この記事を読んで分かること
・自動車セールスエンジニアの年収
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日本交通グループに1年勤務、DSP(ディスパッチャー日本交通タクシー乗り場の管理)・新卒採用担当(新卒採用での説明会)の業務を行っていました。業界の実務経験を経た説得力ある記事作りに定評があります。
・自動車セールスエンジニアってどんな職業?
・自動車セールスエンジニアの年収ってどれくらい?
現在自動車セールスエンジニアの仕事が気になっている人の中には、このように感じている方もいらっしゃるのではないでしょうか。
自動車セールスエンジニアという職業は、あまり聞き馴染みがない方も多いはず。実際どのような仕事をするのか、年収はどれくらいかなど、よくわからない部分も多いですよね。
そこでこの記事では、自動車セールスエンジニアについて、同じく車関係の職業である「タクシー運転手」と比較しながら、以下の内容をご紹介します。
・自動車セールスエンジニア年収VSタクシーの年収比較
・自動車セールスエンジニアVSタクシーの仕事内容の違い
・自動車セールスエンジニアとタクシー向いている人の違い
タクシー運転手と比較することで、仕事内容の違いや年収相場がわかりやすくなるはずです。
ぜひ最後までお読みいただき、転職の参考にしてみてくださいね。
見出し
自動車セールスエンジニア年収VSタクシーの年収比較
まずは、自動車セールスエンジニアとタクシー運転手の平均年収を比較してみましょう。
・自動車セールスエンジニアの年収
・タクシー運転手の年収
順番にご紹介します。
自動車セールスエンジニアの年収
引用:就活の未来(https://shukatsu-mirai.com/archives/73833)
自動車セールスエンジニアの平均年収は、約350万円。日本の平均年収はおよそ430万円ですので、比較的低めであることがわかります。
ただし、自動車セールスエンジニアの収入には、販売実績によってもらえるインセンティブ報酬があるため、個人差があるもの。中には年収600万円以上の人もいるようです。
よって、収入をアップさせるには実力を磨くのがイチバン。実績に伴って収入も上がるため、努力次第で日本の平均年収を超えることも可能でしょう。
タクシー運転手の年収
引用:全国ハイヤー・タクシー連合会 統計調査
(http://www.taxi-japan.or.jp/pdf/toukei_chousa/tinginR2.pdf)
タクシー運転手の平均年収は約370万円。自動車セールスエンジニアよりも20万円ほど高めですが、日本の平均年収およそ430万円と比較すると低めです。
タクシー運転手の給与体系は「基本給+歩合給」。乗客をタクシーに乗せた距離や時間に応じて収入もアップします。
よってタクシー運転手の収入も、自動車セールスエンジニア同様に個人差が大きいため、一概には言えません。また、就職先の会社によって、基本給の金額や歩合率なども大きく変わるようです。
タクシー運転手として収入を伸ばすなら、より基本給や歩合率の高い会社で働き、乗客を確保するための努力をすることが大切でしょう。
自動車セールスエンジニアVSタクシーの仕事内容の違い
次に、仕事内容の違いを確認しましょう。
・自動車セールスエンジニアの仕事内容
・タクシー運転手の仕事内容
どのような違いがあるのかみてみましょう。
自動車セールスエンジニアの仕事内容
自動車セールスエンジニアの主な仕事は、自社製の車をお客様に販売すること。その際は、他社よりも優れた性能などセールスポイントを上手にアピールして販売につなげるため、コミュニケーション能力が重要です。
また、車を購入したお客様のアフターフォローもおこないます。たとえば、修理や整備、事故時の対応、車検の案内など。トラブル対応が続くとなかなか休みが取れないこともあるようです。
そして、お客様に渡すパンフレトや見積もりの作成、プレゼン日時のアポ取りなども仕事のひとつ。購入されたお客様の元へ積極的に顔を出すことも、売り上げアップにつながる大切なポイントのようです。
このように、自動車セールスエンジニアは細かな事務的作業から、営業やお客様元への挨拶回りのようなアクティブな仕事まで幅広くおこないます。
また、必要とされる知識の幅も広く、常に最新情報を取り入れておかなければならないため、勉強も大切になるでしょう。
タクシー運転手の仕事内容
タクシー運転手の主な仕事内容は、街中をタクシーで走行し、乗客を確保して目的地ま送り届けること。より多くの乗客を乗せることが収入アップにつながるため、積極的に乗客を見つけることが大切です。
