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タクドラ(タクシー運転手)のマインド①★こんな時あなたはどうする?これからタクシー運転手へ転職する方必見のバイブル

タクドラ(タクシー運転手)のマインド①★こんな時あなたはどうする?これからタクシー運転手へ転職する方必見のバイブル
カケル
カケル
この記事を書いた人:『転職道.com』の転職相談スタッフ・『タクシーハローワーク(TSJ)』では職業紹介管理者としてタクシー求人コンサルタントを7年従事したのち、東京特別区地理試験・法令試験取得者/二種免許保持。数々のタクシー企業担当者との取材や求職者との会話で最新の情報を記事化しています。自らも地理試験・法令試験・二種免許を保持し都内タクシードライバーとして勤務もしているまさに『二刀流』です。JPN TAXI及びクラウンで史上最速の平日&週末の両日連続で営収10万円を5度達成!現在では特別区タクシー運転手としても活躍中。

タクドラ(タクシー運転手)のマインド①★こんな時あなたはどうする?これからタクシー運転手へ転職する方必見のバイブル

タクシー運転手は令和5年の調査で日本全国23万1938人いるとされています。

それぞれが共通の認識であるのは「無事故無違反で安全運転を務めること」でありますが、その先となればまた目的は変わり、枝分かれするのではないでしょうか。

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つまり、『稼ぎたい』という方もいれば『のんびりマイペースでやりたい』…自分のペースで出来るのがタクシー運転手のメリットでもあります。そのためには働く地域や所属するタクシー事業者選びも大変重要になってきます。

今回は『タクシー運転手(通称:タクドラ)のマインド★こんな時あなたはどうする?これからタクシー運転手へ転職する方必見のバイブル』と題して、タクシー運転手目線で起こる様々な乗務・営業時の心得、気の持ちようをお伝えできたらと思っています。(…あまり横文字を並べると胡散臭い高額セミナー臭が漂うので、あえて少し言い回しを日本語にしてみました。)

閲覧はいまのところ無料ですのでどうぞご安心ください笑。

営業中での意識

タクシー運転手…この記事内ではタクドラという形でもお伝えした方が良いかもしれませんね。

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そのタクドラは点呼・出庫をしたのち、営業所を出発。そして回送から「空車」の表示になれば、もうお客様を乗車させて営業しなくてはなりません。いや、して良いのです。どんどんしましょう。

それでは営業中の「意識」を少しばかし深掘りしたいと思います。

苦手なお客様が乗ってきたら“風化”

タクシー運転手(タクドラ)という仕事をしている以上、必ず自分にとって合わないお客様は乗車してきます。
理由は、空車で営業する以上はお客様を選択することはできないからです。

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タクシーは会社や学校…それ以上に不特定多数の様々な考えや性格を持った人々がタクシーに乗車されるのですから無理はありません。しかし、業界内で言う『外れクジ』レベルのお客様は、タクシー運転手(タクドラ)に粗相がない限りはそう滅多に出会うものではありません。

しかしながら、もしそのようなお客様と遭遇し、乗車させなくてはいけなくなった場合、少なくとも5分~15分(あくまで平均)はその方と時間を過ごさなくてはいけない訳です。お会計が終了し、お客様がお降りになった後…おそらく人間はいずれかのパターンに出ると思います。

①前者はドアが閉まり、お客様が居なくなったのを確認したのち…ストレスのうっ憤を晴らすかの如く大声で叫ぶ(^-^;。②そして後者は…ずばり『ひきずる』です。

大抵のタクシー運転手(タクドラ)は②に行きがちなのですが、おそらく周囲からは「気にしない!気にしない!」と言われているはずです。しかし、実際のところ気にしますよね…。わかります。

しかし、そんな時に解消できるとっておきの方法があるのです。
それは、『次次!!』と言ってその場を退散し、次のお客様を見つけることです。

そうすると次に乗車されたお客様が良い方、その次も良い方であったりとで…いつのまにか嫌な思いをした乗務は「あーそんなことあったよなぁ~」となっていくのです。

これを世間では「風化」と言います。

カケル
カケル

素敵なお客様が乗ってきても

取材時の様子。許可を得て撮影。

それでは、逆にすごく感じの良いお客様が乗車されて、色々話をして楽しかった。良いお客様だった…その時はどんな意識を持ったらよいでしょうか?

実はこれも、運賃をお支払い頂いたら「次次!」と意識して次のお客様を見つけに行くことが重要なのです。
確かに良い思い出がタクシー運転手(タクドラ)にもできましたが、ここで大切なのは一喜一憂してしまっては自分自身の売上を止めてしまう可能性があるからです。
さらにはどういう訳かそういう時に限ってタクシーの神様に隙を見せてしまうのか、次に乗るお客様が不都合な場合が多かったりします。

単純にジンクスなだけかもしれませんが、だったとしても、安定的に良い意識を保ったままでタクシー営業は続けたいものですよね。

昔、超有名な日本映画に出ていた俳優さんが言っていた「どんなに好きな恋人と別れても、次々って思えるだろう?」というセリフを思い出しました。
それを言っちゃぁおしめぇよ笑。
カケル
カケル

