タクシー配車アプリの登場から10年以上が経ちました。
この10年でタクシーアプリは大きく変化を遂げ、様々なタクシー会社との参画・無線会社を超えたタクシー会社同士の離合集散がある中で、外資系ライドシェア企業などの参入。
まさに今もタクシー配車アプリは「タクシーアプリ戦国時代」の様相を呈しています。
しかし、同時に飽和状態であることも言えましょう。
その中で、国内ナンバーワンのシェアを誇るタクシー配車アプリが「GO」です。
紆余曲折を経て、幾度の改名と大手IT企業が運営するタクシーアプリ会社との統合を経て現在に至っております。数多のタクシー配車アプリの中でも、国内のパイオニアとして君臨しております。
さて、今回はタクシー配車アプリの国内最大手「GO」の東京都内に加盟するタクシー会社を一覧でお見せいたします。
見出し
タクシー最大手「GO」東京都内の加盟会社一覧(3月25日付)
テレビの番組などでタクシーに対する話をする際、ほとんどが「タクシードライバーの対応」の話だったりしませんか?
もちろん夕方のニュースの中で「外国人雇用を行うタクシー会社特集」的なものを放映することもありますが、大体がバラエティ番組内でタレントさんが出演してタクシードライバーの対応に対する少々ネガティブな話をされたりしてますよね。(もちろん断片的な話なので、世の中には良いタクシードライバーさん沢山いらっしゃいますのでご安心ください!)
ならば尚更のこと、普段利用するタクシー配車アプリは、「タクシー会社を選べる」機能が搭載していたら良いと思いませんか。
タクシー配車アプリ「GO」はタクシードライバーの顔もさることながら、タクシー会社をお気に入りに登録して、タクシーを呼ぶ際に選ぶことができるんです。
「目的地まで急いでるからタクシーなんて、どれ乗っても同じでしょ!」という方もいらっしゃいます。
がしかし、実は世論には「タクシーはタクシー会社を選んで乗りたい」という方も存在いるのをご存じでしょうか?
お客様の中には「〇〇タクシーの方には過去に本当親切にして頂いた」という恩を感じてずっと同じ会社のタクシーを選んで乗車されている方もいらっしゃいます。
ですが逆に「〇〇無線のタクシーは対応が悪い!あそこは二度と乗りたくない。(もちろんすべての方が悪い訳ではないのですが…)」という方もいらっしゃるのです。
特に東京の首都圏になると流し営業でなかなか希望のタクシー会社の車を捕まえられない…なんてこともあるので、この「GO」は『タクシー会社選び』にはもってこいです。
現在、タクシー配車アプリ「GO」の東京全エリアの加盟会社は64社あります。
東京都内のタクシー営業区域(交通圏)は大きく5つに振り分けられますが、タクシー配車アプリ「GO」が展開する交通圏は以下になります。
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特別区・武三地区:東京23区(中央区、千代田区、文京区、港区、新宿区、品川区、目黒区、大田区、世田谷区、渋谷区、中野区、杉並区、練馬区、板橋区、豊島区、北区、台東区、墨田区、江東区、荒川区、足立区、葛飾区、江戸川区)、武蔵野市、三鷹市
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北多摩交通圏:立川市・府中市・国立市・調布市・狛江市・小金井市・国分寺市・小平市・西東京市・昭島市・東大和市・武蔵村山市・東村山市・清瀬市・東久留米市
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南多摩交通圏:八王子市・日野市・多摩市・稲城市・町田市
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西多摩交通圏:青梅市・福生市・あきる野市・羽村市・西多摩郡(瑞穂町・日の出町・奥多摩町・檜原村)
