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この記事を読んで分かること
・日本交通新営業所開設について
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日本交通「葛西営業所」が船出
充実した職場へ「新しいチャレンジ」
日本交通(東京・千代田区、知識賢治社長)は、平均年齢24歳の大学新卒のタクシー乗務員だけが勤務する「葛西営業所」(江戸川区、74台)を立ち上げ、18日、営業運行を始めた。
乗務員は29人で、すべて男性。既存の営業所から集められた。運行管理者も新卒乗務員から職種変更したスタッフを配置した。女性乗務員は設備が整い次第、所属させる予定。
この日、出発式が催され、川鍋一郎会長は「タクシー(誕生)109年、日交92年の歴史の中で初めてとなる新卒採用乗務員オンリーの営業所だ。ずっとやりたいと思っていた」と喜びを見せた。
「新卒者にとってタクシー乗務員というライフスタイル、職業のチョイスが、より充実したものになるよう、設備や勤務シフトなどいろいろ新しいことにチャレンジしたい。
どうしたら過ごしやすい営業所になるか、アイデアをたくさんもらえれば」と呼びかけた。
畠山明秀所長は「新卒採用の営業所でわれわれは何を目指すか。まずは品質ナンバーワンだ」と気勢をあげた。営業の心構えとして「素直、反省、奉仕、謙虚、感謝の五つの気持ちをしっかりと心に刻んでほしい」と求めた。
葛西営業所は、子会社化した松崎交通系の旧同進交通が社名変更し、移転して解説された。所在地は江戸川区臨海町6の3の10でJR京葉線の高架下にある。松崎交通東京営業所を隣に併設している。元は日の丸交通TokyoBayの営業所があった。
日交は2012年に新卒採用をスタート。今年4月までに累計899人が入社している。