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タクシー業界ニュース2019年決定版
タクシー業界の様々なニュースを取り上げる業界ニュース。最新ニュースをお届けします。こちらは2019年8月~12月のニュースをまとめた記事です。ニュース記事をまとめ、筆者自身の考えも加えています。この記事を読んで分かること 2019年8月~2019年12月に起こったタクシー業界のニュース。 この記事をすべて読み終わるまで44分30秒かかります。
2019年8月~2019年12月
2019年12月
▼【12/27】 新型ロンドンタクシーが来年度日本で販売開始★
▼ | ▼新型ロンドンタクシー「TX」主な特徴 |
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① | 32kWのリチウムイオン電池を搭載したレンジエクステンダー式ドライブトレインを採用 |
② | ボディはすべてアルミニウム製フレームで、新工法の接着式を採用し軽量化を実現 |
③ | 車いす乗降の際の折り畳み式スロープ完備。短時間での展開が可能で非常に使い勝手の良い様子。 |
④ | 値段面がJPN TAXIの倍になる可能性がある。 |
注目すべき点として「バリアフリー面の強化がなされている」という点が注目されます。最大250kgまで耐えられるスロープ、観音式ドアで室内幅が広く、利用される お客様のストレス軽減はもちろん、車いすの乗降も短時間で格納が可能。なんと数十秒で展開が可能とのことです。この部分では正直JPN TAXIには勝ると言えましょう。 まさに介助の際も『タクシードライバーの負担低減も重視した設計』となっております。ここに日本産業、仕事環境における、まだまだ標準が世界レベルに行かない点なのかなと感じました。接遇たるもの、対価を受ける方(お客様)が大切なのはもちろんですが、それを提供する側(タクシードライバーや会社)の環境も同じくらい気を配るべきだと、今回の仕様を見て感じました。何もタクシードライバーだけでなく、どんな仕事でもそうですが…。問題は価格面。多少高額なのは覚悟できますが、あまりにも手の届かない価格ですと、日本のタクシー業界に馴染めるかどうか。※ちなみに本場ロンドンのブラックキャブは世界一優良なタクシーとして大変なステータス業であり、タクシードライバーになる試験は『東大受験より難しい』と言われております。
▼【12/20】 2020年2月より全国48地区で本運賃改定。
また国土交通省は各該当地域のタクシードライバーの労働条件を改善する措置を講じるよう、各運輸局をはじめ全国ハイヤー・タクシー連合会、全国個人タクシー協会に通達を出した。労働条件の改善に本腰を入れる形となる。
主に大阪・神奈川・京浜・札幌などが今回の改定に該当する。 代表例として、多摩地区は現行の『初乗り2キロ 740円、加算271m毎90円』から『初乗り1.2キロ500円、加算257m毎100円』に。 神奈川京浜地区は現行の『初乗り2キロ (上)740円~(下)700円、加算288m~304m毎90円』から『初乗り1.2キロ500円~460円、加算264m~287m毎100円』へ変更となる。増税時を除き24年ぶりに値上げとなる大阪は近畿運輸局管内9地区の運賃改定を発表した。小型車・中型車の料金をすべて普通車として統一し、『現行2キロ¥690-、加算261m毎80円』が『初乗り1.7キロ680円、加算241m毎80円』となり、俗にいう「青タン」と呼ばれる深夜早朝割増の開始時間を23時から22時に前倒しとなる。
▼【12/13】 配車アプリMOVが「AI需要探索ナビ」開始 。
現在「MOV」の配車アプリサービスそのものは東京都内や神奈川県、京都府や大阪府などで展開しているが、今回の乗務員向けAI予測サービスは「横浜市の中区、西区、南区、神奈川区、保土ケ谷区」が対象となっている。今後DeNA社では他地域でもデータを収集し商用化を目指す。
なお、東京特別区武三の大手無線タクシー「東京無線協同組合」では、2018年2月よりNTTドコモ社との提携で「AIタクシー」を展開し、配車率9割強を達成している実績がある。▼【12/06】国土交通省がUDタクシーの適切運送実施を通達。
