この記事を読んで分かること
・面接関連メールの種類と例文
この記事は8分で読み終わります
日本交通グループに1年勤務、DSP(ディスパッチャー日本交通タクシー乗り場の管理)・新卒採用担当(新卒採用での説明会)の業務を行っていました。業界の実務経験を経た説得力ある記事作りに定評があります。
「面接関連メールの作り方を知りたい」
「参考になる例文はないのかな?」
このように面接関連のメールについて悩みを抱えていませんか?
企業との連絡に慣れていないと、メール作成の方法がわからず困ってしまいますよね。
この記事では、大手タクシー会社「日本交通」に勤めていた私から、面接関連メールの例文をシチュエーション別に8つご紹介・文章を作成する時のポイントも解説します。
最後まで読めば面接関連メールの作り方が必ずわかりますので、ぜひ参考にしてください。
見出し
面接関連メールの種類と例文
今回は以下5つのシチュエーション別に、例文をご紹介します。
・日程調整・変更
・面接のキャンセル・遅刻
・内定辞退
・内定承諾
・面接後のお礼
順に確認していきましょう。
種類:日程調整・変更
日程調整・変更を行うシチュエーションには、以下の3つが考えられます。
面接の候補日を提案された場合
こちらから候補日を提案する場合
日程変更を依頼する場合
それぞれについて、例文とメール作成のポイントをご紹介します。
例文:面接の候補日を提案された場合
株式会社〇〇
〇〇様
お世話になっております。
〇〇と申します。
ご多忙の中、面接日程をご連絡いただきありがとうございました。
ご提示いただきました日程のうち、下記にてお伺いします。
〇月〇日(〇)〇〇時~
当日は、どうぞよろしくお願いいたします。
————————————————
〇〇 〇〇(名前)
xxx-xxxx(郵便番号)
〇〇県〇〇市〇〇(住所)
0x0-xxxx-xxxx(電話番号)
xxxxx@xxx.com(メールアドレス)
————————————————
【面接の候補日を提案された場合のポイント】
日程調整してくれたことに対する感謝を述べる
問題があれば日時を再調整する必要があるので、なるべく早く返信する
例文:こちらから候補日を提案する場合
株式会社〇〇
〇〇様
お世話になっております。
〇〇と申します。
この度は書類選考通過のご連絡、誠にありがとうございます。
以下、私の面接希望日時を記載させていただきます。
①〇月〇日(〇)〇〇時~〇〇時
②〇月〇日(〇)〇〇時~〇〇時
③〇月〇日(〇)〇〇時~〇〇時
上記日程であればお伺いできますので、ご調整いただけますと幸いです。
もしご調整が難しければ、再度日程を提示いたしますのでお申し付けください。
お忙しい中恐れ入りますが、何卒よろしくお願いいたします。
————————————————
署名
————————————————
【こちらから候補日を提案する場合のポイント】
できる限り多く日程候補を送る(3つ以上が目安)
必要に応じて再調整する姿勢も示す
例文:日程変更を依頼する場合
株式会社〇〇
〇〇様
お世話になっております。
〇〇と申します。
〇月〇日(〇)〇〇時よりお約束しておりました面接日程を、
諸事情により変更したくご連絡いたしました。
急なご連絡となり、大変申し訳ございません。
先ほどお電話させていただきましたが、ご不在とのことでしたので、
取り急ぎメールにてご連絡させていただきました。
誠に勝手なお願いで大変恐縮ですが、
以下の日程の中で、再調整していただけないでしょうか。
①〇月〇日(〇)〇〇時~〇〇時
②〇月〇日(〇)〇〇時~〇〇時
③〇月〇日(〇)〇〇時~〇〇時
後ほど、再度お電話をさせていただきます。
ご多忙の中大変恐縮ですが、何卒ご検討いただけますと幸いです。
どうぞよろしくお願いいたします。
————————————————
署名
————————————————
【日程変更を依頼する場合のポイント】
基本は電話で依頼をする(不在の場合にメールで連絡する)
諸事情の詳細は記載しない
日程候補を複数提示する
種類:面接のキャンセル・遅刻
続いて、面接のキャンセル・遅刻を伝える場合の例文をご紹介します。
例文:面接のキャンセルを伝える場合
株式会社〇〇
〇〇様
お世話になっております。
本日〇月〇日(〇)〇〇時より、面接のお時間をいただいております〇〇と申します。
大変恐縮ですが、〇〇〇のために本日の面接に伺うことが難しくなりました。
急なご連絡となり、誠に申し訳ございません。
先ほどお電話させていただきましたが、ご不在とのことでしたので、
取り急ぎメールにてご連絡させていただきました。
大変お手数をおかけいたしますが、
日程の再調整が可能でしたら、改めてご相談させていただきたく存じます。
後ほど、再度お電話をさせていただきます。
何卒よろしくお願いいたします。
