この記事を読んで分かること
・女性ドライバーのメリット・デメリット
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日本交通グループに1年勤務、DSP(ディスパッチャー日本交通タクシー乗り場の管理)・新卒採用担当(新卒採用での説明会)の業務を行っていました。業界の実務経験を経た説得力ある記事作りに定評があります。
・女性でもタクシードライバーになれるのだろうか…
・女性がタクシードライバーになるメリットやデメリットが知りたい!
このような悩みをお持ちの方も多いと思います。
タクシードライバーは男性が働いているイメージが強い職業。女性がタクシードライバーを目指したくても、男性イメージが強いとなかなか就職に踏み切れないですよね。
そこでこの記事では、女性でもタクシードライバーを目指せる理由や、女性がタクシードライバーとして働くメリットやデメリットをご紹介します。
具体的には、以下の内容をご紹介します。
・女性でもタクシードライバーになれる理由
・女性がタクシードライバーとして働くメリット・デメリット
・タクシードライバーをオススメできる人・できない人
この記事を読めば、自分がタクシードライバーに向いているか、また、女性ならではの仕事のイメージをつかめるでしょう。タクシードライバーへの転職を考えている女性の方は、ぜひ最後までご覧ください。
見出し
女性でもタクシードライバーになる事は可能なのか
男性が働いているイメージが強いタクシードライバーですが、女性でもタクシードライバーになることは可能です。実際、割合は少ないものの多くの女性ドライバーが活躍しており、その数は年々増加傾向にあります。
近年では、女性専用の車両や休憩所を設置するなど、女性ドライバーを優遇するタクシー会社も多くなりました。また、国土交通省では「女性ドライバー応援企業」の認定制度が作られています。
タクシーの利用客からも女性ドライバーを希望する声が上がっています。男性イメージが強いタクシー業界でも女性ドライバーのニーズは高く、女性にとって働きやすい環境が整っているのです。
女性がタクシードライバーとして働くメリット・デメリット
女性がタクシードライバーとして働く主なメリットは、以下の2点です。
・時間の融通が利きやすい
・女性ドライバーのニーズが高い
一方、デメリットは以下の2点です。
・お客さまとのトラブルには注意が必要
・不規則な生活が美容に影響する
では、それぞれ詳しくご説明します。
メリット1:時間の融通が利きやすい
タクシードライバーは、他の職業に比べて時間の融通が利きやすい仕事です。主な勤務形態は、日勤・夜勤・隔日勤務の3種類。日勤は一般的な会社員同様に朝から夕方まで、夜勤は夕方から翌朝にかけて、隔日勤務は朝から翌朝にかけて仕事をします。
会社によっては希望の勤務形態で働けるため、自分の生活リズムに合わせた勤務が可能です。最近ではフレックス制や時給制を採用する会社も増えてきました。ノルマがない会社に就職すれば短時間の勤務も可能です。
このように働く時間を柔軟に設定できるため、本業だけでなく副業として働いたり、家事・育児と両立したり、個人の都合に合わせて働くことが可能になります。
メリット2:女性ドライバーのニーズが高い
女性ドライバーはタクシーの利用客から高いニーズがあります。その理由は、女性ドライバーに「安心感」を感じる人が多いからです。
実際、利用客からは「女性ドライバーの運転は丁寧で安心感があった」「夜中の利用でも女性ドライバーだとほっとする」「子どもの送り迎えを頼むのは女性だと安心できる」などの声が上がっています。
特に利用客が女性や小さな子どもの場合、運転手が女性だと話しやすかったり、リラックスできたりするようです。実際、女性ドライバーは運転が丁寧な傾向がありますし、女性ならではの物腰柔らかな接客が安心感につながるのでしょう。
デメリット1:利用客とのトラブルには注意が必要
さまざまな人を乗せるタクシードライバーの仕事では、利用客とのトラブルに注意が必要です。特に夜は飲み会後のタクシー利用が多いため、酔っ払った利用客の対応に困ることがあります。
男性ドライバーでも対応が難しいケースもありますが、女性だからという理由でトラブルに合うこともあるようです。
こうしたケースに備えて、会社側ではどのような対応を取ってもらえるのか、自分ではどのように対応すればよいのか、事前に対応策を講じておくことが大切です。
デメリット2:不規則な生活が体調や美容に影響する
もし夜勤や隔日勤務で働くことになった場合、これまで昼間に働いていた人は急に不規則な生活を送ることになるため、体に不調が出てしまうかもしれません。また、不規則な生活は肌荒れにもつながるでしょう。
女性は特に美容を気にしている人が多い傾向があります。美容を気にしている方は、自分んで時間帯選択できる会社に就職するのがおすすめです。
女性タクシードライバーをオススメできる人・できない人
女性タクシードライバーをオススメできる人は「時間に縛られず、しっかり稼ぎたい人」、オススメできないのは「自己管理が苦手な人」です。
では、それぞれについてご説明します。
オススメできる人:時間に縛られず、しっかり稼ぎたい人
家庭を優先しながら時間に縛られず働きたい女性や、プライベートを充実させながらしっかり稼ぎたい女性にはタクシードライバーがオススメです。
タクシードライバーは、比較的時間の融通が利きやすい職業。子育て中であれば土日は休んだり、平日は日勤で働いたりしてきちんと家族との時間を確保できます。最近は、保育所や託児所を備えている会社も増えており、家庭を持つ女性にとって働きやすい職業といえるでしょう。
夜勤を選択すれば、深夜帯のタクシー料金が割り増しされる時間帯に働けるので、日勤よりも稼ぎやすいです。隔日勤務は長時労働になりますが、まとまった休みを取りやすく、家族と過ごす時間やプライベートを充実させられます。
また、給与形態が歩合制のため、自分の頑張り次第でしっかり稼ぐことも可能です。家庭の都合や懐事情などに合わせた柔軟な働き方ができるのは、タクシードライバーならではの大きなメリットです。
オススメできない人:自己管理が苦手な人
自己管理が苦手な人には、タクシードライバーはオススメできません。
タクシードライバーは1人で仕事を行います。他人から監視されない状況下では、どれだけ仕事をサボったとしても注意されることはありません。
また、タクシードライバーの給与体系は基本的に歩合給。自分を律して仕事に励まなければ収入は伸びないでしょう。
タクシードライバーとして働くのであれば、自己管理をきちんと行い、向上心を保って真面目に勤務することが重要です。
まとめ:女性もタクシードライバーを目指そう!
タクシードライバーは働き方が比較的自由なため、自分に合った働き方が可能になります。託児所や保育所がある会社であれば、子育て中の女性でも非常に働きやすいでしょう。また、未経験者でも始めやすいですし、しっかり稼げる職業です。
そして、利用客からのニーズも高いため、女性ドライバーの活躍の場はますます広がるはずです。現在、多くのタクシー会社では女性ドライバーを歓迎しており、二種免許の取得費用負担や、未経験からでも始めやすいサポート体制が整っています。
女性だからといって躊躇せず、ドライバーを目指そうと考えている方は、ぜひ一度チャレンジしてみてはいかがでしょうか。
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