※2022年現在「島地区(東京都島嶼部)」にサービスはございません。
東京首都圏エリアの加盟会社(特別区武三地区)
タクシー配車アプリ「GO」の東京首都圏エリア(タクシー営業区域で言う『東京特別区・武三交通圏』)の加盟会社は28社です。
大手タクシー、準大手タクシーから自社無線タクシーまで幅広くカバーしており、配車依頼をかけてれば比較的すぐタクシーが到着します。
確かに東京首都圏は「流し」と言って道端で手を挙げてタクシーを捕まえるのがポピュラーなのですが、入り組んだ細道や路地裏で、タクシーを呼びたいとき、乗りたいときもあります。
そんな時、わざわざ大通りに出てタクシーを呼ばくても、タクシー配車アプリ「GO」があれば簡単です。
テレビCMで「どうする?GOする」というキャッチフレーズがありますが、まさにあの感じでしょう。
雨の日の首都圏はなかなかタクシーも捕まりにくいので、時間的にアプリで呼んでしまったほうが効率が良いこともあります。
是非、シーンに合わせて利用してみてはいかがでしたでしょうか。
また、タクシーアプリを使用する際、配車という作業が発生するため、タクシーの利用料金に加えて『配車料金』が必ず発生します。
東京特別区・武三地区は、区内というよりは無線タクシー会社によって『配車料金』が変動しますのでご注意ください。
最安値300円~420円で、平均的に見て320円の『配車料金』が主な相場です。
▼東京首都圏エリアの「GO」対応タクシー無線会社一覧
※大手・準大手無線タクシー会社は営業所所在地を省略しております。
無線種(タクシー会社名) | 営業所所在地 | 迎車料金 |
ISエージェンシー | 杉並区 | 420円 |
アシストタクシー | 足立区 | 320円 |
イーエム無線 | 北区/板橋区/江東区/ 大田区 | 320円 |
一二三交通自動車 | 練馬区 | 420円 |
岩槻タクシー | 足立区 | 320円 |
荏原交通 | 品川区 | 420円 |
オーエスタクシー | 江戸川区 | 320円 |
小田急交通 | 世田谷区/大田区 | 320円 |
狩野観光(東京営業所) | 足立区 | 320円 |
京急交通(株) 品川営業所 | 品川区 | 320円 |
京浜キャブシステム | 世田谷区/大田区 | 420円 |
コスモ交通 | 大田区 | 300円 |
さくらんぼ交通 | 江戸川区 | 320円 |
新都交通 | 北区 | 320円 |
潤平東京 | 足立区 | 300円 |
スリーエース | 練馬区 | 320円 |
第一交通産業グループ | 東京都区内※/武蔵野市 | 320円 |
帝都自動車 | 東京都区内※ | 420円 |
東栄タクシー(世田谷営業所) | 世田谷区 | 320円 |
東京七福タクシー | 江東区 | 320円 |
東京七福交通 | 荒川区 | 320円 |
東京無線タクシー | 東京都内※ | 320円 |
東都自動車(特別区武三) | 東京都区内※ | 320円 |
都南交通 | 大田区 | 320円 |
日本交通 | 東京都区内※ | 420円 |
日の丸自動車 | 東京都区内※ | 320円 |
平和交通 | 大田区(羽田) | 420円 |
八重洲タクシー | 世田谷区/大田区 | 320円 |
東京首都圏エリアと多摩エリアの加盟会社
タクシー配車アプリ「GO」の東京首都圏エリア(タクシー営業区域で言う『東京特別区・武三交通圏』)及び多摩エリア(『北多摩交通圏』又は『南多摩交通圏』)の加盟会社は3社です。
無論タクシー会社は各所属の営業区域内で営業となりますので、ここではタクシー会社の「別々の交通圏に営業所が所在しているケース」で振り分けてご紹介しております。
