
「稼ぐなら、より条件の良い会社がいい!」
これは就職・転職をする上で共通の認識と言えましょう。無論、タクシードライバーも同様です。
好条件・好待遇のタクシー会社は求人情報の中では魅力的です。ではタクシー会社で好条件と言われる条件のひとつ「歩率」について少し見てみましょう。
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「歩率の高いタクシー会社」とは一体どんなもの?
「歩率の高いタクシー会社」とは一体どんなものなのでしょう?
タクシードライバーの収入の仕組みを紐解いてみると、基本的には『歩合制』=やったらやった分だけという内容に辿り着きます。
しかし歩合のパーセント=歩率は、実を言うとタクシー会社によってまちまち。そこまで大きな差はないものの、稼ぐ方やベテランドライバーの方は気になる部分です。
「歩率の高いタクシー会社」はどんなメリットがあるか?
「歩率の高いタクシー会社」のメリットは、読んで字のごとく歩率が高いので、お給料が高いことです。
通常タクシー会社の平均歩率は59%~60%と言われており(B型賃金)、最大でも65%付近という高い水準を誇る会社もあります。
他業種と比べても売り上げの半分以上をご自身のお給料(額面)に出来るわけですから、タクシードライバーという仕事がいかに魅力であるかがお分かりいただけると思います。※ちなみに不動産仲介業は20~30%と言われています。
通常タクシー会社の求人の多くは歩率を明記することは少ないのですが、面接や会社説明会、タクシー求人専門サイトの無料転職相談などで情報を知ることが出来ます。ぜひ些細なことでも気軽に相談をしてみましょう。
「歩率の高いタクシー会社」タクシー会社はどんなデメリットがあるか?
「歩率の高いタクシー会社」のデメリットは、歩率が高い分、他の箇所で控除額が発生する可能性があるということです。
タクシー会社によって歩率に差があるのは前述したとおりですが、高い会社であればあるほど、乗務員手数料などが差し引きされる事例が多く発生します。
乗務員負担の手数料こそ撤廃の動きは強いものの、1%~3%平均で売り上げから徴収するわけですから、場合によっては平均値の歩率を行くタクシー会社とさほど結果的には変わらないお給料ということも、珍しくありません。
「歩率の高いタクシー会社」で注意すべきこと
歩率の高いタクシー会社で注意すべき点は、歩率の下限上限に注意することです。
タクシードライバーは売り上げによって歩率が変動していきます。「最大62%」という明記が多いのですが、あくまでこれは「最大」であることを覚えておきましょう。
賃金形態によっても若干反映される部分が変わりますので注意しましょう(AB型賃金であれば、歩率から平均5~8%を賞与としてプールする。B型であれば売り上げにより、例えば52%からスタートなど)。
また、歩合制には主に2パターンの種類があり、運賃収入等を区分化し、都度歩率が変動していくなかで、各区分間の運賃収入等にその対応する比率を乗じた金額を合計する積算歩合給制と、売り上げ等に応じ歩合給が定められている際、歩合給の額が増減する累進歩合制があります。
但し、累進歩合制はタクシードライバーの長時間運転による事故やスピード違反を誘発する恐れがあることから近年では廃止の動きが非常に強く、取り入れている会社は少なくなりました。
まとめ
歩率の良いタクシー会社は非常に魅力的です。
ですが「極端に稼げる」かとなると実は大きな差は出ないこともあります。
もちろんあなたが将来年収1,000万円も稼ぐプレーヤーになればまた状況は変わるかもしれませんが、現時点では控除等も含めると、意外と横並びの条件であったりもします。
長い目で見て歩率の良いタクシー会社の求人情報を見つけた際は、プラスアルファであなた自身がタクシードライバーとして輝けるもう一つの条件を見つけることが大切でしょう。