一般市民の我々が先ず情報を知る上で欠かせないのは…テレビ等のメディアが発信するコマーシャル(以下:CM)の影響が大きいのではないでしょうか?
いかに宣伝料というのは、理にかなった利益であるなと…嫌でも納得してしまいます。
それが著名人やインフルエンサーが出演するやたちまちその効果は、スポンサーにとってはまさに「水を得た魚」のようですよね。
さて、再三タクシーメディア内でも「タクシー配車アプリ」のニュースは都度取り上げていますが、今回はそのタクシー配車アプリの新CMが近日公開されるとのことです。
見出し
タクシー配車アプリ「GO」の新CMが6月5日より公開。
タクシーアプリ業界最大手の『GO』を手掛けるMoTこと、株式会社Mobility Technologies(本社:東京都港区 )は、令和3年6月5日(土)より新CMを放映します。
また、テレビCMと連動してクーポン取得のキャンペーン「GOするキャンペーン」を実施することも併せて発表。
『GO』の新規登録とご利用が条件で、こちらは新CMの放映開始に先立つ形で6月3日より実施されます 。
▼【「GOするキャンペーン」キャンペーン内容】
①対象期間に『GO』を新規登録・対象エリア内にてご乗車すると、
乗車毎に「500円」クーポンをプレゼント!
※月間3枚の上限が有ります。②【対象地区は以下の10エリア】
北海道・埼玉県・千葉県・東京都・神奈川県・愛知県・京都府・大阪府・兵庫県・福岡県
※一部地域を除く。
大物俳優さんが登場!
今回の新CMでは、なんと言っても注目なのがキャスティングに大物俳優さんを起用しているところであります!
一体誰が出演をするのか、気になりますよね。
タクシー配車アプリ「GO」の新CMでは、現在フジテレビの月9ドラマ「イチケイのカラス」で主演として出演中の竹野内豊さんと、つい先日まで放映されていたTBSドラマ「俺の家の話」や朝ドラ「まんぷく」、NHK⼤河ドラマ「おんな城主直⻁」、「いだてん〜東京オリムピック噺〜」など多数出演されている前原滉さんが新CMに出演。
合併前の配車アプリ「Japantaxi(旧)」時代のCMの際も吉田鋼太郎さんや温水洋一さんなど、個性派で知名度の高い俳優さんを起用し話題になりましたが、またしてもその流れを汲む形で大物俳優さんをタクシー配車アプリCMにて起用する形となりました。
近年はそういった俳優さん、著名人を起用してのCM、アピール合戦がタクシー配車アプリ業界では多くみられるようになってきている印象があります。
新CMの概要と狙い
タクシー配車アプリ「GO」の新CMでは『GOする取り合い編』と『GOする雨の日編』の2パターンを放映開始予定。
いずれも30秒ほどで、現在先行で動画配信サイト「You tube」にて新CMがご覧になれます。
▼『GOする取り合い編』
▼『GOする雨の日編』
▼メイキング映像
タクシー配車アプリの利用は、新型コロナウイルス感染拡大防止の影響で移動そのものが減少する今、密回避・感染防止・キャッシュレス決済などの点からメリットが高く、今需要が拡大しているのが現状です。
タクシーアプリ「GO」では今回の新CM放映によって、タクシーの安心・安全性を訴え、貴重な移動手段として今後も有効活用していただきたいという狙いがあるため、知名度の高い俳優さんを起用したCMを制作したという訳です。
特に東京特別区では常識であった「タクシーを拾う」というスタイルがコロナ禍によって減少傾向になっているため、新しい生活様式に沿った形で配車アプリをどんどん活用していただきたいという訴えもあります。
実際に見ての所見
【以下:ネタバレ注意】
実際に新CMを見ての感想ですが、非常にコミカルに「タクシーあるある」…を再現していて非常に面白い作品と言えましょう。
純粋が故に空回りしてしまう部長役と、タクシー配車アプリ「GO」を使いこなす部下役…もしかすると現実社会でもよく見かける光景なのではないかと笑ってしまいます。
例えば、雨の日であれば皆さんも経験がある「タクシーが捕まらない」や、「荷物がいっぱいあるのに濡れてしまう」、都心部や繁華街で日常的に発生する「タクシー争奪戦」…こっちが先に手を挙げたんだ!という静かな主張。。(筆者も朝の甲州街道で頻繁に見かけますが、あれ本当に「冷戦」なんですよね。。)
思わずクスっとしてしまい「あ~!あるある!」というシーンが上手に再現されています。
そこで「じゃあ、どうする?…GOする!」という謳い文句の登場。
語呂も見事にマッチして、シンプルかつシックなキャッチフレーズに仕上がっています。
さすがは30秒間の間にアプリの良さを凝縮しつつも、シンプルでキャッチーな伝わりやすいCMとなっています。
改めてですが、CM広告の持つ力というものに引きずり込まれる作品だと感じました。
「じゃあ、どうする?GOする!」…浸透するといいですよね!
業界No.1配車アプリとなった「GO」
言わば“戦国時代”の様相を呈しているタクシー配車アプリですが、車内スマホ決済「GO Pay」や希望車両を配車できる「各種車両指定」、食事配達サービス「Go Dine」など、画期的なサービスを打ち出し、利用者からの信頼と人気を博しています。
シェアも発足時から大きく飛躍し、現在では北海道・宮城県・茨城県・群馬県・埼玉県・千葉県・東京都・神奈川県・富山県・石川県・岐阜県 ・愛知県 ・三重県・滋賀県・京都府・大阪府・兵庫県・奈良県・福岡県の19都府県を中心にエリアを拡大しています。
先代のクシー配車アプリの「JapanTaxi」と「MOV(モブ):旧タクベル」時代からの顧客も統合時から特段混乱なく移行しており、タクシー配車関連アプリにおける日本国内ダウンロード数では見事No.1となりました。
(※App Annie 調べ。Google Play合算値調査期間:令和2年10月1日〜令和3年3月31日)
まとめ~配車アプリは双方にとっても有利!~
タクシー配車アプリはタクシー業界にとって、営業に欠かせない大きなツールとなりました。
何よりお客様目線でも、タクシー配車アプリは大変便利なアプリです。スマホでタクシーを…手のひらで呼べる時代なのですから。そして時間指定・キャッシュレス決済・予測運賃・近年は車両指定まで可能となり、利便性は大きく飛躍しております。
IT化は当然ながら、幸か不幸か、時代はコロナ禍でキャッシュレス決済や密回避の波が押し寄せ、タクシー業界も時代と共にお客様へ対応すべく、現場で働くタクシードライバーの皆さんは常に頭と体をフルスロットルで営業を行っています。本当に頭の下がる思いです。
タクシーを利用するお客様にとっても、タクシードライバーへ転職される方にとってもタクシー配車アプリは営業ツールとして「必要不可欠な武器」ですので、流れに乗り遅れないようにしたいですよね!