最近、JR東日本管轄エリアで使用できるSuicaを、タクシーで使うお客様が増えています。このページでは、なぜタクシーの支払にSuicaが人気となっているのか、どう便利なのかをご紹介します。
この記事は2022年12月に更新されました。
【対応地域・取り扱い事業者など】
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Suicaカードとは
Suica(スイカ)というICカード乗車券があります。
これは、非接触方式ICカードである「Felica」を技術的に使用しているJR東日本の定期券・プリペイドカードです。「Super」「Urban」「Intelligent」「CArd」の頭文字をとっている、あるいはスイスイと行けるICカードという意味があります。
Suica(スイカ)は2001年からJR東日本の管内エリアで実施されており、2007年3月からは首都圏のJR以外の鉄道(私鉄・公営交通)のICカード乗車券『PASMO』との相互利用がスタート。
さらに2013年には「Kitaca」「TOICA」「Manaca」「ICOCA」「PiTaPa」「SUGOCA」「nimoca」「はやかけん」の全国10種類の交通系ICカードで相互利用が可能となっております。
法人タクシー事業者はほとんどが対応
このSuica(スイカ)カードが便利なわけですが、都内のタクシー業界では10年ほど前からSuicaカード対応のタクシーが登場しており、これが短距離の移動(ちょい乗り)のお客様から人気となっています。
当初は電子マネーのSuicaカードに対応しているタクシーといえば、都心部に近いほど多くなっている傾向でしたが、2022年現在では東京都内はもちろん、全国を見渡しても法人タクシーのほとんどでSuicaを含むICカードで決済が出来るようになっております。
東京のSuicaカード対応タクシー事業者
東京都内のSuicaカード対応タクシーは、タクシーの左後部にあるドアに「Suica・PASMOステッカー」が貼ってあります。
以前は日本交通や国際自動車(km)などの「東京四社営業委員会」や小田急交通など限られたタクシー事業者でしか行っていませんでしたが、現在ではほとんどのタクシー事業者がSuicaに対応しています。
もちろん、これらはお客様にとってもタクシーを利用する際に大変便利な決済サービスですし、タクシードライバー目線からみても非接触で決済を対応することができ、なおかつお客様からの利用も増加します。そのため今ではタクシー事業者の「ICカード取扱」は常識となっています。
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なぜSuicaカード対応タクシーが人気なのか
電子マネーであるSuica対応のタクシーがなぜお客様たちから好まれているのかというと、それは「キャッシュレス・スピーディーな清算ができるから」が最大の理由といえるでしょう。
このカードは「お金を財布から出し入れする手間が省ける」というのが魅力です。
そして「財布に小銭が多くなるのを防げる」という面もあります。
タクシーに乗れば、たいていはキリの良い料金になることはないので、必然的に小銭が溜まる事になり、財布に小銭が増えることを嫌がる方もいるでしょう。
そういった方が好んでSuicaを利用される傾向にもあるのです。
クレジットカードも人気。でも便利なのは…
また、おつりが無いことからクレジットカードでお支払いを希望されるお客様もいらっしゃいます。
ただ、クレジットカードでのお支払いは、認証に時間がかかることもあるため、スピーディーな支払いを望まれる方は特に、Suicaカードが選ばれています。
また、近距離移動の場合はカジュアルな決済手段が好まれます。
電車を使うほどでもないけど歩くと少し距離がある、という場合にタクシーが選択肢になるのですが、このときにSuicaカードなどのICカードを出すだけでタクシーに乗車できるので利用者にとっては非常に便利なのです。