タクシーを呼びたいときにアプリで配車ができる便利なアプリを使えば移動が手軽に。今回はタクシーを呼ぶアプリの中でもおすすめなサービスを8つ厳選して紹介します。
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タクシーを呼ぶアプリおすすめランキング!これでタクシー移動を手軽にしよう
タクシーというのは老若男女問わずたくさんの方にご利用いただける乗り物ですが、近年は昔ながらのお電話での配車以外にも可能性を伸ばし、顧客の獲得を目指していくという観点から無線会社各社が独自の『タクシー配車専用無線アプリ』を開発。
当初はあまり目立たない存在でしたが、統合や大手企業との協業、そしてコロナ禍によって都心部などでは以前よりも外でタクシーを拾う(流し)行為が割合的に減少した分、このアプリ配車は願ってもない追い風となっております。
それではここでおすすめのタクシー配車アプリおすすめランキングをまとめてみました!
タクシー配車アプリをまとめて比較
タクシー配車アプリは、ここ数年で需要が拡大し、急速に普及し出しました。
インターネットのポータブル化に伴い、タクシー配車も時代の波に合わせていかなくてはならなくなったのです。
しかし、いざ利用しようとなると、「どのアプリを使っていいかわからない!」「そもそも対象地域なのだろうか…」「タクシー会社ってどれも同じじゃないの?」という声が上がります。
これはエンドユーザーとしてタクシーをいざ使いたいとなればは当然のことですよね。
では、現状のタクシー配車アプリをまとめて比較してみましょう。
配車アプリ名 | 対象地域 | ネット決済 |
DIDI | 北海道、宮城、東京、埼玉、千葉、神奈川、静岡、大阪、兵庫、京都、福岡、広島、沖縄 | 〇 |
GO |
北海道、宮城、茨城、群馬、埼玉、千葉、東京、神奈川、富山、石川、岐阜、愛知、近畿、滋賀、京都、大阪、兵庫、奈良、広島、福岡 | 〇 |
S.RIDE | 東京23区、三鷹市、武蔵野市、埼玉、神奈川、愛知(名古屋市)、大阪 | 〇 |
Uber Taxi | 札幌、青森、中頓別、仙台、福島、東京、横浜、大阪、京都、淡路島、名古屋、広島、高知、福岡 | 〇 |
フルクル | 東京23区、三鷹市、武蔵野市 | 車内決算 |
MKタクシースマホ配車 | 札幌、名古屋、京都、滋賀、神戸、福岡 | × |
To Drunk To Drive | 全国 | × |
タクシー東京無線 | 東京23区、三鷹市、武蔵野市 | × |
タクシーを呼ぶアプリおすすめ厳選8選をまとめて紹介!
多くのお客様はタクシーがつかまらない経験…あると思います。
「余裕をもってタクシーを予約」という方よりも、「急用ができた」「急に雨が降ってきた」「早く移動しなきゃ」といったイレギュラーな対応に追われてタクシーを利用することが割合的には多いのではないでしょうか?
極力そういったことを避けるために、スマホやネットが普及した現代にニーズしたタクシー配車機能が、この「タクシー配車アプリ」なのです!
