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【7月、1日1車当たりの営業収入29.5%减】東京交通新聞より(2020年8月24日抜粋)

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この記事を読んで分かること

・2020年7月の営業収入

・2020年7月の配車回数

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東京都23区内タクシー稼働台数増加が影響

東京ハイヤー・タクシー協会(川鍋一朗会長)が18日に集計した7月の原価計算対象事業者の輸送実績によると、特別区・武蔵野三鷹地区の実働1日1車当たり営業収入 (1日1車営業収入、消費税込み)は3万5525円、前年同月比29.5%滅で、下げ幅は前月6月の28.6%減から0.9ポイント増とやや拡大した。
新型コロナウイルスの影響で休業していた事業者が稼働を再開させたことが要因の一つ。

7月に入って、多少状況が良くなったため休業から営業を再開した企業も結構あったんだね

総営業収入は13億48万1000円、40.6%減。下げ幅は前月比3.8ポイント縮小した。
実働率は前月との比較で6.1ポイント増え、71.2%まで上昇した。
経営委員会の磯史洋副委員長(キャピタルモータース副社長)は「7月前半は悪くなかったが、感染者数が増え始めた後半は落ち込んだ。稼働台数で1日1車当たりの営業収入が変動している」と分析。
8月について「1週目は引き続き悪かった。しかし、今年のお盆は特殊で、都民は都外に出ず、夜のお客は結構いた。日中も猛暑の影響で悪くない」と話す。
多摩地区も同様の傾向で、1日1車営業収入3万9326円13.8%減、総営業収入7億1179万9000円、26.2%減。下げ幅は前月に比べ、それぞれ6.7ポイント増、8.7ポイント減。実働率は67.5%だった。

7月配車回数18.9%減

東京特別区・武蔵野三鷹地区のタクシー無線主要14グループの7月配車回数は、160万8218回、前年同月比18.9%減となり、下げ幅は前月6月から4.4ポイント縮小した。トップの日本交通は66万1626回、6.5%減と、1桁台のマイナスまで回復した。
大和自動車交通の配車センターは「5月、6月に比べて夜のお客が徐々に戻りつつあったが、感染者数が増え始めた後半に落ちた。高齢者の通院など、日中の需要は変わらずある」と話す。8月は「猛署で電話の鳴りは良い」と手応えを感じている。
日交系の配車アプリ「JapanTaxi」を使用する帝都自動車交通は、前年対比9.5%減とマイナスが小さい。ちょうちん系個人夕クシーの日個連東京都営業協同組合は「MOV(モブ)」効果で1.9倍と好調を維持する。
1台当たりの配車数の平均は67回。多い順に日本交通144回、コンドルタクシー118回、荏原交通108回、私鉄協同無線97回、東京無線82回。妊産婦の出産時の配車では、日本交通1024回、国際自動車(km) 748回、日の丸自動車297回などであった。

コロナ禍でまだまだ本来の配車数には届かないけれど、アプリ配車を利用する方が増えたっていう話を聞くよ。配車を上手に取ることが営業収入を伸ばす要因になっているみたいだね。
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