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タクシーの営業手法は様々!ホテルのチェックアウト時間は確認済み?大阪でチェックすべきところは?

タクシーの営業手法は様々!ホテルのチェックアウト時間は確認済み?大阪でチェックすべきところは?

タクシードライバーの営業手法はどんなものがあるのでしょうか。普段、何気なく見かけるタクシーですが、そのドライバーの皆さんはもちろん適当に走っているわけではなく、どこでお客さんが捕まえられるかを考えながら効率的に回れるように走っています。また、タクシードライバーが営業できる範囲は法令で定められていますから、営業区域内でいかに効率的に回れるかがカギになります。
今回はタクシードライバーの営業方法や営業区域について紹介したいと思います。

タクシー会社が営業できる範囲は?タクシーの営業区域とは


タクシードライバーは法令で定められたエリアとルールにのっとり、営業しなくてはなりません。所属する会社、営業所が属している営業区域内で営業をする必要があり、旅客が乗車する場所、降車する場所、いずれも営業区域外の場合には乗車させることができません。これは道路運送法により禁止されており、違反した場合には会社は行政処分の対象となるため、タクシードライバーは遵守しなくてはなりません。

乗車する場所、降車する場所、どちらも営業区域の外の場合が違反になるので、営業区域内で旅客を乗車させ、区域の外で降車させる、またその逆に、営業区域外で旅客を乗車させ、営業区域内で降車させる場合には区域外営業にはあたらず、違反にはなりません。もちろん乗車も降車も営業区域内の場合も問題ありません。高速道路で旅客を載せたタクシーを見たことがある人も多いでしょうか。

実際に営業区域内で乗せたお客さんを営業区域外まで乗せることはよくあります。そのような長距離の利用をする旅客のことを、タクシードライバー内ではロング客と呼んだりします。もちろん、長距離の利用では距離が長い分売り上げは上がります。

タクシードライバーは自分の営業区域のエリアとルールを理解し、営業活動をしなくてはなりません。

タクシードライバーはどう考えて走っている?お客さんの捕まえ方とは?


タクシードライバーの給与体系は基本給プラス歩合となっているケースがほとんどです。当然より多くの売上を上げるため、タクシードライバーの皆さんはどのようにして旅客を乗車させるかを考えて回っています。ではその営業手法はどういったものがあるのでしょうか。

まず「流し」。これは街中を走りながらお客さんを探す手法です。皆さんがイメージするタクシードライバーの仕事風景ではないでしょうか。営業区域内の繁華街で飲み会終わりのお客さんを捕まえたり、路線バスのルートを流して、バスに乗り遅れた人に利用してもらったり、営業区域内の交通や人の流れを把握して流すようにします。一概には言えませんが、稼ぐタクシードライバーのほとんどはこの「流し」方に工夫をこらしている人が多いようですね。

そして「付け待ち」。駅のロータリーや空港、ホテルの入り口などでタクシーが並び、お客さんを待っている場面は皆さん見たことがあると思います。ああいった手法の営業方法を「付け待ち」と呼び、この手法では待ちさえすれば確実にお客さんを捕まえることができます。しかし当然、待ち時間が発生する非効率的な部分もありますので、「付け待ち」のみの営業で売り上げを伸ばすのは難しいようです。特に大阪駅のようなターミナル駅では多くのお客さんがいますが、それを待つタクシーの数も多く、待ち時間が長くなりがちです。タクシードライバーの多くは他の営業方法も取りつつ、この「付け待ち」を行うことが多いです。

タクシーを電話で呼んだことがある経験がある人は多いでしょう。お客さんからのタクシー配車の依頼があったときに、無線で連絡が入りそのお客さんのもとへ向かう、これは「無線配車」と呼ばれ、タクシー会社から割り振られてくるものですが、ドライバーの経験等に大きく左右される売り上げにはならないです。

タクシードライバーとして稼ぐためには「流し」と「付け待ち」によっていかに他のドライバーより多くのお客さんを乗車させるかが重要です。

ホテルの場所とチェックアウトの時間をチェックしておこう。


付け待ちのテクニックとして、ホテルのチェックアウト客を狙う、というものがあります。ホテルのチェックアウト前後30分には当然利用客が多くホテルから出てきますので、ホテルの情報は把握しておくとよいでしょう。ホテルをビジネスで利用しているお客さんの中には、遠方から来ている方もいるので空港までの利用や他県まで利用するロング客を捕まえられる可能性もあります。大阪ですと、例えば中之島にはリーガロイヤルホテルや2017年6月に誕生したコンラッド大阪、梅田にはヒルトン大阪、リッツカールトンなどありますのでチェックしておきましょう。

ビジネスで海外から訪れている外国人の方はホテルからタクシーで空港へ向かうケースもありますのでそういったホテルを狙うのもよいでしょう。ホテルから駅まで送った後に、そのまま駅で付け待ちをするという手法も効率がよいこともあるかもしれませんね。付け待ちや流しのテクニックは自分で考え工夫することは大前提ですが、先輩ドライバーにどのように回っているのかノウハウを教えてもらうのもよいでしょう。

イベント会場で付け待ちをする


イベント会場ではイベント終了後に空港やターミナル駅へ向かうのにタクシー利用をする人を捕まえることができるので、イベント情報はチェックしておくとよいでしょう。また、展示会等も同様です。

住之江区の日本最大級の国際展示場、「インテックス大阪」や、大阪市北区の国際会議場「大阪府立国際会議場 グランキューブ大阪」などでは日々、様々なイベント、会議、催し物が行われていますので、流しや配車の状況に合わせて様々な情報と組み合わせて適宜付け待ちに組み合わせることで売り上げのアップが見込めるかもしれませんね。

流しも付け待ちも賢く立ち回ろう!経験を積んでしっかり稼ごう


稼いでいるベテランドライバーの皆さんはどのように立ち回ることでお客さんを効率的に捕まえられるかを経験で知っています。その土地で生まれ育ち土地勘があったとしても、タクシードライバーとして有利に立ち回るための感覚はまた別の知識であるかもしれません。

最初はなかなかお客さんを効率的に捕まえることができないこともあるかもしれませんが、タクシー会社によっては、稼働から〇カ月間は○○円の給与保証、という風に設定している場合もあるので、応募の際にチェックしておくようにしましょう。

今回はタクシードライバーの営業手法について紹介してみましたが、その実際のノウハウは営業区域によって様々ですから先輩ドライバーには是非どういう風に営業しているのか、聞いてみましょう。

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