NPO法人のDPI日本会議によると、国土交通省は先月11月19日、自動車局旅客課長から全国ハイヤー・タクシー連合会に対し、ユニバーサルデザインタクシー(以下:UDタクシー)の適切運送実施(「ユニバーサルデザイン(UD)タクシーによる運送の適切な実施の徹底について」)を通達した。 先々月末に実施の「全国一斉行動UDタクシー乗車運動」に関する結果をまとめた上で、国土交通省に要望書を提出。この度通達に至った。 道路運送法では『お客様が車いすをご利用である』『スロープ設置方法がわからない』『乗降に時間がかかり営業に影響を及ぼす』などを理由に乗車拒否をした場合、違反対象となる。 同法人によると、21の都道府県、延べ120人の車いすユーザーが各地でUDタクシーに乗車を希望した際に、乗車拒否などがあり乗れなかった事例が発生したとのこと。全体的な割合としては27%となっており、内訳は「流し営業:20%」「タクシー乗り場:24%」「配車予約:29%」であった。 (UDタクシーとして運用していないことを主張して、スロープを積載しないなど、諸々に反した際は事業改善命令の対象。)
国土交通省では、全国ハイヤー・タクシー連合会に加盟する事業者に対し、UDタクシーの運送を適切に実施するとともに、タクシードライバーが実車を使った研修を年間でも複数回受講するよう指示した。ユニバーサルドライバー研修とは?2019年11月
▼【11/29】横浜市がふるさと納税返礼品に『観光タクシー』検討
『ふるさと納税返礼品』としての観光タクシーは全国を見渡してみると北海道、宮城県、群馬県、石川県、和歌山県、兵庫県、香川県、鳥取県、島根県、山口県、熊本県、鹿児島県で同様の企画があるが、 政令指定都市では宮城県仙台市に次いで2例目となる。
常に観光に力を入れている同市にとってはこの企画は「渡りに船」と言えるかもしれない。▼【11/22】 KDDIとみんなのタクシーが多言語音声翻訳実験開始★
KDDIの話によると実証実験に際し、鳥取県、沖縄県などの観光タクシーに協力を依頼し分析を重ねてきたとのこと。 現在の割り振りは各社2台ずつとなっており(5社計10台)、英語・中国語・韓国語に対応している。
何年か前に英会話スクールのCMで世界的大物歌手が『英語は地球語』と言っていたのを思い出します。アイデンティティは各々としておいても、日本国内でも何かと世界的なイベントがある毎に多言語の必要性を説いては交通機関等で見直し、取り入れていきました。 私は前回の東京オリンピックの際はリアルタイムではありませんでしたが、JR(当時国鉄)の駅看板や方向幕にもローマ字が用いられたり、今では当たり前のピクトグラムもこの頃採用されたそうです。 そしてタクシーの自動ドアも前回の東京オリンピック時から普及したのです! 近年では2002年のサッカー日韓ワールドカップや、先日まで開催されていたラグビーワールドカップ。最近は車内放送での英語、掲示板での多言語もそうですが、駅員さんや車掌さんも英語でアナウンスする方が増えた印象があります(成田空港は場所柄、昔からでしたが)。 ただ自動翻訳機能の便利さと言ったら驚くばかり。ここまで行くと『本当に教養の必要性があるのか』と考えるほど。ただタクシーは旅客業でも「速達性」が求められるので、こういった機能を組み込むのは、理にかなっていると言えるでしょう。 理想を言えば、多言語でコミュニケーションできればそれはもう大いに喜ばるに決まっております。 経験のある方もいらっしゃるかもしれませんが、翻訳機能で思わぬ文法や言い回しで相手に伝わってしまったりという可能性もあるので(改善は年々されてきているとのことですが)、やはり行き着く先は人間がきちんとエスコートするに越したことはないでしょう…。
▼【11/15】日本交通 首都圏タクシー150台をスマホ充電器貸し出しスポットに。
充電器の貸し出し料金は1時間150円となっており、48時間までの使用でも300円と手頃だ。(※但し以降は返却不要で2,280円となる)使用方法はタクシー車内で充電器を借り、提携のコンビニエンスストアやカラオケチェーン店に設置されている「レンタルスポット(貸し出し・返却場所)」で返すことが可能。
