この記事を読んで分かること
・マスクを着けていない人に対し、乗車拒否をすることが可能になった事
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正当な利用が無く、マスクをしていない人の乗車を拒否出来る様に
11月4日、国土交通省は東京都内のタクシー事業者(大手・個人など約10の事業者)が申請していた、「マスクをしていない人」のタクシー乗車を拒否できることを認可した。
マスクをしていない人の乗車を一律で断るものでは無い
国土交通省では、マスクをしていない人についてはタクシー運転手が「理由をしっかりと聞いたうえ」で、病気や持病など、マスクを着用する事が困難であるかを確認し、正当な理由が無い場合に限りマスクの着用を要請できる事を原則とする。
そのうえでマスクの着用をしない人については、乗車拒否をする事が出来るとしている。マスクをしていない人を「一律で乗車拒否するものではない」という点には注意が必要だ。
都内だけでなく関西でも同様の認可
12月4日、関西でも同様の認可をしたことを発表。大阪・兵庫・京都の19の事業者について、条件付きでの乗車拒否を認めた。今後、他の事業者についても審査が終わり次第認可を出す方向としている。
サービスの利用側・提供側共にマナーを守る様に理解を
認可の背景には、泥酔しているタクシーの利用客が「マスクをせずに大声で話す」など、事業者から相談が相次いだという事が挙げられる。サービスの提供側であるタクシー運転手だけでなく、利用側(乗車客)の双方が適切なマナーを守り、感染拡大防止に努める事が重要だ。
タクシーのみならず、マスクの着用について拒否反応を示す人は一定数存在します。是非はともかくとして、相手を思いやって行動出来る様にしたいですね。