大手や準大手に限った話ではなく、自社無線のような中小系のタクシー会社でも首都圏(東京特別区・武三交通圏)に本社営業所を構え、東京郊外(北・南・西多摩交通圏)に別の営業所、或いは別法人でタクシー事業を展開しているケースもございます。
タクシー車両が車体のパーツや諸々を変更して移動するケースはあっても、営業所や管轄は別扱いですし、ましてや営業区域(交通圏)が全く別の扱いになりますので、タクシー営業で別の営業所に行き来するということはまずありません。
ただし、営業区域内から営業区域外までの乗車は可能です。
例:「新宿(東京特別区・武三地区)で乗せたお客様が町田(南多摩交通圏内)まで乗車する」というケースは乗車可能です。
その場合、帰路は必ず回送にして管轄の営業区域まで戻ることが条件となりますのでご注意ください。(帰路時にお客様をお乗せして、営業区域外で営業した場合は違法行為となります。)
しかし、お客様の目的地が管轄の営業区域であった場合は乗車して運行が可能となります。【道路運送法 第20条参照】
東京特別区・武三交通圏と北・南多摩交通圏でタクシー配車アプリ「GO」に加盟しているタクシー会社については、双方の交通圏ともに配車料金が一律のようです。
最安値300円~320円となっております。
▼東京首都圏エリア及び多摩エリアに営業所を構えるタクシー営業所の「GO」一覧
無線種(タクシー会社名) | 営業所所在地 | 迎車料金 |
西武ハイヤー | 練馬区/東久留米市/東村山市 | 310円 |
三幸交通 | 杉並区/東村山市/ 国分寺市/小金井市 | 300円 |
飛鳥交通グループ | 東京都内 | 320円※注 |
※飛鳥交通グループは東京特別区・武三交通圏の場合、「日本交通」に加盟しているため『配車料金』が420円となります。
多摩エリアの加盟会社
東京都心から電車で30分足らず。
平成の中盤から通勤時間も鉄道の複々線化など、インフラ整備の向上によって大きく移動時間の短縮が図られたこともあり、東京都心郊外に住む方は増加傾向です。
さらには、もう少し奥の「始発駅」付近も近年は穴場としてベッドタウン化が進んでいます。
コロナ禍によって都心への通勤客が以前に比べて減少した今、東京郊外のタクシー利用は移動の安全性や地域の信頼性に拍車がかかり、安定を保っています。そこに来てのタクシー配車アプリ!
今、多摩地区ではタクシー需要の「追い風」が思わぬ形で吹いています。
北多摩交通圏
タクシー配車アプリ「GO」の北多摩交通圏(立川市・府中市・国立市・調布市・狛江市・小金井市・国分寺市・小平市・西東京市・昭島市・東大和市・武蔵村山市・東村山市・清瀬市・東久留米市)の加盟会社は16社です。
タクシー=駅の付け待ちという印象が強いですが、私鉄グループや日本交通を筆頭に参画の無線タクシー会社も多いのが特徴の地域で、タクシーアプリ「GO」での利便性もの良さも期待しやすい地域です。
北多摩交通圏でタクシー配車アプリ「GO」に加盟しているタクシー会社の配車料金は一部を除き、300円となっております。
▼北多摩エリアの「GO」対応タクシー無線会社一覧
無線種(タクシー会社名) | 営業所所在地 | 迎車料金 |
昭島交通 | 昭島市 | 300円 |
イースタンモータース調布 | 稲城市 | 300円 |
エムテイ無線タクシー | 小金井市 | 300円 |
京王タクシー北多摩 | 昭島市/府中市/ 調布市 | 300円 |
小平交通 | 小平市 | 300円 |
三幸自動車 | 西東京市 | 300円 |
三和交通 三多摩 | 府中市/小平市 | 300円 |
十全交通 | 府中市 | 300円 |
新立川交通 | 立川市 | 300円 |
つくば観光交通 | 小金井市 | 300円 |
