タクシードライバーに転職するにあたって様々な疑問や不安な点があると思います。
お給料、待遇、審査基準など沢山ありますが予め分かっていれば事前に対策することも可能です。タクシードライバーに転職を考えている求職者が求人側(タクシー会社)に質問して解答してもらえるコンテンツの中からいくつか参考になるQ&Aをまとめてみました。是非、タクシードライバーへの転職の際の参考にしてみてください。
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タクシー業界の健康診断での合否について
タクシードライバーの仕事はお客様を安全に目的地までお送りする仕事です。
運転に障害の出る健康状態では当然乗務は出来ません。
基本的には健康診断でお医者さんからの乗務可能という診断結果が出れば問題ありません。よく不可になるケースとして多いのは糖尿病や心臓疾患など運転中意識がなくなってしまう可能性が高い疾患などは不可になる場合もあります。
しかし、しっかりと治療をすれば可能というケースも多々あります。
60歳以上から未経験でタクシーをはじめられるのか?
そもそも年齢制限はNGなので不可という事はありませんが他業種だと年齢だけで判断しているケースも多いと聞きます。しかしタクシー業界は60歳以上の方でも積極的に採用していて未経験で二種免許が無くてもタクシー会社で二種免許の取得費用も負担してしっかりと養成してくれます。
タクシーのガソリン代は自己負担なのか?
タクシー車輌は主にLPGという燃料を使用しています。どのタクシー会社でも自社負担しています。会社によりますが自社でガススタンドを所有している会社もあります。その場合は当然会社で給油できます。それ以外は基本的に会社指定のスタンドにて給油します。
地方から東京に上京してタクシーやろうと思っているが地理が不安
地理に関しての不安は沢山の求職者が抱えている悩みですね。
タクシー会社は寮を完備しているケースが多く地方から上京してタクシードライバーをやっている方も沢山います。そしてタクシードライバーとして営業するためには当然地理を把握していないといけないのでタクシー会社側も研修制度として地理に関する教育に力を入れている会社が多いです。そして東京のタクシー会社は殆どがカーナビを搭載しているのと、お客様自体が地理を把握しているケースがほとんどなので慣れるまではお客様に地理を聞きながら覚えていくことを推奨している会社も沢山あります。
以前に経験があって再度タクシーをやる際の地理試験の期限ってあるの?
以前に乗務員証をタクシーセンターに返納してから2年間が有効期限となります。
期限を越えている場合は再度地理試験に合格する必要があります。
パート、アルバイトは可能か?
タクシードライバーの勤務形態に定時制という働き方があります。
一般の勤務日数が月間11~13日(隔日勤務)に対して定時制は月間8乗務以内になります。定時制で働いている方は60歳以上の方や主婦の方などが多いです。
休日について
タクシー業界の勤務形態は会社によりますがシフトで組まれているケースがほとんどでシフトによって異なりますが土日が休日になるシフトもありますし日曜日を固定給実にしている会社もあります。隔日勤務の場合は月間の半分以上が明け休みと公休になります。
ペーパードライバーでもできるか?
基本的には普通免許取得してから3年以上経過していればタクシードライバーに必要な二種免許の取得対象になりますので可能ではありますがタクシードライバーは一般の方以上に車を運転する時間が長い分、事故などのリスクが高くお客様を同乗させているということもあるので出来れば普段から運転をすることやペーパードライバー向けの講習を受講されることをお勧めします。
タクシードライバーに限らず新たな業種にチャレンジする際は様々な疑問があると思います。面接ではなかなか聞きづらい事もあると思いますのでまずは疑問点などをまとめて問い合わせをすること、第三者機関であればより質問しやすいと思いますのでそういったところもお勧めします。説明会を行っているタクシー会社も多いので参加することも良いかもしれません。