タクシーを呼ぶアプリでおすすめなのが「DiDi」「GO」「S.RIDE」「Uber Taxi」「フルクル」「MKタクシースマホ配車」「To Drunk To Drive」「タクシー東京無線」です。
それでは、それぞれのアプリについて紹介していきます。
DiDi(ディディ)
「DiDi」は、タクシー配車アプリの「DiDi Taxi」だけではなく、ヒッチハイクアプリの「DiDi Hitch」、自転車シェアアプリの「DiDi Bike-Sharing」を展開しています。
親会社は中国の最大手ハイヤー企業「滴滴出行」社が展開する世界最大級のタクシー配車サービスです。1,000以上の都市で利用され世界中で幅広い交通手段を提供しています。
利用者は5.5億人、ドライバーは3,100万。DiDiは世界最大級の交通プラットフォームといえるでしょう。
日本では東京、大阪を中心に北海道、宮城、埼玉、千葉、神奈川、静岡、兵庫、京都、福岡、広島、沖縄などが対応エリアです。順次拡大を行っております。
特徴的なのが、DiDiのアプリではドライバーにメッセージや電話ができるということです。ドライバーに連絡しておきたいことがあれば、アプリで連絡できるのが利点です。
GO(旧MOV×JapanTaxi)
GOは2020年に登場したタクシー配車サービスです。
国内での普及も目覚ましく、CM広告も翌年にはTVメディアや主要ターミナル駅を中心に著名人を起用して展開し、今やタクシー呼ぶならGOで」という文化すら形成しつつあります。
もともとは神奈川県内で「タクベル」として親しまれていたタクシー配車アプリがDeNA社と提携し「MOV」として名称を変更し展開を行っておりましたが、そこに2020年、日本交通の子会社が運営していた国内最大級のタクシー配車アプリ「JapanTaxi」(旧:全国タクシー)という2つのアプリが統合して誕生しました。
「GO」は単にタクシー配車だけではなく、車内決済やコロナ禍で需要が普及した飲食デリバリー(「GO Dine」)、大手ホテルチェーンとの提携で客室からの配車サービス、国内大手航空会社のマイルが溜まるサービス、ビジネス用の法人版のタクシー利用管理サービスなど、多岐にわたります。
また、「JapanTaxi」時代からの流れを汲み、「車種指定」も可能。シーンに合わせた利用が可能で、都道府県を超えた様々なタクシー会社が参画をしており、多くのお客様にご利用いただいております。
S.RIDE(エスライド)
S.RIDE(エスライド)は、都内最大級と名高い「タクシー配車アプリ」で、配車をしたら迅速にお客様のもとへお迎えにあがるということでビジネスシーンにも強いことで知られております。
そのため、都内でも指折りの大手タクシー会社が無線の垣根を越えて参画していることでも知られ、「グリーンキャブ」、「国際自動車」、「寿交通」、「大和自動車交通」、「チェッカーキャブ(東京無線)」、「東京都個人タクシー協同組合」、「三和交通」、「三和交通多摩」、「エスコート交通」、「泉自動車交通」がS.RIDE社の配車アプリに対応しています。
S.RIDEも広告キャンペーンに力を入れており、著名人のCM起用を行っています。
最大の特徴は「スピーディーに配車が可能」という点でしょう。
S.RIDEでは2021年4月26日に日時指定配車サービスを開始。最短20分後配車から、最長6日後までの希望日時をしてタクシー配車を可能とするサービスを東京特別区・武蔵野三鷹地区で開始しております。
通常タクシー配車アプリで「呼び出す」だけの機能だけでなく、「この時間に来てほしい」というジャストなタイミングで配車できるサービスとあって登録顧客獲得向上に一役買っています。
利用方法がとてもシンプルなので使いやすさでも優位性があり、ボタンをスライドして配車可能という『S.RIDE』の名に恥じないタクシー配車アプリです。時間との勝負!という都心部で働く方や主婦にも人気のタクシーアプリです。
決済方法もスピーディに行うことが可能で、「S.RIDE Wallet」という独自のQRアプリで車内決済とクレジットカードで精算可能。
また、ビジネスシーンにおいても経費精算・利用明細発行などにも対応ができるなど、効率的な利用が可能です。
Uber Taxi(ウーバー)
Uber(ウーバー)とはアメリカで誕生した配車サービスのことです。“あったら便利”なオンデマンドの乗車サービスを実現したのがUberです。
海外では、登録すれば一般車でもドライバーとして登録ができますが、日本では白タクが禁止されているため、日本国内では「Uber Taxi」としてプロのハイヤーやタクシーのみの利用となります。
対応エリアは東京、横浜、大阪を中心に札幌、青森、中頓別、仙台、福島、京都、淡路島、名古屋、広島、高知、福岡。
アプリ上で目的地を入力すれば、乗車後は目的地を伝えなくてもドライバーが目的地まで連れていってくれます。目的地までの道のりや、場所を上手く伝えられない、案内するのが苦手という人でも安心ですよ。
