2021年も早くも3月となりました。時は弥生、卒業のシーズンであります。
そして例年であれば「お花見」で大いに盛り上がる各地の桜の名所…タクシードライバーも大活躍する絶好の機会なのです。
が、昨年からのコロナ禍の影響で今年もまた自粛ムードは避けられません。緊急事態宣言も地域によっては解除されてはいるものの、1都三県は解除までもう少し時間がかかりそうです。
※3月5日時点で2週間の延長が発表が発表されました。
そんな今年の春は、密を避けてお花見を楽しみませんか?
タクシー業界も昨年のコロナ禍で経験した教訓を生かして新たな取り組みを始めておりますのでご紹介します。
見出し
日本交通が「お花見タクシー」運行。
東京のタクシー最大手、日本交通はこの春、都内の桜の名所を巡る期間限定の観光タクシーを運行することを発表しました。
「お花見タクシー2021」と銘打ち、期間は令和3年3月20日~4月10日までの予定です。これに先駆け、3月3日に予約受付を開始しました。
都内3エリアのお花見コースを用意
お花見コースは主に都内3エリアをご用意。
お花見の名所として名高い上野駅周辺のコース。都心部の芝公園を中心とした東京駅周辺のコース。再開発著しい品川駅付近のコースとバラエティに富んでいます。
いずれもエスコートするのは日本交通に在籍する約1万人のタクシードライバーから選抜された観光ガイドの資格を有するタクシードライバーなので安心です。
「スキマ時間を有効活用」が狙い
今回のお花見タクシーは例年日本交通が実施しているものですが、特にコロナ禍の昨今は需要の高さが予測されるのに加え、「2時間」という時間に限定してのお花見コースなので、気兼ねなく楽しむことが出来るのも利点のひとつでしょう。
特に高齢の方や移動時の混雑でストレスを抱える方には最適なのではないでしょうか。
発着地も東京駅・上野駅・品川駅と予め指定しており、途中で食事のテイクアウトや写真撮影の下車なども可能。(極端な話、仕事の商談にも使えてしまったりもします。)
日本交通では今回のお花見タクシーをスキマ時間を有効に活用していただくことが狙いとのことです。
「桜にN」の行灯…実は激レアの桜色も
日本交通の伝統的なシンボルマーク「桜にN」。
これはタクシードライバーの制服はもちろんのこと、日本交通の行灯としてもお馴染みであります。
都内に約4500台構える日本交通のタクシー車両は例外なくこのマークの行灯を付けて昼夜お客様を快適に目的地まで送り届けております。
日本交通のタクシードライバーにとってもこの「桜にN」マークは誇りでもあります。
通常であればこのシンボルマークは青色の文字となっておりますが、都内に約4500台ある日本交通のタクシー車両のうち「桜色」の行灯の車両があるのをご存じでしょうか?まさにこの桜満開近づくこの時期にぴったり!
しかも…この桜色の行灯、都内にたった4台しか走っておりません。
文字通り「激レア」な車両となっておりますだけに、出会えただけでもラッキーです。
残業で終電を逃し、
タクシー捕まえた27時。
そのタクシーは #幸運のタクシー なるものだった!!降り際に運転手さんから
実は…と説明を受け
記念カードをもらった。
驚きと共に疲れは一瞬で吹き飛び、
ただ幸せな気分になった。
ありがとう!@Pinkchaaaaaaan pic.twitter.com/8ZWsXzKVrB— グズラだよ (@ora_guzura_dado) March 4, 2021
もし桜色の行灯タクシー乗車できて、しかもお花見まで出来てしまった日にはもしかしたら一生分の運を使い果た…すまでは行きませんけども幸運な一日を過ごすでしょう!
これから~Opinion~
タクシーは以前より「密を避けれる最適な乗り物」として見直されており、換気も出来る上、車内の空調機能やウイルス対策も早期に講じてきた努力の甲斐もあり、安心して移動が出来るメリットがあります。
今や車内にアルコールや次亜塩素酸水などの消毒液を常備しているタクシーが通例となっており、タクシードライバーの感染拡大防止の対策も、マスク着用、手洗いうがい、車内換気や除菌も絶えず行っており、一人ひとりが点呼の段階から徹底しております。
お花見の名所を巡る観光タクシーはまさにwithコロナの時代に合致する、新時代のサービス様式と言えましょう。