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タクシー運転手ならでは…普段の生活ではなかなか入れない場所エピソード
タクシー運転手はれっきとした公共交通機関であり、不特定多数のお客様を送迎します。
そのため、地域密着の送迎だけにとどまらず、様々なシーンにおいてタクシーを利用されるお客様が存在しますよね。
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タクシー運転手のメリットとして、ご自身が頑張った分だけ給料に反映=稼げるという魅力もさることながら、『やりがい』というお金では買えない価値があります。
その価値の中に「普段の生活ではなかなか入れない場所にいく事が出来る」というメリットがあります。
これはとても自慢すべきことでもあり、誇れることでもあるのです。
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タクシー営業中に行く「普段は入れない場所とは?」
タクシーを営業中にお客様が乗車し、行先を告げる再は様々な場所を指示しますよね。
その中にはあっと驚く長距離や、思いもよらぬ場所というのは営業していてぶち当たります。
それもタクシー運転手を仕事としていての面白いところです。
その行先が、まさかまさかの「そんなところに行かれるんですか?」という普段は入れないような場所を指示されることだってあります。
そのような場合のお客様の多くは…いやほぼ間違いなく「立ち入り禁止エリアに入れる関係者」として乗車していますので、普段は入れない場所にもタクシーを通じて通行できるのです。
気持ちは嬉しいが…必ず厳守すること
筆者も毎乗務そのような機会に当たることはありませんが、突如としてやってくることは仕事上あります。
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そんな時は当然ながら「この仕事やっててよかった」と思わせるような場所に行けたり、あるいは「そんな緊迫したエリアに入れるのか…」という緊張が走ることもあります。
その仕事をやり終えた後の解放感とやりがいで、仕事仲間の一部に「今日ここに行ったよ!」位で話すならまだ良いかもしれませんが、行先が行先だけにプライバシーや場所の特性上、場合によっては厳守すべき内容が含まれているので注意しましょう。
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プロ意識を持って運転
テレビ番組でタレントさんの近況エピソードを話す再「こんなタクシー運転手がいて困った」という話をよく聞きませんか?最近特に多く見られますよね。
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しかし、よく考えてみたらタレントさんなどの著名人も、普段移動手段として利用されるのはほとんどタクシーが多く、どうしても車内でタクシー運転手とワンツーマンで話となってしまったらそれが最近のエピソードとなって浮彫になるのは…聊か納得が行くようにも思えます。
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タクシー運転手の業務は最後までお客さまを分け隔てなく安心快適にお届けすることです。
写真撮影➡SNSに上げる行為
また、タクシー運転手の行動として注意しなければならないことがあります。
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普段は入れない場所に行ったことによる興奮と喜びは、わからなくもないのですが…思わず無許可っで写真を取ってしまったり、あたかもそれを無防備にSNSに文章付きで取り上げてしまうなどの行為は絶対にNGです。
SNSのリテラシーから大きく外れているのはもちろん、当然ながら非常識な行為です。
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送迎後即時退散
タクシー運転手は運転・送迎のプロフェッショナルです。
だからこそ、目的地まで送迎したら即時退散しましょう。
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いつまでも関係者エリアに居座っているのは宜しくありません。
すぐに入構証を警備員へ返却し、その場を離れて通常営業しましょう。
※但し、万が一戻るまでの間に立ち入り禁止エリア内にて「タクシーを乗せてほしい」というお客様・関係者がいらっしゃったら場合は例外です(営業エリア内に限る)。
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どんな場所に行くの?
