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タクシードライバーあるある集【実体験版】。それって職業病かも笑?Ver.7

タクシードライバーあるある集【実体験版】。それって職業病かも笑?Ver.7
カケル
カケル
この記事を書いた人:『転職道.com』の転職相談スタッフ・『タクシーハローワーク(TSJ)』では職業紹介管理者としてタクシー求人コンサルタントを7年従事したのち、東京特別区地理試験・法令試験取得者/二種免許保持。数々のタクシー企業担当者との取材や求職者との会話で最新の情報を記事化しています。自らも地理試験・法令試験・二種免許を保持し都内タクシードライバーとして勤務もしているまさに『二刀流』です。史上最速の平日&週末の両日連続で営収10万円を4度達成!現在では特別区タクシー運転手としても活躍中

タクシードライバーあるある集【実体験版】。それって職業病かも笑?Ver.7

タクシー運転手の仕事をしていると数えきれないくらい『喜怒哀楽』の場面に遭遇します。

それらは自分の中だけにとどめておくわけにはいかない…ほかの乗務員仲間にも話しておきたい。という感情に駆り出され営業所に戻った刹那『あーあるある!』という事案に変わる事が現場では日常茶飯事発生しています。

タクシードライバーあるある集【実体験版】。それって職業病かも笑?Ver.6

それら総じて「タクシーあるある」という括りで一席寄せでも設けれるほどのお話しが出来そうなネタをタクシー運転手の皆さんは持っています。
もちろん中にはプライバシーの観点から書けないものありますので、そのあたりは伏せてになります…。

それではタクシーあるある第8弾行ってみましょう!

乗務中のタクシーあるある

乗務中のタクシーあるあるを今回は最初にお届けします。

タクシー運転手目線での内容が主ですので、これからタクシー運転手に転職を考えていらっしゃる方は「現役運転手さんの目線」として客観的にとらえるものよし、より本格的に『自分がタクシー運転手になったらこんな事が待ち構えているのか』と身構えるのも…また良し笑。受け取り方は自由です。

3人乗りはノリが良い

お一人でタクシーに乗車される方は、多くの場合ご自身で喋ろうとすることがありません。
もちろん中にはとてもよく喋ってくださる方もいらっしゃいますが、「静かにしてほしい」というお客様もいるのも事実。

タクシー運転手は現代においてご自分から色々と話すことは少なくなりました。
(各社の方針によってお客様から聞かれない限りと、注意喚起と行先確認以外は喋らないというタクシー会社も存在します。)

タクシードライバーあるある集【実体験版】。それって職業病かも笑?Ver.4

ただ複数で乗車される場合、テンションが上がっているのか、お客様同士で喋ることは多く、目的地が同じでワクワクしていることも一因でしょう。

特に3人組のお友達で乗車されるケースによく遭遇しますが、見事にボケとツッコミと締めが形成されていて話が面白い!
お客様もユーモラスな人が多いなぁという印象です。しかも男女限らずです。
3人乗りになりますと非常にノリが良い会話が生まれていてうらやましささえ感じ、心の中でも「会話入りたい~」と思うことも。(但し人間ですので逆もあるケースも稀にありますよ)

無理して営業すると悪客つかまることも

タクシー営業と言う仕事は、『やったらやった分だけ成果となって跳ね返る仕事』です。
という事は、多少無理して仕事をするとその分時間が得られるので稼ぎたい方は休憩時間を先延ばしにして頑張ってしまいがちです。これもよくあるあるなのです。

タクシードライバーあるある集【実体験版】。それって職業病かも笑?Ver.3

「あとちょっとだけ頑張ろう」「●●万円になるまで頑張ろう」「もう少し営業してみようよ」と自分にムチを入れた結果、当然身体は疲れてきます。そうしていくうちに休みがどんどん先送りになっていき、ある時乗せたお客様が…ちょっとばかし難癖のある問題客で対応に困り果て疲れてしまう…そうするとさらに疲れは増して後半のタクシー営業お収益減少に拍車がかかるため、実は何一つ良い事がありません。

休憩は取れる時にはしっかりと決断をし、しっかりとリフレッシュしましょうね。

超ロングは出たものの…帰りが空

タクシー営業をしている最中、ある時突然お客様から思いもよらぬ行先を告げられることがあります。

今までに営業したこともない遠出…即ち「ロング」という事になります。
しかしながらロングにはデメリットもついて回ります。

目的地が県外もしくは営業区域の外に出てしまうと、今度は帰りが大変です。
到着先は営業区域外であるため、当然ながらタクシー営業を実施できません。
「ああ~ここでちょっと営業ができたならなぁ~」あるいは「目的地が自分の営業区域という奇跡が起きないだろうか」という祈りをささげるタクシー運転手も…。

帰りが空というのは、それだけ一日のうちの数十分から数時間ロスしてしまうことにも繋がるのです。

超ロングは記念撮影してしまう

超ロング顧客の方を送迎してのあるある…それは何といっても「支払金額を記念撮影」でしょう。
いわゆる『万収(まんしゅう)』というやつですね。

タクシードライバーあるある集【実体験版】。それって職業病かも笑?Ver.2

営業収入が『1万円』を超えた場合、タクシー運転手はよく記念撮影をして保存をしたり、中には推奨はしませんがSNSで掲載することもあります。SNSは、場所等を特定しないようにしましょう。

事故後の営業は慎重になる

タクシー運転手をしている限り、何かしらで事故が発生することは無いとは言い切れません。
中には生涯無事故無違反で運転手生活を真っ当する方もいらっしゃいますし、事故の多い方が何故かいるのも事実。

