【第2回】タクシー利用が便利になってきた。決済方法も。
2013/03/18
つい先日、”ロンドン発のタクシーサービス「ヘイロー」が上陸”というニュースが流れました。
「ヘイロー」とは、スマートフォンのアプリを介してタクシーを呼ぶサービス。GPS情報を利用することにより、顧客のいる位置を近くを走るタクシーへ通知するシステムだ。同様に、アプリを介してGPSを送信してタクシーを配車するシステムはいくつかあるが、無線センターを介さずにダイレクトにドライバーに通知する。
つまり、無線局は完全にクラウド化されており、個人タクシーなどの個人事業も参入が容易だ。
利用客にはメリットも多い。
電話でタクシー配車を依頼する際に必要な、迎車料金がいらない上に、システムの使用料などもかからない。クレジットカードの登録をしておけば、降車時の面倒な支払い手続きも不要になるし、Androidスマートフォンならキャリア決済も選べる。利用料金やタクシーの移動経路を地図で確認でき、安心だ。さらに、ドライバーを☆でランク付けすることができ、評価が高いタクシードライバーが優先的に配車される仕組みになっており、タクシーのサービス向上も図れるという。
タクシードライバーにとってもメリットが。
まず、今までの営業方法+このシステムにより、単純に実車率があがる。月額固定費用が無く、アプリを介した配車毎に手数料がかかるシステム。交通状況を共有・交換する機能も備え、タクシーのニーズがありそうな場所の共有もでき、ドライバー同士のチャット機能も搭載。乗り場情報、イベント、天候、交通情報などがリアルタイムに配信されるという。
ヘイロー・ネットワーク・ジャパン株式会社の代表はなんと、六本木ヒルズで日本交通とコラボし、デュアリスのEVタクシーで話題になったベタープレイス・ジャパンの代表取締役社長の藤井清孝氏だ。
決済システムはクレジットやキャリア決済、現金が選べるとの事だが、どうやって距離を算出するのかが気になるところ。
日本のタクシーではメーター制なので、メーター機器との連動がされるのか?はたまたアプリ内で乗車地点と降車地点の経路を算出し、料金を表示するシステムなのか・・・?前者、後者によってで参入できるタクシー会社が絞られてきそうだ。
リリースされたら速攻で使ってみようと思います。
(参考:「ヘイロー」で流しのタクシーが消え去る?)