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自動日報のあるタクシー会社のメリットと確認すること

自動日報のあるタクシー会社のメリットと確認すること

タクシードライバーは普段多くの方をお乗せし、目的地まで運びますよね。

しかし、どうやって売り上げを記録しているかは未知数ではないでしょうか。
よく『タクシーは稼げる』という謳い文句の求人サイトは多く見かけると思いますが、ではどうやってその証拠を示しているのでしょう?

タクシードライバー自身でお客様が乗車する毎に手書きで「日報」を書くタクシー会社もある中、近年かなりの割合で多いのが「自動日報」です。
では自動日報のある会社がどんなものか深掘りしてみましょう。

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自動日報のあるタクシー会社とは

自動日報のある会社は、帰庫時にメーターにセットした乗務員登録証を専用の機械に接続することにより、その日の乗務記録がすべて自動で印刷されます。

タクシードライバーには1日の乗務に係る『全作業』の報告を書くことが法律で義務づけられています。
1乗務ごとに、『全走行キロ数』、『実車キロ数』、『乗車時間』、『乗車場所』、『降車場所』、『乗降人数(性別)』、『休憩時間』などを、乗務終了時(帰庫)のメーター指数を記録し出発時の指数との差額で運賃額を計算します。

自動日報は呼んで字のごとく「自動」なので、大変便利な機械です。近年では無線LANでデータの送信を送ることが可能なメーターも誕生しております。

自動日報のあるタクシー会社はどんなメリット?

自動日報のあるタクシー会社のメリットは、「運転業務に集中できる」ということでしょう。

これをタクシー会社によってはお客様が利用した都度手書きで行っているスタイルもあるのですが、現在ではこの「自動日報」の会社がかなりの割合を占めており、タクシードライバーの手間も省けるようになりました。

自動日報のあるタクシー会社はどんなデメリットがある?

自動日報のあるタクシー会社のデメリットは、状況に応じてメーターのボタンを都度押さなくてはいけないということです。

例えば、空車でタクシーを走行させていた時、たまたまお客様が大急ぎで乗ってきました。その時タクシードライバーも無我夢中で慌ててしまい、「気付いたら空車のボタンを押し忘れて走っていた…。」という事態にならないように、空車と実車、そして休憩時に適用する「回送」も確実に押しましょう。そして人数なども、タクシー会社の売り上げや統計としてデータを記録するための重要な部分ですので、正確な情報を押すことが大切です。

自動日報のあるタクシー会社を選ぶ際に注意すること

自動日報のあるタクシー会社を選ぶ際に注意することは、ずばり「日報は自動か手書きか」どうかです。

手書きですと、お客様を降ろした後に「新橋駅から~兜町まで…〇〇円、男性1人…」と手書きで記録していかなければなりません。
ひと昔前までこういう光景はタクシー会社ではごくありふれたものでしたが、現在東京首都圏では本当に少なくなりました。タクシードライバーの効率性、合理的配慮を考えると、どうしても自動日報のほうが分が上がるのは無理もありません。
基本はタクシー会社ですので、手書きであろうが自動であろうが、やることは同じではあるのですが、やはり少しでも無駄な時間を省けるのは魅力ですよね。

まとめ

タクシードライバーのお仕事は、比較的自由度の高い仕事ではあります。

ですが、タクシードライバー自身の安全と売り上げを守るために、しっかりと記録に残していくべきものがあります。それは車内の防犯カメラ(ドライブレコーダー)も然りですが、この自動日報も同様です。

いつ、どこで、誰を乗せて、どれくらい走行し、どれくらい売り上げを上げたかという大切なエビデンスにもなります。意外と知られていないタクシードライバーが稼いでいる『証拠を示す部分』ですので、営業の際はしっかりとボタンを押すようにしましょう。

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