どんな仕事でも、給料をいくらくらい稼げるのかは気になるところです。ここでは、神奈川のタクシードライバーの売上について、給料のシステムや効率の良い稼ぎ方、情報収集の方法などについて解説しています。
神奈川のタクシードライバーの売上はいくら?
タクシードライバーの年収は、個人差や地域差はありますが、おおよそ368万円と言われています。また、手取りについては25万円から30万円となっています。
タクシードライバーの勤務形態は複数ありますが、もっとも多いのが隔日勤務です。その場合、ひと月の勤務日数は12日ほどになっています。そして、東京近郊であれば1日の稼ぎは5万円程度です。
もちろん、稼ぎは地域や稼ぎ方によって異なります。利用者の少ない地方のタクシーであれば、月の稼ぎが10万円程度ということもありえるでしょう。20万円台は多くのタクシードライバーの平均的な稼ぎと言えます。都心部などの人口密集地であれば30万円以上も狙えます。
タクシーの給料は基本的に歩合給
タクシードライバーの給料は、基本的に歩合制となっています。しかし、一口に歩合制と言っても、その中にもいくつか種類があるのです。
・完全歩合制
乗客を乗せれば乗せただけ給料に反映される、もっともシンプルな歩合制で、「B型歩合制」とも呼ばれています。「完全成功報酬型」とも言えるでしょう。金額は、売上に歩合率をかけ合わせた数字で求められます。
・歩合給+固定給
毎月一定の給与に、売上の分と賞与分がプラスされるという仕組みです。「A型歩合制」とも呼ばれています。現在ではこの仕組を採用しているタクシー会社はほとんどありません。
・歩合給+賞与
基本は完全歩合制と同じですが、毎月売上の一部を積み立てておいた金額が、歩合給とともに賞与として与えられます。
多く稼ぐためには?
タクシードライバーに限らず、より多く稼ぎたいというのはどんな仕事でも変わりません。では、タクシードライバーがより多く稼ぐためにはどうすればいいのでしょうか。
・効率よく乗客を乗せる
乗客を効率よく搬送できれば、より多くの乗客を乗せることができるので回転率が上がります。そのためには、周辺情報に詳しくなることが大切です。特に、裏道に詳しくなっておくと到着までの時間が短縮できるので、回転率が上がるだけでなく、乗客からもありがたがられるでしょう。また、停車する車線の方向を意識しておくのも大切です。
・長距離の乗客を狙う
終電直後の駅や、飲み屋街の周辺は長距離の乗客が多い穴場です。土日や深夜などは特に狙い目でしょう。ただし、それは他のドライバーにとっても同じことなので、競合も起こりやすいでしょう。
情報収集も大切
効率よく稼ぐためには、様々な情報を取り入れておくことが大切です。例えば、乗客がより集まりやすい場所や時間帯を把握しておくことは、効率よく稼ぐための基本だと言えるでしょう。
また、タクシーの売上は天候や交通機関の運行スケジュールによっても左右されます。天気予報や運行情報について調べておくことも大切です。他にも、大きなイベントの日取りをリサーチしておくことも有効でしょう。
まとめ
タクシードライバーの売上は、平均して年収368万円と言われています。月の手取りは25万から30万となっていますが、地方か都心部かによって稼ぎは変わってきます。より多く稼ぐためには、乗客が集まりやすい場所や時間帯を博して回転率を上げる、イベントの開催日をあらかじめチェックしておくなどの情報収集が大切です。