1912年8月5日は日本で初めてタクシーが営業を開始した日というのをご存じでしょうか?
現在の東京・有楽町に設立された「タクシー自動車(株)」がタクシーメーターを装備したT型フォード車6台で営業を開始。
以降一般社団法人全国ハイヤー・タクシー連合会では平成元年より8月5日を『タクシーの日』と記念して全国各地でキャンペーンを実施しています。(実は日付は諸説あるそうで…)
この夏真っ盛りの8月ですから、夏休みの方も多く観光でタクシーをこのご時世に利用される方も増えてきました。
都内でも大手タクシー事業者を中心にお花見タクシーや社会科見学タクシーなど多彩なコースを用意する中、東京の有名観光地を巡る観光タクシーが運行しています。
見出し
国際自動車でお台場観光施設観光タクシー運行中!
都内大手タクシー四社の国際自動車では現在、お台場周辺の観光施設をタクシーで巡るショートトリップ「お台場観光2022」を運行しております。
このほど8月1日より予約を開始しており、タクシー車両は新型コロナウイルス感染拡大防止対策を施した車両を使用するため、安心して乗車することが可能です。
観光タクシーコース
「お台場」…と言っても以外と広く、施設も様々あるのをご存じでしょうか。
しかも住所も「港区台場」と「江東区台場」、そして「品川区台場」と三分割されているのです。
地理上の埋め立てエリアの呼称は「東京港埋立第13号地」…なんだか副都心的な匂いがプンプンしますが、江戸時代から続く歴史あるエリアなのです。では国際自動車の観光タクシーではどのコースを巡るのでしょうか?
2022年8月末で閉館のエリア
今回の「お台場観光2022」の一番の目玉かもしれないのが、このパレットタウンエリアです。
一都三県に在住の方は青春時代に必ず一度や二度、デートで訪れたであろうスポット「パレットタウン」ですが、昨年末より開発事業の一部進捗のためパレットタウンの営業終了が決定という悲しいお知らせが…。
まず同内の「MEGA WEB」がまず昨年末をもって営業を終了。その後、年始に「Zepp Tokyo」春には「VenusFort」の営業を順次終了していました。
そして今月8月末には名物の「パレットタウン⼤観覧⾞」と「MORI Building DIGITAL ART MUSEUM: EPSON teamLab Borderless」が閉館のため、パレットタウンはこの8月末で見納めとなるわけです。
東京2020関連エリア
未だに記憶に新しい昨年2021年に開催された東京オリンピック・パラリンピック(以下:東京2020)
ここお台場周辺は「東京ベイゾーン」と呼ばれた東京20202大会の競技会場として、数多の施設が使用されました。
現在いずれも整備中ですが、バレーボールの会場となった「有明アリーナ」をはじめ、体操関連の会場「有明体操競技場」、競泳会場の「東京アクアティクスセンター」などがあります。
開催時は競技場周辺は新型コロナウイルス感染拡大防止対策やセキュリティ対の観点からエリア内に立ち入ることは不可能でしたが、現在では近くまで行って見学することが可能です。(※各施設への入場は原則不可です。)
お台場海浜公園周辺
お台場海浜公園周辺も観光にはもってこいのエリアです。
都内でも有数のビーチで、実はこの辺りも東京2020大会の競技場でした。
「お台場海浜公園」はマラソンスイミングやトライアスロンの会場として使用されており、「潮風公園」ビーチバレーの会場となりました(入場可能)。お台場海浜公園周辺は「自由の女神」や「ダイバーシティ東京」「実物大ユニコーンガンダム」などもあります。
モデルコースまとめ
上記は順不同でしたが、国際自動車がまとめている「お台場観光2022」のモデルコースは以下の通りになります。
【モデルコース】
東京駅=お台場レインボーブリッジ=お台場海浜公園 自由の女神=ダイバーシティ東京 プラザ(実物大ユニコーンガンダム)=潮風公園(ビーチバレー会場)=パレットタウン(大観覧車・チームラボボーダレス)=有明テニスの森公園(テニス会場)=有明体操競技場(体操競技会場)=有明アリーナ(バレーボール)=豊洲市場=選手村(晴海フラッグ) =東京駅
注目の料金は?
観光タクシーを利用した事がない方も多くいらっしゃるかと思います。
まずは今回の「お台場観光2022」の料金ですが、以下のようになります。
乗降地は東京特別区武三交通圏に限ります。
5時間コース(1台あたり):25,100円(税込)
時間延長(30分毎に):2,470円(税込)
※モデルコースは東京駅から乗車した場合の料金になります。
※出発地(乗車地)によっては所要時間が異なる場合があります。
利用時間に体験型施設の見学時間は含まれる点、各種施設を利用する際の入場料金、駐車料金、高速道路の利用料金は別途発生しますのでご注意ください。
また、入場施設へのご予約等は国際自動車では承っていないため、お客様各自でご予約をお願いしているとのことです。
これから~Opinion~
タクシー会社各社には「観光タクシードライバー」というタクシードライバーが数名~数十名在籍しています。
これはよく誤解されがちですが、観光タクシー専用という訳ではなく、実際の業務を行う中での観光タクシー営業となります。福祉タクシーや空港送迎も同様です。
実は国際自動車の観光タクシー「Tokyo Drive」では東京観光財団が実施する『東京シティガイド検定合格者』であるタクシードライバーが観光タクシーを運行しガイドを行うため、旅行代理店顔負けの接遇と知識でおもてなしを行うことが可能です。
それこそがkmの目指す~ホスピタリティ~につながるのではないでしょうか。