タクシードライバーは、毎日明け方まで仕事をしているというイメージを持っている方も多いのではないでしょうか。
しかし、実はタクシードライバーは、しっかり稼ぎながらプライベートも充実させることができるという、ワークライフバランスのとれた職業なのです。
では、タクシードライバーがプライベートも充実させることができるのはなぜなのでしょうか。その理由について詳しく解説していきます。
タクシードライバーがプライベートを充実させられる理由とは
タクシードライバーがプライベートを充実させることができる理由の1つが、タクシードライバーならではの勤務体系にあります。
多くのタクシードライバーは隔日で勤務しており、代表的な勤務体系だと月の半分程度は休みになります。休みが多い一方で、効率よくきちんと稼ぐことができる仕事なのですね。
また、勤務時間帯も日勤と夜勤に分かれていますが、比較的自由に勤務時間帯を選ぶことができます。
そのため、配偶者が夜勤のときには自分も夜勤にして休みを合わせる、日勤の配偶者と交代で子どもを見るために自分は夜勤にするなどといったように、それぞれの家族のライフスタイルに合わせることができるのです。
さらに、タクシードライバーの勤務時間は法律で厳しく定められているため、残業もほとんどありません。勤務時間外に働くこともありませんので、休みの日には仕事のことを考えずにすみ、プライベートを満喫できるというわけです。
プライベート時間を確保するタクシードライバーの勤務例
では、プライベートの時間をしっかり確保できるタクシードライバーの勤務例について、詳しく見ていきましょう。
タクシードライバーは1か月に13乗務までと決まっていますが、多くのタクシー会社で1か月に12乗務としています。1乗務は21時間(うち休憩3時間)。朝6時から翌日の深夜3時まで3時間の休憩をとりながら働くと1乗務となります。拘束時間が長く、体力的にも大変な勤務ですが、1日1乗務の勤務体系であれば、勤務できるのは週に3日まで。週の半分以上が休みになるのです。
休日の数を増やしたいという方で、体力に自信があるという方には、1日1乗務をこなす隔日勤務がおすすめです。
また、アフターファイブを楽しみたいという方には日勤がおすすめ。隔日勤務とは異なり、週5日の勤務と週2日の休日といった勤務体系をとる方が多いようです。月に25日ほど出勤し、1日10時間ほど乗務することができますので、日によって退勤時間を調節してもよいですね。
そして、夜に集中して稼ぎ、昼間は好きなことに時間を使いたいという方は夜勤もおすすめです。昼間に本業をしている方の副業としても活用できる勤務体系ですね。
副業をする場合は、本業の会社と勤務するタクシー会社の双方の就業規則をチェックしておきましょう。
まとめ
勤務体系が比較的自由で、休みもしっかりとることができるタクシードライバー。しっかり稼ぎながら、プライベートも充実させることができるのは嬉しいポイントですね。自分や家族のライフスタイルに合った勤務で、充実した毎日を送りましょう!