この記事を読んで分かること
・面接の前にチェックするポイント
この記事は8分で読み終わります
日本交通グループに1年勤務、DSP(ディスパッチャー日本交通タクシー乗り場の管理)・新卒採用担当(新卒採用での説明会)の業務を行っていました。業界の実務経験を経た説得力ある記事作りに定評があります。
・面接前にはどんな準備をしたらいいのだろう
・準備不足で面接に落ちたくない…
このように面接前にすべき準備について疑問を持っていませんか?
タクシー会社は一般的な面接と違う部分があるので、準備について悩みますよね。
この記事では、タクシー会社に勤めていた経験がある私から、面接前日・面接直前にすべき準備についてチェックリスト形式でご紹介します。
最後まで読めば、初歩的なミスで面接に落ちることは必ず防げますので、ぜひ参考にしてください。
見出し
1 面接前はチェックリストで再確認しよう
面接前にはチェックリストを使って再確認することがおすすめです。
思い付きで準備をしてしまうと、必要以上に時間がかかってしまったり、緊張して必要な準備が抜け落ちたりすることがあります。
面接に慣れていないうちはとくに、準備に手間取ってしまうものです。
チェックリストをうまく活用して、凡ミスで面接に落ちることを防ぎましょう。
2 面接前日のチェックリスト28選
面接前日にチェックすべき項目は、全部で28個あります。
ここでは、以下4つのポイントにわけてご紹介していきます。
・質疑応答
・持ち物
・面接の詳細
さっそく確認していきましょう。
2-1 身だしなみ
正しい身だしなみができていないと、基本的なビジネスマナーがないと思われてしまいます。
特にタクシー運転手は、会社の制服をきて接客するので、身だしなみは重要になってきます。面接官に悪印象を与えないためにも、確実に対策をした上で面接に臨みましょう。
面接前日の身だしなみに関するチェックリストは、以下の8つです。
・ズボンのプレスは正しくついているか(二重線になっていないか)
・シャツにはアイロンがけをしたか
・シャツの襟や袖に汚れがないか
・靴は磨いてあるか
・清潔感のある髪型になっているか
・眉毛や鼻毛などのムダ毛の処理ができているか
・つめは整えてあるか(短く切っているか、ネイルをしていないか)
スーツや髪型は整えられていても、ムダ毛やつめの処理ができていない人は多いです。
細かい部分に感じるかもしれませんが、面接官は「清潔感のある人と一緒に働きたい」と考えるものです。
見た目で好印象を与えるためにも、面接前にできる努力はすべて行いましょう。
2-2 質疑応答
面接の場で焦らないためにも、質疑応答の対策をしておくことが大切です。質問されることが多い内容は、事前に答えを考えておくようにしましょう。
面接前日の質疑応答に関するチェックリストは、以下の9つです。
・ほかの会社では通用しない志望理由を考えられているか
・会社に貢献できることをイメージさせるような自己PRを考えられているか
・簡単な自己紹介ができるように準備をしたか
・必ず聞かれる転職理由について回答が整理できているか
・将来のキャリアビジョンを考えられているか
・企業への逆質問を準備したか
・雇用条件(給与や勤務地など)の希望が整理できているか
・面接のマナー(入退室の仕方、面接の流れ)が理解できているか
志望動機や自己PRといった基本的な内容は、面接官を納得させられるような答えを考えておいてください。
また、将来のキャリアビジョンや企業への逆質問、雇用条件の希望を聞かれることは多くあります。
これらの項目についても事前に考えておくとよいでしょう。
そのほか入退室の仕方など、面接の基本的なマナーについても再確認しておくことをおすすめします。
2-3 持ち物
面接前日の持ち物に関するチェックリストは、以下の8つです。
・提出書類のコピー(事前に書類を提出した場合)
・メモ帳、筆記用具
・ハンカチ、ポケットティッシュ
・応募企業の担当者の名前と連絡先(緊急時に連絡できるようにするため)
