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タクシードライバーあるある集【実体験版】。それって職業病かも笑?Ver.5
毎度タクシー運転手のたまごの皆様から~玄人現任ドライバーの皆様までご好評を頂いております本シリーズもめでたく第4弾となります。
筆者も絞りに絞ってのネタから、日常思い浮かんだ出来事、そしてリアタイで起きた事までを記しながらこのシリーズを今日まで育んでおりますが、何より現役運転手の方々からも『こんな事あるよね』と言ったらお話しありましたらぜひくださいませ。
それでは第5弾行ってみましょう!
帰庫後あるある
それではまずは「帰庫後あるある」です。
タクシードライバーあるある集【実体験版】。それって職業病かも笑?Ver.4
タクシー乗務が終わり、営業所に帰庫…事務作業や洗車を終えて帰宅するぞー!寝るぞー!というテンションの最中で巻き起こるタクシー運転手ならではの「あるある」をここではお届けします。
体がタクシー状態になる?
乗務明けの帰宅時、最寄駅までの帰りの出来事です。
当然もう体は自由の身です。でも何故か…タクシーを運転している錯覚に陥る事がありませんか?
もうここまで来れば職業病だ、いよいよ大変だこれはと同僚に話した刹那、同僚はあるあると頷き〆にこう言いました。
『疲れてんだよきっと』
とほほ…。
歩いてる訪日観光客をみると乗せたくなるが…
筆者は乗務の時はタクシー事業者まで電車通勤をしています。
タクシードライバーあるある集【実体験版】。それって職業病かも笑?Ver.2
そして帰宅の途につく際、必ず某新宿駅で乗り換えをします(某じゃないじゃん笑)。
新宿駅は昨今、訪日観光客の方々でごった返しており、時折道を聞かれるほどです。
そんな時、何故か目の前を意識して通ってしまうんです、ついクセで…。
この時…まさに自分はタクシーを運転していて『乗りますか?』『乗せてあげたい!』という錯覚に陥るんですが、現実はただ改札口を歩いているだけの男性という事に気付くわけです。もしそれをやったらガチのおままごとです笑。
相当これは疲れてい…いやあるある?職業病だ!
巷で歩いてる人が同業者だとすぐわかる
人間不思議なもので、仕事を極めていくと同業者は制服を身に纏っておらずとも雰囲気でわかるものなのです。
タクシードライバーあるある集【実体験版】。それって職業病かも笑?Ver.3
タクシー運転手も電車の中や駅を見渡すと、筆者自身も明らかに『この人絶対的同業者だ!』と思った事は幾度とあります。当時は冬、その人が羽織っていたダウンから微かに見えた朱色のネクタイが見えて…予想は当たりました笑。
これも結構あるあるではないでしょうか。
客乗せ禁止区域で手上げの人に教えてあげる
タクシー運転手をやっていくと全ての人ではないにしても「ホスピタリティ精神」的なものが芽生えてくるのは筆者だけでしょうか?これもあるあるなのですかねぇ笑。
上述でも申したように筆者はタクシー乗務の帰りも含め普段新宿駅を利用します。それも南口です。
あの甲州街道はタクシー運転手ならご存じの通り「客乗せ禁止区域」です。
しかしよく歩行者が信号待ちしていると、手上げをしてタクシーを止めようとしているシーンを何度か見ます。
以前は何とも思わなかったのですが、タクシー運転手をさせてもらってからというものの黙って見過ごすわけにもいかず、その光景を見るたびにバスタ新宿へ行くと良いと声をかけ促しています。
今のところほとんどの人は事情を話すと「それで全然捕まらなかったのか!おかげで助かった!」と仰ってくれます。