ワンメーターは数珠繋ぎ

筆者は現役のタクシー運転手(タクドラ)ですが、非常に悪しき伝統だと思う営業スタイルがあります。
それが初乗りや近距離を嫌がるドライバーが存在することです。

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確かに現実的に売上を考えれば単価は安いでしょう。ですが、申し上げたいことが二つあります。
一つはお客様にはそれは一切関係がないという事です。たまにわざと回送表示や迎車表示にして手上げのお客様に行先を聞いてから乗車の可否を裁量で決めるタクシー運転手(タクドラ)が存在しているようですが、非常にけしからん話であると思います。

そしてもう一つは、「タクシー営業は一期一会、数珠つなぎである」ということです。
実際にワンメーターのお客様が続く先に長距離のお客様が乗車されるというケースはよくあります。

稼げるスポットに毎回行けるわけではない

タクシー運転手(タクドラ)の現役・元現役監修の転職相談などはこの10年で著しく増えたように思えます。

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YOU TUBEなどでも拝見しますが「~●●通りはこう行け!」「●●ホテル近辺は稼げる」と声高々にセミナー形式でお話しされています。
あれらは、確かに正しさの一つだと思います。ただ全てをあの通りに走っては正味、翻弄されるだけで終わります。何故なら途中途中でタクシーを必要とするお客様は必ず存在し、乗車をさせないといけないからです。

普通にタクシー営業をしているのであれば、稼げるスポットに毎回行けるわけではないのです。
人が多い場所へ向けて走るのは正解でしょう。しかし大切なのは、どこであろうと走り続けることなのです。

筆者もある晩の営業時は、銀座に行こうと考えて走っていたら六本木でお客様が乗車され、そのまま横浜に行った…なんてこともありますよ。
カケル
カケル

前に空車のタクシーがいたら…

令和2年の調査ですとタクシーの車両台数は法人が177,367台、個人だと29,649台となっています。

しかし今は令和6年でまもなく年も明けます。間違いなく現在の方が台数は増えていますし、タクシー運転手(タクドラ)の数も増加しているでしょう。

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そのような状況ですので、深夜の時間帯となれば東京都内はタクシーで溢れかえります。
まさに激戦区でありますし、自分が営業しているタクシー車両の前にまた空車の車両が走行している…なんてことはしょっちゅうかもしれません。

そんな時、例えば空車のタクシーとかなり車間距離を開けて走行するタクシー運転手(タクドラ)もいます。
おそらくこれは歩道へ出てくるお客様のタイミングなどを見計らっているものと思いますが、よく観察してみてください。

あなたがタクシー運転手(タクドラ)でお客様を乗せた直後、幹線道路などを走っているとやたら手上げをする人々を目にしたことはありませんか?
タクシーに乗車する人々はどういう訳か、同じ幹線道路にもう一組、二組といらっしゃりタクシーを待っているのです。

ごめんなさい根拠は正味無いのですが、実際現場に出て走っていると本当に感じるのです。
マーフィーの法則的なものが働くような気がしてなりません…。
カケル
カケル

売上への意識

タクシー運転手(タクドラ)は、ご自身の頑張った分がしっかりと成果として反映される何とも言えない面白みがある仕事と言えます。

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だからこそ「売上」に対しいての意識は高く持つほうが、ご自身のライフスタイルにもゆとりが出来て、より良いワークライフバランスを送れるのではないでしょうか。

お客様への感謝

タクシー営業時、必ず忘れてはいけない意識があります。
それがお客様への感謝の心です。

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当たり前ではありますが、お客様があってこの商売は成り立っています。
確かに悪質なカスハラはNGですが、「お金を頂いてご利用してくださっている」という事を常に肝に銘じて、感謝の心をもって対応を致しましょう。

価値あるサービスの提供

口酸っぱく何べんでも言わせていただきます。
タクシー運転手(タクドラ)は、接客業です。

利用されるお客様にとって価値あるサービスであることが大切で、日々変貌を遂げるニーズや欲求に対して、しっかりと応えるためにも、サービスをブレずにお客様に安心安全の接客と運転を心がける…これが価値あるサービスという意識なのではないでしょうか。

道は早めに覚えよう

悲しいことにお客様はタクシー運転手(タクドラ)に対して対等に『道はどこでも知っている』と思って乗車されます。100%ではありませんが、そう思って頂いた方が良いです。

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道が分からないのはタクシー運転手(タクドラ)として始めは仕方ないとは思いますが、時間と日数が経過するに連れて同じような場所を同じようなパターンで何度か走行していくうちに覚えてくるものです。
是非とも道は早めに覚えましょう。その方が接客もスムーズです。

もしわからなかった場合は必ず、必ずお客様に伺いましょう。

まとめ

いかがでしたでしょうか?
タクシー運転手もといタクドラ(タクシードライバーの略です)の意識…隔日勤務で営業すれば1乗務あたりで概ね30~40回の乗務回数はこなすと思います。

その内容はまさに一度きりの出会いで形成されている…良い出会いも悪い出会いもです。
大概は悪い出会いというのは少ないですし、しかもテレビのニュースで放映されるような危ない事件に巻き込まれることは宝くじの一等を当てるレベルですのでそこまでナーバスにならなくても良いとは思いますが、何かあればのストレス解消法的な、折角のタクシー業務ですから些細な事で売上に左右されてほしくないのです。

是非とも、人生でもそうですがタクシー乗務中には様々な試練や甘い誘惑がありますが、それらを乗り切って乗務をこなしてくださいね!

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