フリーターから正社員として就職したいと考えている人は多いでしょう。しかし、フリーターからホワイトカラーの職種で正社員になるのはかなり難しいです。そこで、タクシードライバーへの転職を目指してみてはどうでしょうか。
タクシードライバーになるために必要な条件とは?
タクシードライバーは、学歴や職歴が重視されることはほとんどありません。そのため、タクシードライバーは、フリーターから就職するのにおすすめできる仕事といえるでしょう。新卒で就職する機会を逃してしまった人や、職歴のない人でも問題ありません。
また、タクシードライバーは、求められる能力もそれほど厳しくありません。カーナビや地図アプリなどが使えれば、ほぼ仕事は務まるでしょう。
自分の車を持っていない人は、カーナビなどを使ったことがないかもしれませんが、特に難しくはありません。スマホやパソコンを使える人なら、すぐ使い方を覚えられます。
お客さんと話をする機会があるため、清潔感と最低限のコミュニケーション能力が必要ですが、これもほとんどの人は問題ないでしょう。あいさつや簡単な世間話ができれば大丈夫です。
タクシードライバーになるには、2種免許を取得しなければなりません。この点が、ネックに感じる人が多いでしょう。普通免許取得から3年以上経過している必要があります。逆に言えば、普通免許取得から3年以上経過している人なら、転職しやすい仕事です。
フリーターがタクシードライバーになって得られるメリット
フリーターから正社員としての就職を目指している人の中には、タクシードライバーと聞いて、あまり気が進まない人もいるかもしれません。あまり稼げないイメージを抱いている人もいるでしょう。
しかし、年齢が若い場合には、一般的なサラリーマンよりも多く稼げる可能性もあります。タクシー会社では、給与形態が歩合制のところが多いです。
そのため、頑張れば頑張った分だけ給料が増えます。サラリーマンの場合には、年功序列が重視されており、仕事で成果をあげてもあまり給料に反映されないこともあるでしょう。タクシードライバーは年齢や勤続年数があまり関係ないのが大きなメリットです。
また、安定性の面で、タクシードライバーを敬遠している人もいるかもしれません。その場合には、固定給のタクシー会社を選ぶといいでしょう。歩合制のようなメリットはありませんが、毎月安定した収入が得られます。
また、歩合制でも固定給でも、タクシードライバーは休日が多いのが特徴です。1日の勤務時間が12~15時間くらいで、その分だけ休日を多く確保しています。1ヶ月のうち出勤日よりも休日の方が多いことも珍しくありません。プライベートを充実させたい人にも向いているでしょう。
まとめ
タクシードライバーは、普通免許取得から3年以上経過してさえいれば、比較的採用されやすい仕事です。年功序列がないため、20代の人ならサラリーマンよりも稼ぎやすく、フリーターからの転職先としておすすめできます。