借りる際はアプリの事前ダウンロードが必須で、バッテリースタンドのQRコードを読み取ったのち、レンタルができる。以前から日本交通では自社の次世代型タクシーJPN TAXI内などでは充電器ケーブルを設置しており、乗車中の充電は可能だったが、今回乗車後も継続できることから、さらなる利便性の向上が期待される。(タクシー車両の種類)
▼【11/8】「MOV専用乗り場」みなとみらい複合施設に設置★
海外に目を向けるとラスベガスの空港でも先日、大手配車アプリ「Uber」の専用乗り場を設ける動きがあったばかりです。将来的に『アプリ配車を通じての専用レーン設置』の確立で「乗り場戦争」が起こるのではないかという懸念もありますよね。無線会社同士の争いから、アプリ配信会社の代理戦争と言えば聞こえが悪いですが…連日の業界におけるニュースもこの一年は配車アプリ関連が非常に目立つ印象がありました。 それだけ「ニーズに対応できる要素がある」という事も一つの魅力なのですが、やはりサービス向上だけは忘れてはいけないと考えます。タクシーは運送業である前に接客業です。配車アプリやMaaSの進化でテクノロジーに支配されても、人間がテクノロジーになってはいけません。それに支配されるほど、サービスがマニュアル化しすぎるだけでなく、モラルの低下も昨今叫ばれているのをご存じでしょうか? 便利な時代こそ、頼って生きるからこそ、接客業の基本だけはAIに負けたくないものです(笑)。
▼【11/1】国交省「事前確定運賃」認可。大手アプリ数社が導入へ。
▼アプリ名称 (旧名称有の場合記載) 【提供企業】 | ▼参画タクシー会社(または地域)一覧 |
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S.RIDE 【ソニー】 | グリーンキャブ・国際自動車(km)・寿交通 大和自動車交通・チェッカー無線 東京都個人タクシー協同組合 |
JapanTaxi (旧:全国タクシー) 【日本交通】 | タクシー事業者数全国904社 |
スマたく 【つばめタクシー】 | 愛知県つばめタクシーグループ 名古屋地区・岐阜地区・豊田市・豊川市 |
MOV (旧:タクベル) 【DeNA】 | 東京・神奈川・京都・大阪にエリア拡大中 |
▼地域 札幌、東京、横浜、長野、名古屋、大阪、京都、神戸などの27地域で実施。
各配車アプリ内で乗車地と降車地を設定し、利用規約に同意することで「事前確定運賃」の料金が適用となる。 これにより、訪日外国人をはじめ、タクシーの料金に不安を生じる方も気兼ねなく安心して利用できることが期待され、また今後MaaSの活用などにも大いに期待が膨らむとみられる。 MOV配車で事前確定運賃サービス開始!東栄タクシー【体験入社情報】2019年10月
▼【10/25】都内タクシー『外国人旅客接遇英語検定』合格者394人に
◆TSTiEドライバーとは…? 【TSTiEドライバーまでのプロセス】
ステップ | 内容 |
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Step.1 | 東京シティガイド検定を合格していること。 ユニバーサルドライバー(UD)研修を修了していること。 |
Step.2 | 東京観光タクシードライバー認定研修を修了していること。 【20時間の研修+スピーチ・ヒアリングテスト】 |
Step.3 | 観光英語対応ドライバー認定プログラムを合格すること。 |
▼【10/18】大手スーパーがタクシー配車アプリ買い物支援実証実験開始★
DeNAは今後も、次世代配車サービスやMaaSだけに留まらず、他の業界や業種とパートナーシップを組み、社会領域への課題解決を取り組む予定だ。