比較的エリアが広く、海外で利用者が多いUber(ウーバー)は人気が高いアプリです。
乗車前に目的地までの料金がわかるため「いくらかかるかな……」と不安なく乗車することができます。
また、アプリ上での決済が可能なので、スピーディーな降車も可能です。
フルクル
「タクシー配車アプリ広し」と云えど、このフルクルはその中でもひと際異彩を放っているアプリと言えましょう。
通常タクシー配車アプリは「スマホ内にインストールしたタクシー配車アプリを起動して、各種ボタンと位置情報などを元に、タクシーを呼び出す」という通例がありますが、フルクルはちょっと違います。
フルクルをインストール&起動している状態で現在の位置…つまり乗車場所でご自身のスマホを振ると、近くの国際自動車タクシーが数台お客様の方向へ走行します。
タクシーがお客様の近くに近づいてきたらお客様に振動で知らせてくれる仕組みとなっています。
まるでフードコートの呼び出しベルさながらですが、実は正式には「タクシー配車アプリ」ではなく「タクシー“マッチング”アプリ」が正しいようです。
理由として、通常の配車アプリとは違い、乗車を確約するものではないからです。(マッチング後に他のお客様から配車が決定した場合、そのお客様を優先しなくてはいけないため)
その分、「ユーザー登録不要・迎車料金不要」という面倒な部分は省かれています。
MKタクシースマホ配
「MKタクシースマホ配車」は、関西最大手の「MK(エムケイ)タクシー」が提供する配車アプリです。
対応エリアは札幌、名古屋、京都、滋賀、神戸、福岡となっています(東京は非対応)。
地域は、東京を除くMKタクシーのエリアに限られますが、会社を指定して利用する方にはうってつけです。「MKタクシースマホ配車」の特徴は、なんといっても迎車料金無料・5,000円超分5割引きという点でしょう。
関西圏以外は比率を見ても台数に限りがありますが、他社のタクシー会社に比べると他社よりもお得に利用できる点が優れております。
Too Drunk To Drive
「Too Drunk To Drive」はタクシー配車アプリの中でも、需要を少し斜めから見て考案されたユニークなアプリです。
この「Too Drunk To Drive」はお酒を飲みすぎてしまった時…即ち酔っぱらった時にタクシーを呼びやすくしてくれるアプリなのです。
利用方法ですが「タクシー会社の電話番号」と「友人の電話番号」の2つを予めアプリ上に登録しておきます。
そして、出来上がった(酔っぱらった)時に「Too Drunk To Drive」のアプリを開くと、「タクシー会社の電話番号」と「友人の電話番号」の2つの選択肢を選ぶことができ、いずれかのボタンを押すと電話がつながる仕組みです。
タクシー会社が提携…という配車アプリではなく、お客様自身でタクシー会社か、信頼できる友人か身内の番号を登録して酔っぱらった際に操作を容易にするというのが目的です。
タクシー東京無線
チェッカーキャブ協同組合との業務提携により都内最大級のタクシーグループとなった東京無線。
現状でも概ね6,500台を保有しており、東京で一番つかまりやすいタクシーを目指す緑の行灯に、妥協はありません。
そんな東京無線のタクシー配車アプリをご存じでしょうか?
「タクシー東京無線」は、東京無線協同組合に所属するタクシーがお客様のご指定場所に概ね10分程度で送迎可能なタクシーを検索し、到着することが可能なタクシー配車アプリです。
特徴は事前登録が不要という点でしょう。さらに面倒な初期設定も簡単です。
さらに、冠婚葬祭などで一度に多くの台数を配車しなくてはならない場合、「タクシー東京無線」では一度に最大5台まで同時に呼ぶことが可能です。タクシーの車種も指定できるので、ニーズに合わせて利用することができ、空港送迎や報道・メディア関連にも利用されていることでも知られております。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
おすすめのタクシーを呼ぶアプリを紹介していきましたが、まずは自分が住んでいるエリアに対応しているタクシー配車アプリを探してみることをおすすめします。
少子高齢化で自宅からの電話配車が増えると思われがちですが、スマホの普及は目覚ましく、お年寄りでも昨今、スマホを使える方は非常に多くなっています。
さらに若年層からタクシー利用を促すためにも、スマホで手軽にタクシーを配車できるシステムが今後より普及していくことによって、今までのタクシー営業で主流の「電話での無線配車」や「付け待ち」、「流し」だけはない更なるアプローチに期待が持てます。これはタクシードライバーも、お客様も同様なのです。
タクシー会社や地域、もっと言えば決済方法や個人・法人・利用人数や車種までと使用用途によって変わってくることはありますが、自分が使いやすいと思うタクシーを呼ぶアプリをみつけてくださいね。
意外と周りのお友達や身内、上司や部下の皆さんもさりげなく使っているかもしれませんよ!