ですがなんとか気持ちで伝えようとありったけの単語と身振り手振りでコミュニケーションして乗り切った経緯があります。
ですので、新宿駅南口でも手上げをずっとしている訪日外国人の方にバスタへ行くよう促したところ、なんと通じました!よかった…(ええ、ちょっと自慢ですすみません。)
乗務中のタクシーあるある
続いては乗務中のタクシーあるあるです。
乗務中には推し量れないドラマが時として起こります。
それもまたタクシーの良いところです…ところが意外とそんな出来事も「あるある」だったりします。
自分だけじゃないんだと一安心する事例もあれば、実は自分だけが特別ではなかったという事だってあります。
しかしお客様と時折会話などをする際には、その「あるある」はお客様にとって新鮮味のあるお話しであったりします。
ですので、引き出しとしてネタを持っておくのは良いと思います。(もちろん『お客様からお話しをされて回答する』という前提でお願いします。)
※但し過激な内容やプライバシーを侵害する内容は後々ご自身の首を絞めることになりかねませんので絶対に控えましょう。
他社無線会社へのライバル意識が芽生える
皆さんも例えば都市部でタクシー運転手となってある程度周りの景色や勝手が理解してきた頃に、タクシーの神様が意地悪なほどに与える試練があります。
タクシードライバーあるある集【実体験版】。それって職業病かも笑?Ver.1
それが他社無線会社との熾烈な顧客争いです。
東京特別区でタクシー営業していたら間違いなく出くわすであろう、空車タクシーの大群。
そして交差点での信号待ちの際、空車の他社無線タクシー会社が進行方向へ曲がってスィーと行ってしまうこと…。

他社無線会社へのライバル意識が芽生える事はなんらおかしいことではありませんし、タクシー営業していたら自然と起こり得ることなのです正常です。ある意味ご安心ください笑。
チップをもらう
タクシー運転手がお客様から受ける恩恵で嬉しい事は幾つかありますし、過去のあるあるにも記載しました。
その中でも形として残るものはこのチップではないでしょうか(使ったら残りませんが…)。
営業所でとあるタクシー運転手が『やったーチップもらいました!』と大喜びで帰庫したら他の運転手から『あーあるある』と一蹴され昔取った杵柄を永遠と話された…なんて話も『あるある』です。ちょっとマウント入ってて可哀想ですが。
おすすめの店は大体…
タクシー運転手という職種は、美味しいお店を知っています。
しかし手軽に食べれるとなればもう国民食であるラーメン屋がほとんどを占めます。
タクシー運転手の魅力①【お金で買えない価値がある!給料だけじゃない…仕事の面白さを平日土日営収10万トリプル達成プレーヤーカケルが一部伝授!】
ですのでタクシー運転手さんにおすすめの店を聞いたら大体返答はラーメン屋さんでしょう。
これはもうめっちゃ『あるある』です。
ナビに入れた住所が存在しない
近頃のタクシーに乗車されるお客様は行き先の住所をお伝えしてくれる優しい方も多い印象を付けます。
タクシードライバーデビュー組必見!地理対策で教えてくれない道路【その②港区・目黒区編】
タクシー運転手はその住所をナビに入れて指示通りに向かうのですが、ごく稀にナビに入れた住所が存在しない事があります。
例えば最後の番地の桁がナビに入らないなど…非常に困った事態に陥ります。

一定の方面に行く回数が多い
1乗務平均30回前後の営業で、何故か『今日は◯◯方面へ行く営業が多いな』という事はありませんか?
タクシー営業の試練①23区の立体交差(アンダーパス)を紹介!
もちろん仕組んでいる訳ではないのですが、筆者もある日は新橋方面がやたら多く、またある日は何故か板橋方面の引きが多い…という何のジンクスだかわかりませんが、そんな日があります。
これもまたタクシーあるあるなのでしょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
タクシーあるあるは実際にハンドル握って営業していると意外とネタは転がっているものです。
しかし視点は人それぞれであり、営業スポットも違うのです。という事はまだまだ多くのタクシー運転手が営業シーンに限らず、休憩中、あるいは明番の日などにタクシー運転手ならではの宿命的な出来事に出くわすのではないでしょうか。
それこそがまさに『あるある』ですので、皆さんの周りにもし何かネタがありましたら教えてくださいね(^^)