インバウンドが叫ばれ、外国人観光客も増えてきた日本。その中でも大阪は外国人のみならず、国内観光地としても人気です。今、タクシードライバーとして大阪で活躍しようとしている方にとっては魅力的な街と言っても過言ではありません。
移動距離と運転マナーに注意しましょう。
大阪観光でタクシーを利用する観光客は多くありません。
えびす橋、USJと言った観光地へのアクセスが多岐にわたっており、車必須の街ではないからです。
もちろん、空港からホテルや観光地の移動で利用する方もいらっしゃいますが、空港から都市部へのアクセスの選択肢も多いです。
大阪は日本で二番目に小さい面積です。端から端まで公共交通機関が発達していますので、単なる移動手段としてタクシーを利用する事は頻繁ではありません。では、何をすれば良いか。それは、情報とおもてなし、出来れば語学です。
大阪駅からえびす橋までタクシーで行っても4~5km程度です。交通量も多いし、駐車マナーもお世辞にも良いとは言えません。そこで、単なる移動手段としてだけではなく、観光客の方に様々な情報、ガイドブックには載っていないような情報を与え、タクシー移動はそこそこに、パークアンドライドよろしく、目的地付近の駐車場で待機して、お客さんが観光を終えるのを待ち、また別の場所に移動する。そんな方法が良いのではないでしょうか。
USJやえびす橋は大阪でも断トツに外国人観光客が多い観光地です。
USJではキャラクターグッズのお土産、えびす橋では爆買いの品など、荷物が多い外国人が多いです。
その場合、公共交通機関での移動は厳しいかと思いますので、トランクに荷物が積めるタクシーは重宝されるでしょう。そこで、武器になるのが語学です。
街中に外国語の看板が増えてきたとは言え、やはり異国での移動には不安や苦労が付きまといます。
そんな時に、堪能では無くても、ある程度外国語が通じるドライバーさんなら大変喜ばれます。
実は大阪は京都や奈良と違い、アジア系の方が多いです。お互いに母国語ではないので、中学生レベルの英語が出来れば意志疎通は可能です。
外国語が出来れば、連泊の海外の方からご指名を受けて、滞在中の専属ドライバーになれる可能性もあるのではないでしょうか。
まとめ
大阪の街でタクシードライバーをするのは難しくありません。市内の道は単純ですし、観光地間の移動距離も長くはありません。しかし、運転マナーが悪いドライバーが見受けられたり、路上駐車が多かったりしますので、そこを上手くやり過ごしつつ、独自の情報でお客様を楽しませられれば良いと思います。