『高齢化が進み2023年頃には世帯主の60代以上の割合が増加という統計がとある研究所からの発表でもありましたように、都心部の古くからの住宅地、あるいは1都三県のベッドタウンは歴史・社会・地理の観点で見ても数多の特徴があるもので、ひとくくりに収まるものではありません。ただ分かっているのは「人間は老いるもの」。これは現代の科学をもってしてもどうにも今世紀中にも…おそらく解決はできないでしょう(笑)。さて、たとえば「坂がきつい上に荷物が多くて…おまけにこの雨…。」昨今の台風のように現代は天変地異が驚異の中で我々は生き延びなくてはいけませんよね。マイカーさえ「免許返上」が囁かれる中、タクシーの需要・出番がここに来てクローズアップされてきております。問題は接客力、未だにタクシーは古い考えのドライバーのイメージがあり、人によっては乗りたがらないのも理解出来なくはありません。ただ、本当に必要としているとき、とても丁寧な対応をすると本当に人は喜びますし、有難いと心の底から思うものです。タクシー需要が高齢化や免許返納だけではなく、アプリ普及の追い風と今回のまさに「地域密着系MaaS」の実証実験で、タクシードライバーの皆さんの頭脳の苦労も想像に難くないですが、やはりサービスは“思いやり”に尽きます。どうかドライバーの皆さん、頑張って頂きたいと思います。とあるタクシー会社の管理職の方が仰っておりました。『タクシーは究極の接客業だ』と。
▼【10/11】都内大手タクシー2社で内定式開催
▼【10/4】MaaS 参画団体5倍超に
次世代型のあらゆる移動手段を「移動」という一つのサービスとして統合する、新しい概念『MaaS(Mobility as a Service)』の日本版において、移動サービスの連携・統合の構築などを国土交通省、経済産業省の官民協働プロジェクト『スマートモビリティチャレンジ」の推進協議会の参加事業者・団体数が4月の結成時の34社・団体から9月中旬時点で192社・団体(自治体77、事業者98、その他17)に増えていることが分かった。当初の数字よりも概ね5倍超の増加となっている。 立ち上げの当初は業界最大手の日本交通が展開する配車アプリ「JapanTaxi」や徳島の「電脳交通」、バス会社大手「みちのりホールディングス」、次世代型UDタクシー車JPN TAXIの製造販売でおなじみの大手自動車メーカー「トヨタ自動車」と携帯電話大手ソフトバンクの共同出資会社「MONET Technologies」など相次いで参画。その後はタクシー大手4社の大和自動車交通、東京タクシー7社グループとソニーで設立した(ソニー連合)AI活用などでの配車サービスを提供する新会社「みんなのタクシー」、高速バス企業の「WILLER」なども加わった形だ。自治体は神奈川県平塚市、山梨県、静岡県浜松市、大阪府、広島県広島市など。その他団体には産総研、群馬大学、名古屋大学、全国レンタカー協会などが参画している。同協会には次世代の新たなモビリティサービスに挑戦する自治体や企業が参加。過疎地などで問題となっている移動手段に向けた交通サービスなどの導入に向けて、情報共有と連携を進めている。
2019年9月
▼【9/27】京王自動車が帝都自動車と業務提携
本拠地の多摩地区では、自社無線・アプリ・「私鉄」の行灯表示、車色、小田急・京急のチケット相互利用などはこれまで通りとのこと。
これに伴い京王・小田急・京急の3社で組織していた『東京私鉄自動車協同組合(以下:私鉄協)は2020年2月23日をもって配車業務を終了し、翌24日から小田急と京急が立ち上げた新会社「私鉄共同無線センター」に引き継ぐ形となる。1965年の設立から50年以上、来年3月をもって私鉄協解散となる。▼【9/20】子育てタクシーがキッズデザイン賞に輝く★
地域密着型の基礎サービスとして、各地方では広がりを見せているものの、都道府県内で覗いてみると、参画企業や知名度がまだ少ない印象を持ちます。大手各社では独自の制度を設けている関係もあるのでしょうが、今後知名度的なものも含め、自社で行っている企業様に関しても、ネームバリューとして捉えると小さなお子様をお持ちの家庭やでは、需要が発生する際も「子育てタクシー1台!」となるでしょう。それってすごく地域活性に役立つと思いませんか?営利的なこともよりも、やはり国全体で考えるべき課題を社会の模範となる企業・交通業界全体でもっともっとまとまりを見せて知名度を上げていってほしいと願うばかりです。ひいてはそれが昨今交通業界で話題を集めるMaaSのいち要因にもなるのではと考えます。
▼【9/13】タクシー配車アプリのDiDi、宮城県でもサービス提供
▼【9/6】いよいよ増税…。前夜、日付またぎ乗車どうなる?
