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ラグビーW杯が開催され、各地からたくさんの観客が集まってきています。
それに伴い、タクシーの需要が激増しています。
ここでは、ラグビーW杯におけるタクシーの状況を解説していきましょう。
ラグビーW杯のタクシー事情
ラグビーW杯の観戦客増加に伴い、各地でタクシーの需要が激増、タクシーの配車が足りなくなるという事態が起こっています。
ニュージーランド―カナダ戦が行われた大分市の昭和電工ドーム大分では、別府・大分間のバスやタクシーが一部で渋滞を起こすという事態が起きました。
シャトルバスは、400台用意されていたにも関わらず不足し、待機列に並んでから乗車までに1時間以上かかったという乗客もいたようです。
会場入りにタクシーを利用した観客も数多く、動員されたタクシーは述べ1,000台以上になっていたにも関わらず、大混雑に陥るといった事態に。
原因は運賃の支払いに時間がかかったためと見られており、混雑はドーム西交差点から米良バイパスまで、最長2.3キロもの渋滞を発生させるほどになったのです。
同じく、熊谷スポーツ文化公園も大規模な混雑に見舞われました。
熊谷駅のロータリーは、出口が片側一車線な上、ラグビー場側のロータリーはバス1~2台とタクシー1台程度でいっぱいになってしまうくらいのスペースしかありません。
陸上競技場側のロータリーなら、やや大きめのスペースがあるのですが、それでも対応しきれない状態だったようです。
ラグビーW杯に合わせた各種タクシープラン
ラグビーW杯に伴う爆発的なタクシー需要に対し、タクシー会社もさまざまなタクシープランを用意しています。
大正製薬では、「ラグビー日本代表応援タクシー」を設置。
これは、大正製薬がラグビー日本代表を応援する企画として、日本交通株式会社とコラボして生まれた企画で、2019年6月10日(月)~2019年7月7日(日)の期間、ラグビー日本代表応援タクシーを10台、都内23区で運行するというものです。
コラボレーション対象のタクシー150台を利用した乗客全員には、数量限定・先着順でリポビタンDを進呈しています。
カナダ代表チームの公認キャンプ地である長門市が用意しているタクシープランは、「ラグビーワールドカップ2019 タクシープラン」です。
ナガトリップ体験予約サイトから予約が可能で、料金は当日現金払い5,000円、期間は9/10~11/30です。
コースは長門湯本駅から出発し、センザキッチンに到着となっています。
この時期にしか乗車できないコラボタクシーを、ぜひ利用してみましょう。
まとめ
ラグビーW杯の影響を受け、会場周辺でのバスやタクシーの大混雑が起こっています。
待機列から乗車までに1時間以上かかる、2キロを超える渋滞が起こるという事態が報告されています。
各タクシー会社では、この時期のためにさまざまな企業や自治体とコラボしたタクシーを用意していますのでチェックしてみましょう。