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【タクシーニュース】インバウンド好調の長野県白馬村でUber Taxiサービス開始

【タクシーニュース】インバウンド好調の長野県白馬村でUber Taxiサービス開始
カケル
カケル
この記事を書いた人:『転職道.com』の転職相談スタッフ・『タクシーハローワーク(TSJ)』では職業紹介管理者としてタクシー求人コンサルタントを7年従事したのち、東京特別区地理試験・法令試験取得者/二種免許保持。数々のタクシー企業担当者との取材や求職者との会話で最新の情報を記事化しています。自らも地理試験・法令試験・二種免許を保持し都内タクシードライバーとして勤務もしているまさに『二刀流』です。史上最速の平日&週末の両日連続で営収10万円を4度達成!現在では特別区タクシー運転手としても活躍中

都内在住の方々がタクシーを乗車した際、口をそろえて運転手さんに「近頃じゃ日本人より外国人の方が多い気がするわ~すごいわね」という言葉を投げかけるくらいに、コロナ禍以降のインバウンド需要は説明不要…いやはやコロナ禍など比ではないレベルの訪日観光客の皆さんが東京をはじめとする日本国内の名所を敢行しています。
その際、移動時に必須になってくるのは馬車でもリヤカーでもキャタピラーでもありません。

そうです、公共交通機関です。鉄道、バス、そして我らがタクシー!そのタクシー配車アプリの世界的認知度の高い事業が国内の観光地で新たにサービスを開始するとのことです。

【タクシーニュース】インバウンド好調の長野県白馬村でUber Taxiサービス開始

タクシー大手配車アプリUber Japanが手掛ける「Uber Taxi」がこの度、2024年12月1日より長野県の観光地、白馬村にて『冬季期間限定』での利用が可能となりました。

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Uber Japanでは、地方の交通課題解消(オーバーツーリズム)を目指しており、急増する外国人観光客への対応を取るべく長野県白馬村との包括連携協定に同年11月27日に調印し締結しました。

「白馬 MaaS プロジェクト」の一環

白馬村では既に2023年12月18日「白馬 MaaS プロジェクト」の一環として、当時モビリティサービスのルート最適化技術を開発している企業『SWAT Mobility Japan株式会社』が地元長野県白馬村のタクシー会社と連携しております。

その中で観光客を対象としたAIオンデマンド乗合タクシー『白馬ナイトデマンドタクシー』と白馬村プラットフォームアプリ『HAKUBADo』と連携した運行アプリを提供し、運行していました。

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今後、Uber Japanこの白馬村でのプロジェクト成功念頭に置き、将来的には当事例を都市圏中心となる「Uber Taxi」のエリア拡大も図りたい考えです。

カケル
カケル
この度のUber Taxiサービス提携開始も連携協定のもと、期間は2025年3月までとし、冬の移動の足として地元住民への対応はもちろんのこと、主に急増する訪日観光客への対応に一役買う事となるでしょう。

詳細

Uber Japanによるとこの度の長野県白馬エリアによる概要は以下の通りになるとのことです。

[白馬エリアにおける Uber Taxi 概要]
運行区域:
長野県白馬村のスキー場や観光地、飲食店などがある主要エリア
時間: 24 時間運行
運賃:運行するタクシー会社の規定の運賃および迎車料金が適用
タクシー会社:アルピコタクシー、白馬観光タクシー、アルプス第一交通、あづみの第一交通、南安タクシー
予約・配車:Uber アプリを通じて実施。
【Uber公式ホームぺページより一部抜粋】

カケル
カケル
なお、Uberのアイコンはスキー・スノーボード客も安心して利用できるアイコンデザインを導入するそうですよ!
Uberのクルマアイコンってかわいい…。

長野県内では2か所目

長野県内は信州地方屈指の観光地・避暑地でもあり、そのことも相重なってUber Taxi導入は2か所目となるのです。

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今回の白馬村以外で先陣切ってサービス開始となった地域はズバリ…『軽井沢』です。
2024年7月16日には国内外でも人気の観光地として名高い軽井沢駅周辺をはじめ、旧軽井沢や中軽井沢などの人気観光エリアを含んだ軽井沢町全域への移動が可能になりました。

タクシー配車アプリ『Uber Taxi』の利用によりさらに利便性が向上しています。

白馬村の抱える課題とUberの需要拡大がマッチするか

現在、長野県白馬村では、2023年シーズン冬季の観光客数が113万人を超えました。

この数字は過去20年でなんと最多を誇っており、地元ではさぞ好景気に沸いていることと思いきや…大きな課題にも直面することとなりました。
それは『訪日観光客の利便性向上』や『オーバーツーリズム』といった点です。

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しかし、これらは観光客数が増加してこそ起こる事象、あとは課題解決の糸口を委ねるべく、動き出すことが急務となりました。
そこでUber Japanでは長野県白馬村で冬季期間で自社のアプリが開かれた回数を統計で測ってみたところ、通常期に比べって約6倍というデータを算出しました。

これらは『訪日観光客がタクシーを利用しようとしていた傾向』とみられ、Uber Japanでは白馬村への配車アプリサービス開始を決めました。

カケル
カケル
背景には、『訪日観光客の急増により潜在的な需要がある』というUberの確かな勝算があったという訳ですね!

Uber Taxiとは?

さて、今夜私がいただくのは…これは『Uber eats』ですよね。

Uberは配車サービスの部門も存在するのです。
と言いますか、そもそもそちらが本家本元。日本国内はタクシーとNRS専用の配車アプリサービスとして君臨しております。
ではUber Taxiとはどのようなサービスなのでしょうか。

※…日本版ライドシェア

インバウンド需要への対応が圧倒的に高い「タクシー配車アプリ」

Uberは世界中で利用されている配車専用アプリであるため、日本国内においても互換性によってタクシー配車が容易に可能となっています。

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さらに便利な機能として『タクシーの配車から最後の支払いまでUberアプリで完結』できます。
この配車アプリ内では、乗車前に金額の見積やタクシーの到着予定時刻が確認可能です。

お客様の中には「買い物や旅行で荷物が多い時』や「お子様を連れで移動が困難な際でも街中でタクシーを探したり、目的地をタクシー運転手へ伝えたり、料金を逐一到着後に支払うといった手間が省けるのも魅力です。

2010年発足の世界最大級の配車サービス事業

Uberはアメリカのサンフランシスコにて2010年に発足した世界最大級の配車サービス事業です。

現在、Uberは世界70カ国、約10,000の都市圏でユーザーを拡大しており、タクシーはもちろんライドシェア(日本国内は『NRS(日本版ライドシェア)』・ Uber Eats・宅配便 ・貨物輸送などを展開しています。

ちなみに日本国内では2013年9月には「Uber Japan(Uberの日本法人)」が発足し、翌2014年8月より東京都内全域を皮切りにサービスを開始しております

これから~Opinion~

白馬村に限らずですが、日本国内の観光地という観光地はもはや、『需要と供給がパンク状態』でしょう。

但し白馬村に限ってはあくまで『冬季期間に限定』ですので、問題は3月~11月の期間を今後地元の自治体と行政がどのようにしてインバウンド需要を呼び起こすことが出来るかが、もはや鍵となってくるのではないでしょうか。

タクシー会社も決して地元の観光や行政におんぶにだっこではなく、コロナ禍を常に思い出して頂き、万が一何かが起こっても次の手がるように備えておきたいとのことです。

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