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労働時間・休憩・休日ってどうなってるの?タクシー運転手の勤務体系

タクシー運転手の勤務体系について

タクシー運転手の勤務体系は「昼日勤」「夜日勤」「隔勤」という3つのタイプに大別できます。いずれの勤務体系にもメリット・デメリットがあります。

昼日勤

昼日勤とは、主に朝7時あるいは8時頃から、夕方16時あるいは17時頃まで勤務するスタイルです。朝から夕方まで働き、夜は早めに寝るという自然な生活リズムに基づいて仕事ができるため、健康的に働けるというメリットがあります。

また、主として通勤客や出張のビジネスマン、あるいは公共交通機関が手薄な場所や、運行本数が少ない日中のオフピーク時間帯の移動手段として利用されていることから、夜間の乗客と比べて酔客が少なく、乗客とのトラブルに遭う可能性が低いのが特徴です。

反面、終電を逃した乗客や、接待帰りにタクシーチケットを使う長距離客、そして深夜割増によって稼ぎやすい夜日勤と比べると、売り上げが少な目となる傾向があります。
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夜日勤

夜日勤とは、主に夕方17時頃から翌日の深夜2時頃まで勤務というスタイルです。昼日勤のところでも触れたように、長距離客に遭遇する可能性がありますし、仕事帰りに友人や同僚と飲食に出向く際の足として利用されたりもします。なおかつ深夜・早朝の時間帯(概ね22時~翌朝5時のエリアが多い)は割増運賃(通常の2割増)が適用されることから、売り上げを稼ぎやすいというメリットがあります。

反面、昼日勤と比べると酔客に絡まれる可能性も増えますし、仕事が終わって眠りにつけるのは夜明け近くになりますので、昼夜逆転の生活により疲労が蓄積しやすいというデメリットがあります。

隔勤

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ここまで昼日勤と夜日勤をご紹介しましたが、実際のところ、タクシー業界における主流は隔勤(隔日勤務)です。

タクシー会社は、限られた車両保有台数の中でうまく車両をやりくりし、可能な限り稼働率を上げたほうが、全体として売り上げを増やすことにつながります。そのため、タクシー1台につき1日に2名の運転手を充当(人繰りによっては稼働しない時間帯が出る可能性もある)しなければならない昼日勤・夜日勤ではなく、1名の運転手に丸1日乗務してもらい、翌日はその車両を別の運転手に使ってもらえる隔勤が主流となっています。

隔勤は、朝8時頃から夜2時頃までの18時間乗務(3時間の休憩を含む)が一般的ですが、実質的には15時間労働ですので、一般的な労働者の丸2日分を1日で働くことなります。但し、客待ちや移動の合間に適宜休憩を挟むことによって、実質的に3時間を超える休憩を確保することは可能です。隔勤のタクシー運転手は、1日働き、翌日は休暇となりますので、月30日という単純計算では月15日勤務になります。

また、数日の公休日がありますので、月12日勤務が一般的です。つまり、月18日の休暇が取れることになります。

とは言っても、やはり長時間の乗務は通常よりも疲労度が高まるため、帰宅後は深く長い眠りに落ち、起床後すぐに出勤ということにもなりがちです。いかにしてこの勤務体系のリズムに順応しオフを充実できるかが、休暇日が多いという隔勤のメリットを享受できるかの鍵と言えるでしょう。

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