タクシー運転手がラジオを聴く際に注意する点、なぜラジオを聴いているのかについてご紹介していきます。乗客とのコミュニケーションに使ったり、情報を手に入れたりと、様々な使い方があります。
見出し
タクシー運転手がラジオで聴いているのは
タクシー運転手はラジオを聴くとき、AMを好んでいることが多いです。時と場合によりますが、お客様の要望が無い限りFMは流さないようです。それはどうしてなのでしょうか。
また、注意点はどういったものがあるのでしょうか。タクシー運転手のラジオ事情を中心にご紹介していきます。
AMを聴いて情報収集
タクシー運転手は隔日シフト(1日21時間勤務)が多く、勤務時間も長時間に渡ります。家に帰って新聞やテレビでニュースを確認することができません(休憩時間には可能)。そこで情報源となるのがラジオになります。
周辺に犯罪が起きていないかをチェック
運転手は自分の担当エリアに犯罪が起きていないかチェックをします。現金を置いているタクシーは強盗の被害に合う可能性もあり、また犯行に及んだ犯人を乗せれば逃走の手助けになってしまうからです。
新しい情報をキャッチできるよう注意しておきましょう。
交通情報や天気予報の確認
国道などの事故・渋滞の影響を確認することもできます。道路状況だけでなく、タクシー運転手は天候にも注意しましょう。夜間に雨が降ると、かなり視界が悪化しますので前もって天気には注意を払いましょう。
また、雨や雪になると、帰宅時にタクシーを利用するお客様も多くなり、上手く乗客を拾えると、売上を挙げることが可能です。
タクシー運転手におススメな番組
タクシー運転手におススメなのが、定期的にニュースや交通情報を取り入れてくれる情報番組です。パーソナリティによっては一定間隔でニュースを挟んでくれることもあります。
今日あったニュースをチェックし、お客様とのコミュニケーションを上手に活用すれば、おのずと満足度は向上してリピーターになってくれる可能性が高まります。
また、スポーツ系はやはりお客様から人気が高く、満足度を上げるのにも貢献しています。特に野球中継は試合終了まで放送することが多いので、人気番組といえるでしょう。
タクシーでラジオを聴くときに配慮すべきこと
タクシー運転手は、お客様との会話のネタや交通情報の収集のためにラジオを聴いています(タクシー会社によっては禁止になっているところもあります)。
その場合に気を付けたいことといえば、運転手がラジオに夢中になっていて、運転が荒くなったり、お客様に気付かなかったり、無線を取れなかったりということが挙げられます。
特にお客様を乗せている場合は、ラジオが耳障りな方もいます。車内で電話を済ませたい人もいれば、お客様同士で会話をしたりするときに不愉快に感じてしまうかもしれません。
あくまでお客様優先のサービス業であるということを忘れないよう注意しましょう。野球中継であれば、人によっては応援しているチームがあったり、全く興味のない人からすると不快な思いをしてしまう可能性もあります。
音楽であれば、年齢や好みも変わってくるので、配慮が必要です。
まとめ
タクシー運転手はAMラジオを好んで聴きますが、交通情報を常にチェックし、お客様に快適な運行をサービスすることからきています。
お客様とのコミュニケーションを図る上でも活用できる情報を上手に入手し、顧客満足度を上げてリピーターになってもらえるよう、ニーズに応えていけるといいですね。