タクシー運転手は、渋滞する道路や混み合う時間帯を正確に把握する必要があります。お客様のニーズに答えて、スピーディーに目的地を目指しましょう。
今回は、福岡の道路事情や渋滞しやすい時間帯、渋滞を避けるポイントをご紹介します。
タクシー運転手は渋滞する道路と時間帯に注意しよう
タクシー運転手になるなら、地域の道路事情への詳しさが求められます。とくに、道路の渋滞情報と混みあう時間帯には注意が必要です。
タクシーを利用するのは、予定時間までに目的地に行きたいというお客様が大半を占めます。事前にルートを検討して、最善の走行でお客様の期待に応えましょう。
福岡で渋滞する道路と時間帯
都市交通が公表している令和2年の「主要渋滞MAP」によると、福岡で渋滞する区間と時間帯は、次のとおりです。とくに、月曜日の朝7~8時台、金曜日の夕方17~18時台が混雑するので注意しましょう。
・環状線外回りの百道~天神北間:平日朝7~8時台
・香椎線上りの千鳥橋JCT南~千鳥橋JCT東間:平日朝8時~10時台
・香椎線下りの貝塚JCT~東浜間:平日朝8時台、平日夕方17~18時台
・環状線内回りの豊JCT~博多駅東間:平日朝8~9時台
・環状線内回りの月隈JCT~半道橋間:平日朝7~8時台
・太宰府線下りの大野城~太宰府IC間:平日・土日祝日とも午前中
また、国土交通省 九州地方整備局福岡県交通渋滞対策協議会が公表している福岡県内の「地域の主要渋滞箇所 (一般道)」によると、次の市内の交差点が渋滞しやすいことがわかっています。
・渡辺通4丁目交差点(福岡市中央区天神)
・六本松交差点(福岡市中央区六本松)
・東町交差点(久留米市東町)
タクシー運転手が渋滞を避けるためのポイント
お客様に目的地を聞いたら、走り出す前に、全体的なルートを検討してください。カーナビやgoogle mapsなどが役に立ちます。
橋や踏み切りがあるルートは、車が集中して混みやすい傾向があります。大きな交差点は右折手間で渋滞が起こりやすいので、ラッシュ時は避けたほうが無難です。一般道と高速道路の両方を視野に入れて、ルートを検討しましょう。
複数の車線がある道路を選んでおけば、渋滞から抜け出しやすくなります。渋滞回避で遠回りをする場合は最初にお客様に説明し、了解を得てから動き出しましょう。ルート変更の決定権はお客様にあり、クレームにもなりやすいので気をつけてください。
まとめ
地理を覚えるのが苦手なら、教育や研修制度が充実したタクシー会社を選びましょう。渋滞しやすい道路や時間帯まで、丁寧にレクチャーしてもらえます。
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