・印鑑(交通費の支給手続きに必要なことがあるため)
・面接場所を確認できる地図、交通案内など(スマホアプリでも可)
・運転免許証
・タクシーアプリのインストール
・運転経歴書
履歴書や職務経歴書などを事前に提出した場合は、コピーを準備しておいてください。
面接では、応募書類の内容を基に質問されることが多くあります。
コピーしたものがあれば、応募書類でアピールした内容を確認できるため面接に備えられます。
よくある質問がきますが、運転経歴書は面接時に不要になります。
しかし、今後必要となってくるかもしれないので、念の為用意しておきましょう。
また、面接を受ける会社のタクシーアプリもインストールして事前に使ってみると、アピールポイントとなります。
2-4 面接の詳細
面接当日に慌てることがないように、面接の前日には詳細を再確認することも大切です。
面接の詳細に関するチェックリストは、以下の4つです。
・面接会場の場所
・面接会場へのアクセス方法
・面接会場までどのくらいの時間がかかるか
このなかでも、アクセス方法と面接会場までどのくらいの時間を要するかはしっかり確認しておきましょう。
初めて行く場所はとくに、想定よりも多くの時間がかかってしまうことがあります。
バス停が見つからなかったり道に迷ったりすることもあるので、余裕を持ったスケジュールを立てておくと安心です。
3 面接直前のチェックリスト12選
面接直前にチェックすべき項目は、全部で12個あります。
以下2つのポイントにわけてご紹介していきます。
・気持ちの整理
3-1 身だしなみ
面接会場に向かっているなかで、身だしなみは乱れてしまうものです。
面接会場に着いたら、身だしなみの最終チェックを行うようにしましょう。
面接直前の身だしなみに関するチェックリストは、以下の9つです。
・襟は左右対称になっているか
・ネクタイは曲がっていないか
・髪型は乱れていないか
・汗や脂で顔にテカリがないか
・ストッキングは破れていないか
・メイクはよれていないか
・スカートの位置はずれていないか
・スマホや携帯電話の電源はOFFにしたか
身だしなみを正すと、面接の準備ができていることを実感できます。
すると、精神的にも少しは落ち着いてくるはずです。
面接前は不安に感じることも多いですが、目の前のできる対策を確実に行うようにしてください。
3-2 気持ちの整理
身だしなみを正せたら、気持ちの整理を行いましょう。
気持ちの整理に関するチェックリストは、以下の3つです。
・姿勢が悪くなっていないか
・頭が真っ白になっていないか
面接直前は緊張してしまい、表情が硬くなったり姿勢が悪くなったりするものです。タクシー運転手は、接客業のため笑顔が大事になってきます。
意識的に口角をあげてみたりストレッチをしたりして、少しでも緊張をほぐすようにしてください。
ゆっくりと深呼吸することも、心を落ち着かせる効果があります。
自分を客観視して緊張していることを認め、少しでも心が落ち着くような行動を意識しましょう。
4 まとめ:チェックリストを活用して万全な状態で面接に臨もう!
今回は面接前日・面接直前にわけて、全40個のチェックリストをご紹介しました。
準備すべきことが明確になると、漠然とした不安も少しはなくなるはずです。
今回紹介したチェックリストをクリアしていれば、初歩的なミスで面接に落ちることはありません。
ぜひチェックリストをうまく活用していただき、自信を持って面接に臨んでください。
転職道.comでは、タクシー会社の求人案件を豊富に取り扱っています。
無料の転職相談を利用すると、自分に合った求人を紹介してくれたり、代わりに企業に応募をしてくれたりします。
利用者満足度が非常に高いサービスなので、タクシー業界への転職を考えている方は利用してみてはいかがでしょうか。
日本交通グループに1年勤務、DSP(ディスパッチャー日本交通タクシー乗り場の管理)・新卒採用担当(新卒採用での説明会)の業務を行っていました。業界の実務経験を経た説得力ある記事作りに定評があります。