転職に失敗してしまった、再就職のあてもなく退職してしまった、もう長い間無職。いくら生活するためとはいえ、合わない仕事を続けることはできないですし、長い人生の中で様々な原因によって30~40代でもニートになる人は少なくありません。
今回は、就職が厳しいとされる40代ニートでもタクシードライバーになれるのか、その真相を追いました。
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40代ニートでもタクシードライバーになれる!?
結論からいうと、40代ニートでもタクシードライバーにはなれます。タクシードライバーの求人は職歴、転職回数、学歴など関係ないものが多いからです。また学歴による給与の差もほとんどありません。
すでに自動車の運転免許を持って3年以上経過していれば大丈夫です。すぐに社会復帰するのも夢ではありません。
タクシードライバーになるためには自動車の「二種免許」が必要ですが、二種免許を持っていなくても免許取得に向けたサポートを行っているタクシー会社も多々あります。免許取得中にも給与が出ることもありますので、恐れず面接にチャレンジしてみましょう。
40代ニートがタクシードライバーを目指す際の不安
しかし、ニートで過ごした期間が長すぎると社会復帰への不安は尽きないですよね。学歴や職歴が不問といわれても、一回も就職をしたことがないニートの方には次のような面で辛さを感じてしまうかもしれません。
長時間運転するということ
毎日働かずに過ごしていたのに、急に長時間の運転をするのは心配ですよね。運転するのが仕事ですから、時には長距離間の移動をお客さんに頼まれることもあるでしょう。
しかしよく思い出してみてください。タクシードライバーの方って、お客さんを待っている間は車の中で休んでいたり、休憩時間には喫茶店にいたりしませんか?意外と勤務時間中に拘束されることが少なく運転自体も短時間のことが多いですから、体力がなくても安心して働けるでしょう。
面倒なお客さんがいないか
時には面倒なお客さんもいるかもしれませんが、そんなことはほとんどありません。今のタクシーは運転席と客席の間に防犯パネルがありますし、ドライブレコーダーもついているので厄介なお客さんが来ることはそうそうないでしょう。
地理試験
タクシーの運転手は必ず地図を頭に叩き込む、というのは昔の話です。今はカーナビを使って移動することも可能ですので、地理試験についても気負うことはありません。
40代ニートでも大丈夫!タクシードライバーの魅力
さらに、40代ニートにタクシードライバーがおすすめな理由として、次のことが挙げられます。
高齢でも働くことができる
タクシードライバーには結構高齢の方も多いですよね。つまり、いくつになってもしっかり稼げるシステムがそこにはあるということです。40代から社会復帰しても、この業界ではまだまだ遅くありません。
人との出会いがある
タクシードライバーは、毎日様々な人と出会います。その中で、人生の辛さだけではなく幸せも感じ取ることができるでしょう。
コミュニケーションが苦手でもOK
タクシードライバーは話し上手でなければいけないと考えがちですが、話下手、コミュニケーション下手でも大丈夫でしょう。話しかけられないほうが心地いいというお客さんも多いので、人と話すのが苦手でも安心してください。
まとめ
40代ニートが社会復帰を目指すなら、タクシードライバーの求人を探してみましょう。自動車普通免許の取得から3年が経過していれば、二種免許の取得サポートも会社がしてくれることがあります。
学歴、職歴、転職回数、年齢、経験に関係なく正社員を目指せるのがタクシードライバーの魅力です。勇気をだして、面接を受けてみましょう。