10月1日からの消費税増税に備え、各種業界からの日またぎサービスの税率の対応に注目が集まる。 各社毎に対応も変わるため、はっきりとしたことはまだ言えないが、飲食店系列は9/30の営業終了までは8%で行う店舗も多いとのことで、日またぎでも問題はない様子。 またタクシーの場合も同様で、とある大手4社系列広報担当者の方は「車が出庫した日付を起点に計算するので、税率が変わるのは10月1日に乗務員が変更した時点から発生する。」とのこと。※いずれも本件はまだ決定していない業者もあるため。不安な場合は乗車前に確認することをお勧めする。2019年8月
▼【 8/30】札幌/名古屋でタクシー待ち専用ラウンジ限定オープン ★
タクシーアプリ『JapanTaxi』は、2019年9月9日~9月11日、タクシーの待ち時間をより快適にお待ちいただくことをコンセプトとしたタクシー専用ラウンジ『JapanTaxi Lounge』を札幌と名古屋で期間限定オープンすることを発表した。アプリ利用者限定での利用が可能となっている。 今回JapanTaxiでは800万ダウンロード突破を記念し、様々なエリアキャンペーンを実施。今回はその一環で、タクシーの待ち時間というストレスをケアすべく、JapanTaxiのヴィジョンである「移動で人を幸せに。」の下、実際にアプリ配車の体験や新規ターゲット層の獲得へも力を入れている。 実施会場は札幌が『札幌市北3条広場』、名古屋は『ミッドランドスクエア Art広場』となる。 雨でも安心なパラソルと座り心地を重視したシートが設置されたラウンジスペースはスマートフォンの充電が可能。またラウンジではジャパンコーヒーフェスティバル実行委員が提供する美味しいオリジナルコーヒーもご用意(5種類)。まさに“タクシーの待ち時間も幸せに”なれるという一石二鳥の空間となっている。★★★タクシーは『余分な肉をそぎ落としたシンプルな移動手段』という固定観念があったせいか、旅客業でも鉄道やバス、そして船舶航空などにお決まりのサービスとは無縁と我々は思っていました。でもここに来てタクシーもラウンジを作る時代が来るとは…正直驚きました。今や「待つ時間も楽しむ」、そうつまりは「ストレスフリー」を国全体で考えないといけない中、とかくタクシーのネタと言えば…どちらかというとメディアのせいもありますがまだ悪いイメージが持たれがちです。しかしタクシーが来るのを待つ際に配車アプリの普及もあって、こうした空港のラウンジのようなものが出来てくると、令和の時代はタクシーの価値も変わるのかもしれません。例えば冬場天気が悪く立って乗り場で待つよりは、少し暖かいコーヒーでも飲んで名前を呼ばれるのを待つ…という時代が当たり前になっても全然悪くないですよね。『かゆいところに手が届いてなんぼ』ですから。★★★
▼【 8/22 】五輪期間中首都高値上げ「バスタクシー物流系は免除」へ
▼【 8/16 】10月から『特別区武三初乗り420円』へ
国土交通省は8月6日に開催された消費者委員会の「公共料金等専門委員会」で改定案を提示し、本年度10月1日から始まる消費税10%への引き上げに向け、東京のタクシー運賃は、現行の1.052キロ410円から420円へと値上げされることが明らかになった。今後8月15日に開かれる本委員会と、物価問題関係閣僚会議を経て正式に決定され、今月末内には新たな公定幅運賃が公示される見通しだ。(尚、前回の消費税値上がりの際は「初乗り2キロ710円→730円」という値上がり相場だった。)加算額80円への変更はないが、下記変更がある。 ▼現在の公定幅運賃【東京23区武蔵野三鷹】初乗り上限 | 410円 |
加算運賃 | 237m80円から |
初乗り下限 | 380円 |
時間距離併用 | 1分30秒 |
初乗り上限 | 420円 |
加算運賃 | 251m80円 |
初乗り下限 | 390円 |
時間距離併用 | 1分25秒 |
▼【 8/2 】JTBが群馬県で高齢者定額タクシー実証実験へ ★
★★★過疎地となるのは何も田舎町だけではないと思っています。午前中に都内や近隣県内でも時折外回りでバスに乗ると、この国の高齢化をひしひしと感じざるを得ません。 バリアフリー化とは言えど、バスに乗られるのも一苦労であったり、ある時はバスのドライバーさんに運転中突然「間違えました!降ろしてぇ!」と大声を上げた人も過去に見たことがあります。正直我々もいつかは訪れることなので致し方ない部分もあるのですが、老若男女たくさんの方が多種多様な目的でご乗車されることを考えると『定額制のタクシーを利用してお迎えに上がるサービス』を今後国を挙げて道筋を作ってもよいと考えます。この記事にもあるように、高齢者の免許返納もそうですし、我々が想像する以上に引きこもりの方も多くいらっしゃると聞いております。本当に小さなきっかけが大切でしょうし、結局は年齢年齢と言っても社会の活性化が大事ですので、相互の理解と同様にQOLの向上を意識した対策が急務でしょう。今回の実証実験も、もっと全国的に広まってくれることを願います。★★★
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