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タクシードライバーが初めて自身が所属する会社に入るとき、おそらく最初に向かうのは二種免許の取得のために通う『教習所』ではないでしょうか。
ここでは一般の運転免許に加えて、さらに「旅客業」としての心得・運転技術も学びますが、タクシー車両も近年進化を遂げています。
しかしながら現実は教習所では賄えないような、現場ならではの運転技術も要すことは想像できます。
今回は国内でも指折りの大手タクシー事業者が開設した、タクシードライバー養成ならではの話題です。
見出し
タクシー大手「国際自動車(km)」が日本初の専用トレーニングコース開設
東京大手タクシー四社の「国際自動車(km)」はこの度、自社で新人ドライバー等の養成を行う「kmグループホスピタリティカレッジ」と子会社の「kmGオートアシスト」のバックアップによりタクシー車両専用のトレーニングコース『kmグループホスピタリティカレッジ南砂TRコース』を開設しました。
タクシー専用のトレーニングコースカレッジとしては日本初の開設となります。
次世代型車両に対応するために
東京都内を走る「国際自動車(km)」のタクシー車両は現在、グループ会社を除きほとんどがJPN TAXIへの置き換えが進んでおります。
そのため、タクシードライバーにもセダンタイプの運転からJPN TAXIへの運転変更を行う際に、感覚をしっかりと慣れていただくため、また新人ドライバー研修等も含め、この『kmグループホスピタリティカレッジ南砂TRコース』は活用されるとのことです。
もちろん、JPN TAXIだけでなく一部でも使用されている「ワンボックスタイプ」運転の技術習得の教習にも使用されます。
安心して働ける職場環境
『kmグループホスピタリティカレッジ南砂TRコース』は専用コースの開設だけではありません。
「kmグループホスピタリティカレッジ」の研修ノウハウ・「kmGオートアシスト」のミラクルミラーの利用ノウハウ・擦り事故修理から知りえたノウハウといった自社関連各社の知的資産を通じ、タクシー業界未経験者の方にも丁寧な研修を行います。
また専任講師の指導によって、「擦り事故の撲滅」「kmパートナーズ全体のブランドの向上」「ミラクルミラーのより効果的な利用方法の習得」「JPN TAXIやワンボックス車両の運転技術向上」を目指します。
「国際自動車(km)」では企業全体を通じて安心・安全に働ける職場環境を整えております。
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施設概要
『kmグループホスピタリティカレッジ南砂TRコース』は11月30日に開校しました。
所在地は東京タクシーセンターからも近い「東京都江東区南砂」にあり、6名の専任講師によって養成が行われます。
トレーニングコースは8コースあり、設備能力として1日2台までが対応可能。
コースの特徴としては、一般的な教習コースより50cm狭いエリア、鋭角なコーナー等、通常よりも難易度が高く設定されていることから高度なスキルを養成することが可能となっております。
“ホスピタリティkm”の進化
「ホスピタリティ・ドライビングkm～お客さまの笑顔を、私たちの喜びとして」
これは「国際自動車(km)」のモットーです。
タクシードライバーという品格が問われる昨今、つねにお客様へのおもてなしの心を忘れずに、サービスを展開し続けること101年。
お客様から信頼の証と親しまれる「km」マークは常に都心部を走り続けています。
タクシードライバーへの転職先としても人気のkm
転職する際、どこの会社を選ぶか、或いはどういった職種を選ぶかは人生においても重要なイベントになりますよね。
タクシードライバーという仕事は一括りと言えど、そこには多くのタクシー事業者(無線種)があります。いわばブランドです。
コンビニエンスストアや銀行にも様々なブランドがあるのと同じように、タクシー業界も仕事そのものは同じでも、ブランドで仕事のしやすさ、恩恵は随分変わってきます。
タクシードライバーにとっても「国際自動車(km)」のブランドの下、お客様を送迎するというお仕事は誇り高いものであり、タクシー業界へ転職する再、慎重に選択する「無線種選び」でも常に人気のカンパニーとなっております。
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独自のマッチングアプリや大手配車アプリとの連携
また近年は、タクシー配車アプリを通じてのご利用が増加しているため、多くのお客様から配車の注文を頂いています。
自社独自で開発した業界唯一のタクシーマッチングアプリ「フルクル」や、都内No.1を誇る大手タクシー配車アプリ「S.RIDE」との提携で今まで以上にご乗車頂く機会が増え、コロナ禍においてもタクシードライバーの収入向上につながっております。
これから～Opinion～
つい先日、筆者は運転免許の更新をしてまいりました。
講習時の休憩中、ちょうど運転免許の本免試験を行っている部屋の前を通りすぎ、真剣に問題を解いている方々の様子を想像し、自分自身も免許を取得した時のことを『あの時は大変だったな…』と、思い出ました。
道路は公道であり、道路交通法に則って運転を行わなければいけません。その中でタクシードライバーというお仕事は「お客様を快適に送迎する」という奥の深い業種なのではないでしょうか。
乱暴な運転や無理な体調管理をしなければ、未然に事故は防げるものですし、交通安全の基本を今一度振り返り、冷静に運転し、安全第一に運転・お仕事をすることが大切と言えます。
そういった意味でも大手タクシー事業者の取り組みは日々アップロードしていきます。変わりゆくタクシーの車両に対応するために、そしてイレギュラーな公道や接遇にも冷静に対応できるように、国際自動車(km)のきめ細やかな研修はあらゆる角度からタクシー業界未経験の方を支援してくれるでしょう。
