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タクシーアプリ『GO』各種車両を指定可能の新サービスはじまる

「すみません~タクシー1台お願いします!」

ほんの数年前までタクシーを呼ぶ際、ありふれた光景としてお客様はタクシー会社へ配車の連絡をすれば5分と経たないうちに自宅の前にタクシーがお迎えにという時代が通例でした。

ですが今やタクシーは「スマホで呼ぶ時代」、配車アプリ戦国時代です。
区別化を図るべくタクシー配車アプリ各社の競争は激しいのですが、この度タクシー配車アプリのパイオニア的存在「モビリティテクノロジーズ社(MoT)」から新たなサービスが登場しました。

タクシードライバーへの転職の際、是非情報としてお役立ちください、

タクシーアプリ『GO』各種車両を指定可能の新サービスはじまる

タクシーアプリGOのメニュー画面より。車両指定がこのほど可能となった。操作性も良好だ。

タクシー配車システム提供のモビリティ関連事業「モビリティテクノロジーズ社(MoT)」は1月20日、タクシーアプリ「GO」の新機能としてスライドドアや車いす対応のタクシー車両が指定できる「タクシー車両サービス指定」の提供を開始することになりました。

エリアは東京都をはじめ神奈川県・京都府などの一部エリアから試験導入的にスタートするとのことです。

【新アプリ『GO』9月登場】東京交通新聞 より(2020年8月3日抜粋)

アプリ「ジャパンタクシー」の後継として誕生。

次世代タクシーアプリとして、新たなムーブメントを作ることが出来るか。

タクシー配車アプリGOは、DeNA社のタクシー配車アプリ「MOV」とタクシー大手の日本交通が展開するタクシー配車アプリ「ジャパンタクシー」とともに2020年9月、モビリティテクノロジーズ社が継承する形で誕生しました。

現在は全国17エリアでサービスを展開している大手タクシー配車アプリとなっております。

国内タクシーアプリ2社「JapanTaxi」と「MOV」が統合で「MoT」になるとどうなる?

タクシー配車を車両指定より便利に

ありそうでなかったサービス「車種指定」。タクシー会社単位で行うとなれば賄いきれない部分も発生するが、アプリ内であれば参画タクシー会社間の配車が可能となり一石二鳥である。

今回新機能となる「サービス指定」は、以下の通りの車両が指定可能です。

  1. スライドドア車両
  2. 車いす対応車両

スライドドア車両の指定に関しては、次世代タクシー車両として名高いトヨタ『JPN TAXI』をベースに指定が可能。また状況に応じて日産『NV200』などの大型ワンボックスカータクシーで配車となるケースも。

いずれの車種も「スライドドア」であり、あらかじめアプリ画面にて「スライドドア車両」を指定することにより、配車が完了できます。

※なお旧アプリ「ジャパンタクシー」時代には2020年の6月に京都市内の「都タクシー」が先駆けて車いす対応車両の指定を可能としたサービスをスタートさせていました。

車いす対応車両の指定については、UD研修など車いすへの対応が可能なタクシードライバーが乗務するユニバーサルデザインタクシーを指定しての配車が可能です。

これを機にぜひ、業界No.1のタクシー配車アプリ「GO」をあなたのスマホに取り入れてみてはいかがでしょうか!?

【車いす対応車】東京交通新聞 より(2020年6月29日抜粋)

これから~Opinion~

タクシーをただ配車して目的地までお届けするのでは、どこのアプリでも本質的に変わらないでしょうし、全くと言ってよいほど区別化も図れません。ともすればライドシェアに圧倒されてしまう可能性もあります。

この3~4年で目まぐるしく変化したタクシー配車アプリのプラスアルファのサービスですが、顧客ニーズに応えるためには単に「面白い内容」だけでは企画倒れは目に見えております。
世の中が抱える問題に対して応えてきたタクシーは交通業界のリードオフマンとして、今後も「痒い所に手が届く」ようなサービスを追求してほしいと思います。
何故なら二種旅客業は、単なる運輸業ではなく、接客業でもあるからです。

そういえば以前タクシードライバーへ転職される方と面接へ同行した際、某タクシー会社の人事担当の方がこのような事を仰っておりました。
「タクシードライバーは“究極の接客業だ”」と。

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