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タクシー運転手は運動不足&暴飲暴食?!ワークライフバランスと共にセルフケアも忘れずに行おう!

タクシー運転手は運動不足&暴飲暴食?!ワークライフバランスと共にセルフケアも忘れずに行おう!
カケル
カケル
この記事を書いた人:『転職道.com』の転職相談スタッフ・『タクシーハローワーク(TSJ)』では職業紹介管理者として勤務♪東京特別区地理試験・法令試験取得者/二種免許保持。タクシー求人コンサルタント歴7年目。数々のタクシー企業担当者との取材や求職者との会話で最新の情報を記事化しています。さらに自らも地理試験・法令試験・二種免許を保持し都内タクシードライバーとして勤務もしているまさに『二刀流』です。史上最速の平日&週末の両日連続で営収10万円を4度達成!

タクシー運転手は運動不足&暴飲暴食?!ワークライフバランスと共にセルフケアも忘れずに行おう!

タクシー運転手という仕事は奥が深いお仕事です。

しかし気をつけないといけない事があります。
運転が好き、接客が苦ではない、趣味に没頭したい、嫌な上司もいない、雨に濡れない、1人で仕事が出来る…それらはもちろんタクシーというお仕事において該当する方は大きなメリットです。

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が…故に気をつけないといけない部分もあります。今回の内容は避けて通りたい、もしかすると目も当てられない内容かもしれませんが、見ておくことをお勧めしますので押さえておきましょう。(筆者も書きながら同じ思いです…。戒めながら書いています笑。)

身体が資本の仕事

タクシー運転手は力仕事がなく楽とは言われています。

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しかし故に身体が資本の仕事ということを忘れてはいけません。
お客様の命を預かる二種免許を持った運転手、これの意味は大きく『年2回の健康診断』を実施しているのが示すように、身体が資本の仕事になります。

運動不足に陥りやすい

重要なのでもう一度お伝えします…タクシー運転手は力仕事がなく楽とは言われています。

ただしその代償として『運動不足になりやすい』のは否定できません。

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なにしろ業務が運転手ですし、一日の半分以上をハンドル握って座ってるのですから…例えが悪いですが『丸一日●たきりに近い状態』であるとも言えます(某タクシー会社社長の名言です)。

早めの対策を講じよう

タクシー運転手は以上のことから、とかく健康に気を遣わないといけない業務であります。

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全てのタクシー運転手が実践していると言えばそうではありませんが、やはり以前に比べて体調の変化や数値に現れるようになって人間というのは初めて気付くものです。

医学的な事は避けますが、病気になってからでは遅いですので早めの対策を講じましょう。

こまめなストレッチ

タクシー運転手は上述でも申しましたように、運転が仕事ですので基本は座りっぱなしの仕事です。

そうなりますと帰庫時や休憩時間、トランクサービスなどで久しぶりに歩くと…なんだか足取りが重たく感じる事もしばしばありましょう。

ですので、休憩の際のみならずトイレ休憩などでもこまめにストレッチなどをすると良いでしょう。

おすすめはラジオ体操第一です。
単純に見えますが侮るなかれ、割と汗をかいてよい運動になりますよ。

部活動に参加してみる

タクシー会社には概ね、部活動やサークル活動を行っているケースが多いです。

クラブ活動のあるタクシー会社のメリットと確認すること

もちろん参加は任意ですし一切強制ではないですが、意外とスポーツ系は盛り上がっており、会社対抗で試合を組む事も珍しくありません。

野球、サッカー、ゴルフなど…未経験者から昔取った杵柄まで多種多様な皆さんが参加されていますので気軽に参加できるのも良いところです。

休憩時は少し遠めに駐車してお店に入る

タクシー運転手の休憩時間は、隔日勤務の場合ですと原則3時間となっています。

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その中には食事や仮眠など、一日のコンディションによって調整をします。
例えば食事に行く際も、少しでも身体は動かしたいものです。

そのために駐車場はお店より少し遠めの場所をあえて選んだり、タクシー会社で休憩する際は、近隣を散歩してみたり…或いは都内は広いですからもし良さげな公園がありましたらそこで軽く散歩をするのも良いでしょう。

※休憩中のジョギングは汗も相当かきますのでぶっちゃけた話、やめましょう。

ジムに通う

公休日や明け休みはぜひ、積極的に身体を動かして欲しいものです。

近頃はジム通いをする皆さんも多いと思います。入会金や年会費などを支払って様々な器具を利用できるので、もし身体を積極的に動かして運動不足を解消したりストレスを発散したい場合はぜひ行ってみると良いでしょう。
(入会金は無料…と謳うジムは多いですよね汗)

