私たちが車を運転するとき、ガソリンが切れてしまったら「ガソリンスタンド」へ行きますよね。
でもガソリンスタンドでタクシーを見かけたことってありますでしょうか?
実はタクシー車両の燃料は、一部のハイブリッド自動車を除いてすべて「LPガス」なのです。
タクシー会社にはLPガススタンドを完備している会社もあります。
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◆タクシー知恵袋『燃料スタンドと契約している会社はあるの?』
見出し
LPガススタンド完備のタクシー会社とは
洗車機同様、LPガススタンドが併設させているタクシー会社も、少ないのが現状です。
併設していないからと言って落ち度では全くありません。むしろ併設していることが幸運でしょう。
タクシーも含め、LPガスで走る自動車はガソリンを燃料とする自動車と比較しても燃費は良い…とはいえません。タクシー車両がLPガスを燃料としている一番の理由は『燃料費が安い』からです。
LPガススタンド完備のタクシー会社はどんなメリット?
LPガススタンド完備のタクシー会社のメリットは、自社営業所で燃料補充が出来るという点です。これはタクシードライバーとして、「営業時間」を十分に使えるという意味であり、帰庫前に「LPガスをどこかで補充しなくては…」と焦ったりする必要がない訳です。
LPガススタンドがないタクシー会社はどんなデメリットがある?
LPガススタンドがないタクシー会社のデメリットは、営業終了(帰庫)の30分~1時間前に近隣のLPガススタンドに寄って燃料を補充しなくてはいけないため、乗務時間に少々のロスが出来てしまう点です。
通常タクシー会社に「LPガススタンド完備」は当たり前ではないため、ほとんどのタクシードライバーは帰庫時に、近隣の提携先であるLPガススタンドへ行き、燃料を補充してからご自身の営業所へ帰庫するというのがセオリーとなっています。
そのため、どうしても営業所に戻る手前に「LPガススタンドへ行く時間を予め余分に取っておく必要がある」事態になります。
近隣にLPガススタンドが在ればよいですが、営業所によっては少し離れた場所にLPガススタンドが位置していることも珍しくありません。
LPガススタンドを使用する際注意すること
LPガススタンドを使用する際に注意することは、すべてのLPガススタンドでタクシーが燃料補充できるという訳ではないということです。
タクシー会社では各事業者ごとにLPガススタンドと契約しているため、燃料を補充する際の料金が発生しないのが一般的です(一部は乗務員負担も有)。
その代わりに、提携していないLPガススタンドでは原則として燃料を補充することが出来ないという難点があります。
まとめ
LPガスを燃料に今日もお客様を乗せてあの街・この街へと走り続けるタクシー。
実は街中のガソリンスタンドでタクシーを見かけたことがないのには、LPガススタンドで燃料補充をしているという理由がありました。
営業終了前にLPガススタンドへ行き、満タンでタクシー会社に帰庫するのが一般的ですが、LPガススタンドが完備されているタクシー会社ですと、時間短縮が図れて営業にも幅が出るという大きなメリットも。
転職・再就職をお考えの方は、タクシー会社選びの中で一つの参考にしてみてはいかがでしょうか。
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