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日本交通がタクシードライバー中心に1万人規模のワクチン職場接種を決定

日本交通がタクシードライバー中心に1万人規模のワクチン職場接種を決定

2021年6月20日…東京都は緊急事態宣言を解除するのでしょうか。
それとも。延長するのでしょうか。

仮に解除をしたとしても、従来の「蔓延防止等重点措置」としてしばらくは感染防止対策へ一歩踏み込んだ措置を継続するのは間違いなさそうです(効果はさておいてですが…)。

そして巷では新型コロナウイルスワクチンの接種が活発になってきており、タクシー業界も「接種会場への足」として各地方自治体などとタックを組み、様々な地域でワクチン接種へ一役買うシーンが連日ニュースでも報道されています。

さて今回は、タクシー業界の中でも「ワクチン接種」が始まったというニュースをお伝えいたします。
タクシードライバーへの転職をお考えの方にとっては、安心できるニュースですね。

日本交通がタクシードライバー中心にワクチン職場接種を決定

タクシー大手四社の「日本交通」は、6月21日(月)より職場内での新型コロナウイルスワクチンの接種を開始することを発表しました。
日本政府の発表方針による職場(職域)内での接種開始に従い、ワクチンの職場接種に協力する形となります。

・東京都千代田区の日本交通本社
・ハイヤー事業所がある東京都中央区の銀座営業所
・板橋区の板橋営業所
・北区の赤羽営業所
・足立区の千住営業所
・大阪市西淀川区の日本交通グループ関西(東京・日本交通)のさくらタクシー加島営業所

上記で接種を行う予定です。

 

日本交通グループとは?日本交通グループ会社一覧

 

自社ハイヤー・タクシードライバー1万人規模

日本交通ではハイヤー・タクシー乗務員を中心になんと、1万人規模での新型コロナウイルスワクチン接種の実施となります。

各地で65歳以上の新型コロナウイルスワクチンの接種が開始され、混乱も発生している中、タクシー業界に限らず、各企業でも積極的なワクチン接種を求める声が上がっておりました。

タクシー業界はコロナ対策されている?大手各社の取り組み内容を解説【2021/4/13 追記】

タクシードライバー及びタクシー事業者は、国土交通省より蔓延防止等重点措置や緊急事態宣言下においても「国民の生活・経済の安定確保に必要不可欠な業務を行う事業者」として事業の継続を求められています。

 

タクシーの持つ重要性を踏まえ、率先してワクチン接種に取り組むことで、新型コロナウイルスの早期収束に努め、タクシードライバーを含む日本交通社員、そしてお客様に対してより安心安全に利用して頂けるハイヤー・タクシーを目指していく構えです。

日本交通の評判は?|口コミから職場環境を解説・ご紹介!

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モデルナ社製ワクチンを配布・接種

今回の新型コロナウイルスワクチン接種の対象者は、日本交通を筆頭に日本交通グループ関連会社・業務提携会社のタクシードライバーや営業所内職員など約1万5千人に上ります。
また、その家族の方も接種希望があれば、対応を予定しているとのことです。

今後は日本交通の健康保険組合である「日本交通健康保険組合」と連携し、日本政府より新型コロナウイルスワクチンの配布を受けたのち、接種を実施していく予定です。

尚、日本交通では、モデルナ社製のワクチンで対応するとのことです。

コロナ禍の移動をより快適に「日本交通」のニューノーマルタクシー

これから~Opinion~

各地で新型コロナウイルスワクチンの接種が開始されています。
人口密集地や高齢化が著しい都市では、対応がスムーズに行かないケースが多発したりと、一筋縄ではいかない「一大行事」となっております。

もちろん後期高齢者の方が接種する意義は大きいと思います。ですが、サービス業を始めとした「生活・経済の安定確保に必要不可欠な業務を行う事業者」にこそ、ワクチンの接種を積極的に行うべきではと考えます。

飲食業もしかりですが、それと紐づけされた売上が否定できない「タクシー業界」。
今回はタクシー最大手の日本交通でしたが、大手・準大手・中小関係なく、公共交通機関を運営する旅客業は優先して職場接種を推進して頂きたいと思うものです。ウイルス蔓延で人材不足…だけは避けたいものです。

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