タクシードライバーあるある集【実体験版】。それって職業病かも笑?Ver.5

しかしそれらは『運だからしょうがない』…ではないのです。
普段の運転から注意することが大切なのです。

カケル
カケル
タクシー運転手が直近でもし事故を起こしたら、以降の営業乗務での運転は間違いなく、慎重な運転になります。

これはとても良い傾向なのです。

もう二度と同じ事を繰り返さないためにも、今一度改めて交通安全や自分自身の運転を見直してしっかりと運転する。その姿勢はとても大切ですし…やはり「あるある」の傾向でもあります。

カップルのいちゃいちゃに困る

タクシー営業は隔日勤務や夜日勤の乗務ですと当然、深夜に及びます。
ほろ酔いのカップルが出来上がった状態で乗車されるケースなど、日常茶飯事です。

しかし、深夜にカップルの乗車となれば…タクシー車内がまるで連れ込みホテルと化し、目も当てられないくらいのいちゃいちゃぶりを発揮される事もしばしば。こういう密閉空間はどうやら我慢が出来ないようなんです。
愛は盲目とはよく言ったものです。気持ちはわからなくもないのですが…。

タクシードライバーあるある集【首都圏『新』が付く地名編/そっくり似た地名にご用心!】

カケル
カケル
タクシー運転手もこの時ばかりは道の確認などの声掛けに戸惑ったりしてしまうのも無理有りません。

※冷やかしは絶対にやめましょう。

手上げの錯覚⇨歩道橋の手すりなどが手上げに見える

タクシーあるあるでこちらもよく話に上がるのですが…あまりに仕事に熱中するあまり、流しで走行中お客様の「お客様だ!お客様が手を上げているぞ!」と思い、ハザードをつけようと思った刹那…『歩道橋の手すり』だったり、『トランスボックスの地上機器』だったというオチです。

タクシードライバーあるある集【首都圏郊外編/そっくり似た地名にご用心!】

熱中するのはいい事ですが、やはりここまでの状態になると…少し休憩を挟んで休んだ方がいいというサインなのかもしれませんよ。

気持ちがほっこりする『あるある』

子どもの頃誰もが見る国民的アニメの主人公は『小さいころに困った人を助けた際、「ありがとう」と笑顔で言われ、胸の中がほかほか、ほっこり暖かくことでとても嬉しくなった』そうです。その優しさがきっかけでみんなを助けているそうです。(しかし水に濡れたり、顔の一部をちぎってあげると力が出なくなる弱点があります。)

タクシードライバーあるある集【実体験版】。それって職業病かも笑?Ver.1

とまぁ、この辺にしておいて…タクシー運転手でも気持ちがほっこりする『あるある』が存在します。
今回はそれらをまとめてみました。

節目のご乗車

タクシーにご乗車される年齢層は20~30代から~70代~90代までと多岐に及びます。
しかし、単独ではないもののお子様の乗車も数多く存在し、それらの多くは何かしらの節目でのご乗車であったりします。

タクシードライバーあるある集【東京都心編/そっくり似た地名にご用心!】

例えば家族連れで七五三のお参りなどですと大規模な神社があるためご家族で近隣から乗車され、境内にまでご案内をすることもあります。
普段なかなか機会がないと行くことが無い、由緒ある場所へもタクシー運転手であれば送迎というポジションである手前、ヌルっと行けることも珍しくありません。
それを営業所で仲間に自慢しようと話すと…『あーあるある』で済んだりしてしまうので始末に置けないものです。

カケル
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筆者も先日明治神宮へ送迎で行ってきましたよ。

実は境内には駐車場もありますので、普段入れない訳ではないのですが、それでも行く機会もそこまでないため、都会にこんな自然な場所があるのかと驚きました。

突然の出来事で乗車

やはり移動手段としてタクシーが優れているのは、電車やバスとは違い公共の道路を利用して様々な道を駆使して目的地の目の前まで乗車できる点ではないでしょうか。

【有料レベル?!】タクシー業界転職へ大切なこと〜接客・注意・仕事の本質編〜

我々人間は長い人生を歩んでいると突然の出来事に苛まれることが多いですよね。
その際、移動手段として金銭は関係なく、急いで目的地へ駆け付けたいものです。
空港や駅…しかし何かしらのトラブルがあり電車が走らない…そんな事例も過去多くありました。

そんな時、タクシーをお客様が利用する事は非常に多くシーンとしてあります。

ありがたい言葉をいただく

筆者がタクシー運転手デビューの日、山手線の駅周辺でお客様が『身内に不幸があり、急いで田舎に帰ろうと思ったが電車が事故で止まっている…もう諦めようかと思っていたら、タクシーがいたので乗りました。本当に助かりました。』とありがたい言葉を頂きました。

正味、これはそこまで珍しいことでもなく、タクシーあるあるでもあります。
しかしタクシー運転手というお客様にとっての“人生の脇役”が「人の役に立てた」ことは大変誇らしいことではないでしょうか。

タクシー運転手の魅力⑥【タクシーの仕事ってブラックなの?きついの?…仕事の面白さを平日土日営収10万プレーヤーカケルが一部伝授!】

他の記事でも書いてはおりますが、お客様から『助かった』、『ありがとう』という言葉は仕事をする上でも幸福度が高いと思いますよ。

まとめ

いかがでしたでしょうか?

もうネタは尽きたのではないかと筆者も思っている最中、タクシーあるあるは実は現場ですと山のように広がっているのです。
タクシー運転手それぞれのネタは、本当に寄席で1講演話が出来るほど溢れていて面白いものです。
中には聞くに堪えないようなものもあるのは否定しませんが、本当にそのような事は稀です。
まず、接遇の見直し、運転姿勢の見直しで多くのお客様と一期一会の機会を作りましょう。
そしてそこにはたくさんの「タクシーあるある」に繋がるのです。

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