つくば福祉輸送 | 府中市 | 300円 |
トーショー交通 | 東久留米市 | 300円 |
東京交通 | 東村山市 | 310円 |
東都自動車(多摩) | 西東京市/清瀬市 | 300円 |
日本交通(立川・調布) | 立川市/調布市 | 300円 |
美玉交通 | 小平市 | 300円 |
南多摩交通圏
タクシー配車アプリ「GO」の南多摩交通圏(八王子市・日野市・多摩市・稲城市・町田市)の加盟会社は13社です。
小田急電鉄の乗降客数で新宿駅に次ぐ第2位のターミナル「町田駅」を擁する町田市をはじめ、多摩地域最大の人口数を誇る「八王子駅」を擁する八王子市、日本最大規模のニュータウンを擁する多摩市など、タクシーの普段利用の需要が多い地域です。
南多摩交通圏でタクシー配車アプリ「GO」に加盟しているタクシー会社の配車料金は一部を除き、300円となっております。
▼南多摩エリアの「GO」対応タクシー無線会社一覧
無線種(タクシー会社名) | 営業所所在地 | 迎車料金 |
旭交通 | 八王子市 | 300円 |
小田急交通南多摩 | 多摩市 | 300円 |
神奈中タクシー町田 | 町田市 | 300円 |
キャピタル交通 | 八王子市 | 300円 |
京王タクシー南多摩 | 町田市/多摩市/八王子市 | 300円 |
さがみ交通八王子 | 八王子市 | 300円 |
三和交通 八王子 | 八王子市 | 300円 |
都民交通 | 日野市 | 300円 |
日本交通(町田・稲城) | 町田市/稲城市 | 300円 |
八王子交通 | 八王子市 | 300円 |
八南交通 | 八王子市 | 300円 |
東日本タクシー | 町田市 | 100円 |
日野交通(東京) | 日野市 | 300円 |
西多摩交通圏
タクシー配車アプリ「GO」の西多摩交通圏(青梅市・福生市・あきる野市・羽村市・西多摩郡(瑞穂町・日の出町・奥多摩町・檜原村)の加盟会社は2社です。
奥多摩の大自然から、在日米軍横田基地を擁する福生市など、バリエーション豊かな地域です。一見都心部から遠く思われがちですが、実は中央線(青梅線・五日市線)で一本で新宿や東京へ行けるというメリットを持ち合わせているため、古くからベッドタウンの役割を果たしています。
まだタクシー配車アプリ「GO」の展開が少ない地域ですが、今後に期待しましょう。
南多摩交通圏でタクシー配車アプリ「GO」に加盟しているタクシー会社の配車料金は現在のところ全て300円となっております。
▼西多摩エリアの「GO」対応タクシー無線会社一覧
無線種(タクシー会社名) | 営業所所在地 | 迎車料金 |
京王タクシー西多摩 | 福生市/青梅市 | 300円 |
横川観光 | あきる野市 | 300円 |
タクシー配車アプリ「GO」は個人タクシーも加盟
タクシー配車アプリ「GO」では、法人タクシーだけでなく、個人タクシーでのサービスが利用可能となっています。
個人タクシーは、車両によっては高級車を使用していたり、車内にタクシードライバーの個性が出ていることが多々あります。
例えばフカフカなシートでハイヤーのように乗り心地がよかったり、ジャズが流れていたりなど…。(一概ではありませんが…。)
個人タクシーのタクシードライバーは、少なくとも10年以上法人タクシーで無事故無違反という経験がないとなれません。ですので運転技術はトップクラスと言えましょう。
中には「官〇」や「役〇」のお抱え運転手的な方もいらっしゃるので、うまくいけば当たり!…なんてことも含めてタクシー配車アプリ「GO」で一度試してみてはいかがでしょうか。
個人タクシーの加盟一覧
タクシー配車アプリ「GO」の東京都内個人タクシーの加盟は2団体です。
そもそも、個人タクシーに2つの組合があったことをご存じだったでしょうか?