カケル
カケル
※くれぐれも気持ちが良くて筆者みたいに『サウナ会員』に陥らないようにしましょうね。

スポットバイトで汗をかく

実はこれが結構おすすめなんです。

スポットバイトは今アプリをダウンロードして気軽に働けるようになりました。
(シェア◯ルやタイ◯ーなど…)

例えばスポットバイトで物流倉庫の仕事などをすると概ね8時間労働で、身体を積極的に使う業務内容である事もしばしばあります。

意外と理にかなっており、シーズンオフのスポーツ選手などもこう言った場所でスポットのバイトをすることも珍しくないとか。
例えばペットボトルの入った段ボールを持ったり、倉庫内を循環して本を持ったりする作業であれば長時間でかなり動きますので運動不足にはピッタリ。
それどころか給料も入るので一石二鳥です。

※但しタクシー事業者によっては副業扱いになってしまい業務規程に触れる可能性もありますので、一度確認をしておいた方が賢明です。

カケル
カケル
実はこれ、筆者が経験した手前、おすすめとして記しました。当時タクシー運転手ではなかったのですが、かなり身体を使うのでジム行くより効率がよかったのを覚えています(しかも給料が出る)。

中には引越しや家電などの重たい荷物を運ぶケースもありますので、その場合はさすがに避けましょう。

ワークライフバランスと共にセルフケアも忘れずに!

ワークライフバランスの調和が叫ばれる昨今、タクシー運転手の仕事は時間もできてお給料も良い…願ったり叶ったりな職種であることは間違いありません。

ただし、安全に運転してそれははじめて成立するのであって、セルフケアはしっかりと行うことを忘れてはいけません。

暴飲暴食を避ける

テレビ番組に『タクシー運転手に美味しいお店を連れていってもらう』という企画があるほど、タクシー運転手はグルメをよく知っている業種です。

タクシー運転手は交通圏内であれば自由に営業できますので、今まで行けなかった『あの店』などにもお昼休みという名目で行くことができますし、まさかのロングで他地区に赴いた際も同様です。

しかし…味を占めたのも束の間、気がつくと身体が一回り大きくなってしまったり、自分では中々気付かないものですが周囲からの指摘で肥えたことをようやく悟り、健康と向き合うようになったというタクシー運転手も多いのです。

年2回の健康診断は必須ですが、タクシー運転手は極論、身体を管理して休めるのも仕事のうちなのです。

食事に気をつける

暴飲暴食は避けましょうと上述でもお伝えしましたが、欲求というのは抑えるのが難しいものです。

近年はサプリメントのブームで手軽に栄養素を摂取される事が多く、それらは栄養補助食品として親しまれています…が、大体の皆さんは『飲んだからオッケー』という心理になって暴飲暴食をくりかえします。間違いなくそれはNGです。

改めて医療やヘルスケアに関する明言はここでは避けますが、お客様を乗車して運転している以上は健康には気を使うのも責任の一つです。

大きな事故にならないために

時折タクシーの重大事故がニュースになり、原因を探ると『運転手の健康状態に問題があった』という話をよく聞く事はありませんか?

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これ以上タクシーの痛ましい事故が起きないためにもこれからタクシー運転手を目指す方、或いは現場で切った貼ったをしている現任タクシー運転手さんも今一度、身体のメンテナンスをしてみてはいかがでしょうか。

まとめ

いかがでしたでしょうか?
「大きなお世話だ!」と思うような内容で少々不快になられたら申し訳ないです。
しかしながらタクシー運転手は人の命を預っています。

ご自身の健康面は嫌な上にも生きていると小さな異変に気づく時はありませんか?
そんな時に一度自分自身の生活習慣を振り返って見直してみるのも良いと思います。

習慣を変えるのは生き方を変えるのと等しく同じですから難しいのはよくわかります。

ですので限られた24時間の中で工夫をしてみてほしいと思います。
もちろん時には好きな物を思い切り食べるのも全然アリです。ストレスになりますからね。
ただ身体も暴飲暴食が過ぎるとストレスが蓄積されて未病、成人病、その他に繋がっていく事になります。

筆者も含め皆さんが、一日でも長くタクシー運転手として第一線で活躍できるために、今後もできる限りコラムを記して参りますのでよろしくお願いします。

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