内容が興味深かった。
私自身が今まで聞いてきた、法人タクシー会社の稼いでいるタクシードライバーのお話と共通点が多い内容だった。
簡単にまとめると、
・流し営業が稼ぐポイント。付け待ちは休憩。
・長距離のお客さんがいいとは限らない。
・空車時間をできるだけ無くす
・人の流れを研究する。タクシーを利用したい人がいる場所は時間とともに変化する
・お客様を見逃さない。
これらをしっかりと実践する忍耐があれば、タクシーでも稼ぐことは可能だということだ。
タクシーで稼ぐ方程式といっても過言ではないだろう。
もう一点、共通点がある。
接客態度がとても丁寧だということだ。稼ぎを上げているというタクシードライバーは皆、相手が不快になるような話し方を決してしていない。
そういった理由からか、固定のお客様になるケースもあるのだそう。
ただ、「毎日、東京~大阪ぐらいの距離を走らせている」という部分は少し疑問が残る。
バスで、東京・八重洲から大阪・堺東までが560kmというから、その距離はとてつもない。
また、旅客自動車運送事業運輸規則によりその乗務距離の最高限度が定められており、その記録も義務付けられている。これによると、タクシーの1乗務当たりの最高乗務距離を東京都の特別・武三交通圏と神奈川県の京浜交通圏につしては、最高限度は365キロまでとなる。
乗務距離の最高限度等について
流し営業が稼げるポイントだというのはもちろん理解できるが、規定を大きく超えて走り続けると体力も下がり、事故を起こしかねない。また、”センター違反”の対象にもなりかねないという危険性もある。
なんにせよ、タクシードライバーの方々には体には気を付けてもらいたいと切に思う。