東京都内では「日個連(日個連東京都営業協同組合)」と「東京都個人タクシー協同組合」という2つの個人タクシーの組合があります。
この組合に加入していることで、鉄道の駅構内タクシー乗り場や各施設のタクシー乗り場に待機することができます。(加入は強制ではないそうです)
当然ながら大きなサービスなどの違いはありませんが、見た目の違いで言いますと、日個連は「ちょうちん」の行灯で、 東京都個人タクシー協同は「でんでん虫」の行灯です。
ちなみに、行灯に「三ツ星」がついているタクシーは個人タクシー最高位ドライバー「マスターズ」のタクシードライバーです★★★
個人タクシーの配車料金は現在のところ全て300円となっております。
▼個人タクシーの「GO」対応組合一覧
個人タクシー組合名 | 営業所所在地 | 迎車料金 |
日個連 | 東京都内 | 300円 |
東京都個人タクシー協同組合 | 東京都内 | 300円 |
GO誕生のいきさつ
そもそもタクシー配車アプリ「GO」って、いつ頃から誕生したのでしょうか。
実は「GO」になる前には紆余曲折、そして幾度に渡る「改名」の歴史があります。
事の発端は東日本大震災の発生した2011年、東京のタクシー大手四社「日本交通」が誕生させた「日本交通タクシー配車」が最初でした。
そこから「全国タクシー」にアプリを引き継ぎ、「JapanTaxi」に名称を変更するわけですが、その間競合他社が続々誕生します。
その後他社アプリに目を向けると…ソニー社が手掛ける「S.RIDE」、国際自動車のマッチング型アプリ「フルクル」、自社無線で手掛けるアプリ等も続々誕生しますが、大手に参画する形で離合集散をしていきます。
やがて黒船の如く海外から「DiDi」、「Uber Taxi」など外資の波が押し寄せてきました。
そんな中、当時神奈川京浜地区で頭角を表していたDeNA社が手掛けるタクシー配車アプリ「タクベル」が「MOV」に名称変更し、都内と京阪神地区への展開を開始し、アプリの利便性向上がユーザーに受け、徐々に人気を集め始めます。
国内最大手のタクシー配車アプリとして台頭
その後「JapanTaxi」はメディア戦略に打って出ます。
有名タレントを起用してのテレビCMで徐々に認知度を上げていきました。
数多くのタクシー配車アプリが誕生し、半ば飽和状態になりつつあった矢先、世はコロナ禍に見舞われ、人々のタクシーに対する需要も大きく変化を迎えることになります。
タクシーアプリ戦国時代を勝ち抜くためには、利便性の良いタクシー配車アプリでお客様を囲い込んでいかないといけないという双方の考えが一致し、「JapanTaxi」と「MOV」が統合。
国内最大級の大手タクシー配車アプリ「GO」がここうして誕生しました。
今では車内スマホ決済「GO Pay」や、「事前確定運賃」、ニーズに応じて好きなタクシー車両を選択できる「各種車両指定」、15分前~7日前予約が可能な「AI予約」、ホテル客室配車、タクシー乗車でJALのマイルが溜まるサービスなどを展開。
プラスアルファのサービスも豊富に提供することで、「JapanTaxi」と「MOV」からのお客様の流れを止めず、かつ新たにお客様を獲得して行っております。
街頭での誘致も活発化
2020年、国内大手タクシーアプリ2社の統合は当時大きな話題となりました。
しかもコロナ禍でお世辞にもタクシー業界全体の業績が右肩あ上がりとは言い難い状況下でのM&A。
いや、だからこその決断だったのかもしれません。
国内ではタクシーアプリの浸透度がまだそこまで進んでいるとは言い難く、「知っている人はタクシーを呼ぶ際に使ってる」程度に過ぎないのが現状です。
事実、ようやくタクシー配車アプリのメディア露出が増え始めた3~4年前から昨今のデータでもタクシーアプリの配車率は全体平均で15%に満たない数字が割り出されています。(地域や会社によって変動があります。)
そのため、GOが行った最初のブランディングはこれまでにない派手なものでした。
国民的ヒットドラマに多数出演している大物俳優を起用しての長期に渡るCM放映を開始。
それだけでなく、街頭での広告による宣伝…最近では首都圏や郊外の駅などでの小型・大型看板、ポスターなど至る所に「GO」の広告を目にするようになりました。
沢山の方に認知して頂き、タクシーを利用する際に「アプリを利用して配車を行ってほしい。」「便利なツールである」ということを伝えております。
あなたのご自宅の最寄り駅の看板にも、もしかしたら掲載されているかもしれませんよ!