より多くの乗客を確保するにはコツがあり、高収入ドライバーは、積極的に道を覚えたり、先輩ドライバーから学んだり、実際に走って検証したりと努力を欠かさないようです。
そして、勤務時間中でも乗客がいなければ、音楽やラジオを聞きながら走行する、休憩するなどと自由に過ごせるため比較的気楽に仕事ができます。ただし、休みすぎると収入が下がってしまいますので注意しましょう。
また、自動車セールスエンジニアは資料作成などの事務的作業もおこないますが、タクシー運転手に事務的作業はありません。コミュニケーション能力もそこまで必要ないため、自動車セールスエンジニアよりも挑戦しやすいでしょう。
自動車セールスエンジニアとタクシー向いている人の違い
最後に、自動車セールスエンジニアとタクシー運転手、それぞれに向いている人の違いをチェックしておきましょう。
・自動車セールスエンジニアに向いている人
・タクシー運転手に向いている人
ひとつずつご紹介します。
自動車セールスエンジニアに向いている人
自動車セールスエンジニアに向いている人は以下のような人です。
・車が好きな人
・人と関わることが好きな人
・コミュニケーション能力が高い人
自動車セールスエンジニアは、車に関するあらゆる情報を取り入れておく必要があります。そのため車が好きで、車に関する知識を学ぶ意欲がある人の方が向いているでしょう。
また、自動車セールスエンジニアは営業職ですので、人との関わりが重要です。お客様のもとへ積極的に顔を出したり、会話をしながらお客様との信頼関係を構築することが得意な人ほど、楽しく仕事をできるでしょう。
また、車の販売にはコミュニケーション能力も必要。お客様がスムーズに車を購入できるよう、セールスポイントなどを上手に紹介できる人の方が向いているといえるでしょう。
タクシー運転手に向いている人
タクシー運転手に向いている人は以下のような人です。
・車の運転が好きな人
・道を覚えることが好きな人
・自分を律することができる人
タクシー運転手は長時間車を運転します。そのため、車の運転が好きな人にはぴったりの職業です。
また、道を覚えることも仕事のひとつ。ほとんどのタクシーにはカーナビが搭載されていますが、自分で道を覚えた方が乗客をスムーズに送り届けられます。また、道を覚えることで効率良く乗客を確保できるため、収入アップにもつながるでしょう。
そして、タクシー運転手は他の職業よりも自由に過ごせる時間が多い職業です。自由時間が多い分気楽ではありますが、きちんと仕事をしないと収入が減ってしまいます。よって、自分を律しながら仕事ができる人の方が、タクシー運転手に向いているでしょう。
まとめ:未経験からの転職なら、タクシー運転手がおすすめ
では、この記事でご紹介した内容をまとめます。
自動車セールスエンジニアとタクシー運転手、それぞれの平均年収は以下の通りでした。
・自動車セールスエンジニア:約350万円
・タクシー運転手;約370万円
どちらも会社や個人によって収入差があり、努力次第では平均以上の年収を得られます。
そして、それぞれの仕事内容は以下の通りです。
【自動車セールスエンジニア】
主な仕事はお客様に自社製の車を販売すること。セールスポイントを説明したり、お客様の元へ挨拶回りをしたりと、コミュニケーション能力が必要になる。
【タクシー運転手】
主な仕事内容は、街中をタクシーで走行しながら乗客を確保し、目的地まで送り届けること。効率良く乗客を確保するためには努力が必要。
よって、自動車セールスエンジニアとタクシー運転手、それぞれに向いているのは以下のような人と考えられます。
【自動車セールスエンジニア】
・車が好きな人
・人と関わることが好きな人
・コミュニケーション能力が高い人
【タクシー運転手】
・車の運転が好きな人
・道を覚えることが好きな人
・自分を律することができる人
それぞれの魅力がありますが、未経験から挑戦するならタクシー運転手の方がおすすめです。
タクシー業界は未経験者を積極的に採用中。給与補償制度や教育制度が整っている会社が多いため、未経験者も安心して転職できます。
また、努力次第で収入をいくらでも伸ばせるのも嬉しいポイント。日本人の平均年収を超える高収入を得ることも可能です。
やりがいを感じることはもちろん大切ですが、転職のしやすさや収入面の安心感、働きやすさなども大切。
さまざまな要素から自分に合った職業を選択してみてはいかがでしょうか。
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