————————————————
署名
————————————————
【面接のキャンセルを伝える場合のポイント】
基本は電話で連絡する
キャンセルの理由を伝える
謝罪する
再調整が可能か質問する
例文:面接の遅刻を伝える場合
株式会社〇〇
〇〇様
お世話になっております。
本日〇月〇日(〇)〇〇時より、面接のお時間をいただいております〇〇と申します。
誠に申し訳ございませんが、
〇〇〇のために、〇〇分ほど面接に遅れそうな状況です。
先ほどお電話させていただきましたが、ご不在とのことでしたので、
取り急ぎメールにてご連絡させていただきました。
大変恐縮ですが、このままお伺いして面接をしていただくことは可能でしょうか。
もしくは面接日程を再調整していただけないでしょうか。
面接日程を調整いただいたにも関わらず、このような事態となり大変申し訳ございません。
後ほど、再度お電話をさせていただきます。
何卒ご検討のほど、よろしくお願いいたします。
————————————————
署名
————————————————
【面接の遅刻を伝える場合のポイント】
基本は電話で連絡する
遅刻の理由を誠実に伝える
遅刻時間の目安を伝える
謝罪する
面接に向かうべきか、再調整してもらえるかを質問する
種類:内定辞退
続いて、内定辞退を伝える場合の例文をご紹介します。
例文:内定辞退を伝える場合
株式会社〇〇
〇〇様
お世話になっております。
内定の通知をいただきました〇〇と申します。
先ほどお電話させていただきましたが、
ご多用のようでしたので、メールにて失礼いたします。
光栄なお知らせをいただきながら誠に恐縮なのですが、
検討の結果、内定を辞退させていただきたくご連絡いたしました。
選考に際してお時間を頂戴したのにも関わらず、このようなご連絡となり誠に申し訳ございません。
また、メールでのご連絡となりましたこと、何卒ご容赦いただけますと幸いです。
最後になりますが、貴社の益々の発展をお祈り申し上げます。
————————————————
署名
————————————————
【 内定辞退を伝える場合のポイント】
基本は電話で連絡する
辞退の理由は詳細に説明しない
選考で時間をいただいたことに感謝を伝える
種類:内定承諾
続いて、内定承諾を伝える場合の例文をご紹介します。
例文:内定承諾を伝える場合
株式会社〇〇
〇〇様
お世話になっております。
〇〇と申します。
この度は内定のご連絡をいただき、誠にありがとうございます。
ぜひとも、お受けさせていただきたく思います。
内定をいただくことができ、大変うれしく思っております。
いち早く貴社の戦力として活躍できるよう、努力して参ります。
今後もご指導のほど、何卒よろしくお願いいたします。
————————————————
署名
————————————————
【内定承諾を伝える場合のポイント】
内定のお礼を伝える
内定辞退を心配されるので、できる限り早く返信する
労働条件など気になることがあれば、内定承諾前に確認する
種類:面接後のお礼
最後に、面接後のお礼を伝える場合の例文をご紹介します。
例文:面接後のお礼を伝える場合
株式会社〇〇
〇〇様
お世話になっております。
本日〇月〇日(〇)〇〇時より面接していただきました〇〇と申します。
本日はご多忙の中、面接の機会をいただき誠にありがとうございました。
〇〇様のお話を伺う中で貴社の〇〇に興味を持ち、貴社で働きたい思いがより一層強くなりました。
まずは面接のお礼を申し上げたく、ご連絡させていただきました。
最後になりますが、貴社の益々の発展をお祈り申し上げます。
————————————————
署名
————————————————
【 面接後のお礼を伝える場合のポイント】
面接の時間をいただいたことに感謝を伝える
面接時に得た情報を盛り込み、志望度の高さをアピールする
遅刻やキャンセルなどをした場合は、再度謝罪をする
まとめ:例文を参考にして好印象なメールを作成しよう
今回はシチュエーション別に、面接関連メールの例文と作成のポイントをご紹介しました。
面接関連のメールは、あなたの印象を左右する重要なものです。
今回紹介したメール作成のポイントを意識して、担当者に好印象を与えるメールを作成してみてください。
転職道.comでは、タクシー会社の求人案件を豊富に取り扱っています。
無料の転職相談を利用すると、自分に合った求人を紹介してくれたり、代わりに企業に応募をしてくれたりします。
利用者満足度が非常に高いサービスなので、タクシー業界への転職を考えている方は利用してみてはいかがでしょうか。
日本交通グループに1年勤務、DSP(ディスパッチャー日本交通タクシー乗り場の管理)・新卒採用担当(新卒採用での説明会)の業務を行っていました。業界の実務経験を経た説得力ある記事作りに定評があります。