「お気に入り登録」でいつでも配車
タクシー配車アプリ「GO」では、お気に入りのタクシー会社を予め登録しておくことができます。
例えば「○○タクシーだったらいいな」という感覚程度での好きなタクシー会社、お気に入りのタクシー会社、或いは「気になっていたタクシー会社」があればアプリ上でお気に入り登録すれば配車する際にタップすると該当のタクシー会社がお迎えに上がります。
つまりは、「あの〇〇交通のタクシーは来てほしくない」とう選別がここで出来るという意味でもあります。
※注意事項:配車依頼時、同じ交通圏内でも市外である場合や極端に配車まで営業所が遠方であった場合は配車出来ない場合がありますので予めご注意くださいませ。
▼「GO」タクシー会社お気に入り登録方法
- 「GO」のアプリを開き、左下のメニューをタップ。
- 『タクシー会社』をタップ。
- タクシー会社一覧が表示されるので、「すべて」をタップし、該当の都道府県をタップするか、タクシー会社名を検索バーに入力。
- タクシー会社が表示されたら、右側の「☆」印をタップ
- 「☆」印が「★」印に変わり、お気に入りに登録されました。
- 左上「<」をタップし前画面に戻り、今度は「お気に入り」をタップする。
- お気に入りに登録されているか確認!
※アプリをダウンロード→会員登録してある状態での作業となります。
タクシー配車アプリ「GO」の基本ベースは「MOV」を踏襲しております。
アプリをダウンロードして、会員登録さえしてしまえば、この作業は意外と簡単にできますよ!
[GO」は生活の一部になるか?
タクシー配車アプリの認知度は「未だ道半ば」と言えます。
しかし数年前と比較しますとメディアの露出や広告効果、口コミもあって徐々に利便性がの良さが謳われ、生活に浸透し始めているという印象を持ちます。
世間の通例でどうしてもまだ「タクシーを呼ぶ=電話」という定説があるので、スマホアプリの普及率が逆転するには、もう少し時間を要するとは思います。
それでもシニア層もスマートフォンを活用する方が多くなりましたよね。
携帯電話事業もこぞって「シニア層向けのスマホ教室」を店舗で行うほどです。
現段階ではシニア層だけでなく、若年層からの支持もあります。
これは若年層もスマホや携帯電話の普及によって「電話をする」ことに抵抗感を覚える世代が多く、『タクシーを呼ぶのに配車センターに電話するくらいならアプリでタクシー呼ぶほうが楽』という選択肢を取る方が非常に多いためです。
タクシーは、私たちが思っている以上に「普段の日常に溶け込んでいるもの」です。
それを利用するツールとしてもっと活用してほしいというのが狙いでしょう。
「GO」の活用が今後、タクシーを呼ぶツールとして生活の一部になっていくことを期待しましょう。
ぜひ、ダウンロードがまだの方は、インストールをしてタクシーを呼んで利用してみてくださいね。
初回でしたら都度クーポン等を実施しております。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
タクシー配車アプリ「GO」の東京都内加盟会社は一部地域を除き、非常に多くの会社が加盟しております。
ですので一度配車依頼をかけたら極端に待つということはないはずです。
働く側目線でお話しさせていただくと…コロナ禍に限らず、この数十年先、日本は人口減少という避けて通れない現実の波が押し寄せます。もしかしたら東京首都圏のタクシー営業は今後、本当に流し営業が成立しなくなってしまう可能性があります。うなった際のリスクヘッジは絶対に必要です。
そのためには、お客様が使いやすい、そしてシェアの広いタクシーアプリに対応した会社を選ぶのも賢い手段でしょう。
お客様目線でお話しさせていただくと…使いやすい、シンプルなアプリが良いと思いませんか?
そしてもし、お気に入りのタクシー会社があればチェックができて登録ができる…もうタクシーは「会社を選んで乗る時代」です。
タクシーが公共交通機関でもバスや電車とは違うのは、「予め路線が決まっていない」ところにあります。
となると、目的地までいかに「早く」・「正確に」も大切ですが、同じように「快適」というのも大事な選択肢の一つではないでしょうか?
そんな時に、お気に入りのタクシー会社があると良いですよ!
今回はタクシー配車アプリ「GO」の紹介でしたが、次回はまた他の配車アプリもご紹介します。