さて、その普段の生活ではなかなか入れない場所…俗に言う関係者エリア・立ち入り禁止エリアの代表例を挙げていきます。
筆者のエピソードも踏まえて紹介したいと思います。
※日時・場所等は特定に結び付く可能性があることから避けてご紹介となります。
コンサート会場
全国規模で多くの会場ではコンサートを実施していますよね。
J-POP、K-POP、海外アーティスト、クラシック、演歌の興行、劇団、歌舞伎な能、浄瑠璃、和太鼓などの伝統芸能、その他多岐に渡るのですが、当然ながらその会場へ足を急ぐお客様の送迎だけでなく、時に関係者や出演者をお乗せすることもあります。
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コンサート会場のホールは概ね、会場入り口の裏手にあるため、厳重なセキュリティが敷かれています。
特に全国規模で名だたるホールや会場は顕著であり、関係者はもちろんのこと出演者を道端で精算して降車させるという事はセキュリティ上まずありません。
必ずホール内の関係者入り口まで送迎するので、一旦はセキュリティを通過しなければならないという訳なのです。
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スポーツ試合会場
スポーツ試合会場もコンサート会場と同様ですが、選手がタクシーで来るというケースはそこまで多くないようです。そのため、試合終了後にお客様が利用する方をタクシー運転手は営業としては狙い目なのではないでしょうか。
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この場合は主に関係者が多く、テレビクルーやアナウンサー、解説者やOBなどが乗車することもしばしばあります。
政府機関
政府機関は概ねタクシーよりも、ハイヤーの利用が多い印象です。
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記者クラブなどの報道関係者やその他関係者がタクシーを利用することはあっても、官僚クラスがタクシーに乗車することはそこまで多くないと思います。(あるいはお抱えの個人タクシーがいるケースも)
その証拠に首都高から夜の永田町を見てみますと、おびただしい数の個人タクシーは止まっていますよ。
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テレビ・ラジオ局・撮影現場
タクシー利用が非常に多いのが、テレビ・ラジオ局でしょう。
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関係者や社員、AD、タレントさんなど分け隔てご乗車されますが、テレビ局によってタクシー事業者と優先契約等を結んでいることもあり、送迎は相当慎重に実施しなければなりません。
万一事故や不手際があろうものなら、契約を打ち切られる可能性も高いからです。
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また有資格者でなければテレビ局内には入構することも、専用の無線を取ることもできないのです。
事件現場
また、タクシーという特性上、テレビ・ラジオそして新聞・雑誌といった報道関係者をお乗せすることもあり事件現場の取材へむけて配車或いは送迎をすることがあります。
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その場合、タクシーで良くあるのが「その場で待機」というケースです。
多くはこの待期期間もメーターは止まっていませんので…言わば『営業中』ということになります。
不謹慎かもしれませんが、非常に美味しい案件ではあります。
がしかし事件現場などそうそうお目に係れない場所ですので、緊迫した場所に居合わせるというのは、後日家族との会話くらいでしたら話のタネになるかもしれません…。
在日米軍関係施設
日本国内には全国に約130か所在日米軍基地があります。
その中には純粋な訓練基地、飛行場、住宅、その他施設と多岐に渡り、時期を経て日本への返還を実施している場所もありますが、未だもってしてこのような状況が続いています。
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タクシーでは在日米軍の施設内に入ることもしばしばあります。
ただし、送迎で入ることは一部のUberによる配車を除いてはあまりなく、ほとんどが日本国内の領域から米軍基地へお乗せするパターンです。
当然ながらセキュリティはかなり厳しく、仮に配車で入構する場合でもかなり厳しい可能性はあります。
ご乗車されているお客様がIDなどを持っていることがほとんどなので、送迎する再は比較的スムーズは行くとは思いますが、この施設こそ撮影は機密情報の観点から無論NGですし、用が済みましたら即時退散しましょう。
筆者が送迎したのは広尾周辺の宿泊施設ですが、送迎後に即時自分のタクシー業務に戻りました。
書けない場所もあるが…やりがいは感じる瞬間
実は他にも色々と書きたいにも書けない場所に行ったことがあるのですが、やはりセキュリティや防犯上からここでは差し控えた方が良いと思い、ここまでとしています…すみません。
しかしながら、非常に貴重な体験ですのでタクシー運転手ならではと言ったところですし、都内のタクシーであれば現時点でも半数近くは地方出身者の方が乗務されている事から、東京で仕事をする上でも大きなステータスかもしれません。
いずれもセキュリティは厳しい場所ですし、以降のSNSなどへの掲載転載はNGな場所でした。
書けない場所は決して疚しい場所ではありませんのでご安心いただきたいです(聞けば納得するような場所ですよ)。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
タクシー運転手の業務特性上、。様々な方を乗車させるため、普段の生活では行けない、考えられないエリアに行く事が出来るのも特権です。
だからと言ってそれをSNSで拡散したり面白半分で周囲にペラペラしゃべるのはNGですが、自分自身の仕事が公共交通機関として『社会貢献をしている』という面では、タクシー運転手という仕事に対して誇りを持ってよいと思いますよ!