

見出し
大阪メトロがタクシー会社を子会社化へ。業界初参入。
大阪市内の地下鉄や路線バスを運行する大阪市高速電気軌道株式会社(以下:大阪メトロ)はこの度、自社として初となるタクシー事業に参入すると発表しました。
経験者も未経験者も働きやすい大阪のタクシー会社!【ナショナルタクシー株式会社(本社営業所)】の求人内容はコチラ
発表によりますと大阪メトロは、タクシー事業者を子会社化する形をとるとのことです。
日本交通関西グループ『ナショナルタクシー』の新設分割会社を買収
今回大阪メトロは、市内のタクシー会社で業界最大手日本交通グループ関西の「ナショナルタクシー」で、新設分割会社を買収しました。
尚、現時点で買収金額は公表しておりません。
上記のように営業所のひとつを分割して新設した会社の株式を7月取得し、完全子会社化する形で、タクシー事業に参入する形です。
新規子会社名は『OMタクシー』
子会社は、大阪メトロのアルファベットの頭文字をとって「OMタクシー」にするとしています。
大阪メトロによりますと「今後は独自のアプリにタクシーのサービスを組み込んでいくことで、地下鉄やバスへのシームレスな乗り継ぎを実現させて、利便性の向上を図っていきたい」としております。
7月16日に株式譲渡
大阪メトロでは7月16日に正式に株式譲渡を行ナショナルタクシーの放出営業所(同市鶴見区)を7月半ばに買収予定です。
また、現在ナショナルタクシーの保有台数163台のうち、放出営業所は38台を所有していますので、順当にいけばOMタクシーは38台でスタートを切ります。
大阪メトロの狙い
大阪市を網羅する鉄道事業者の最大手、『大阪メトロ』の狙いはどのような部分なのでしょうか?
新規参入するその真意を覗いてみたいと思います。
都市型MaaS構想の具現化
大阪メトロでは現在、交通サービスと生活サービスを融合したサービスを提供する都市型MaaS構想「e METRO」を推進しています。
この度ナショナルタクシー新設分割会社とのM&Aにより、大阪メトロが持つ既存インフラ(地下鉄・バス、オンデマンドバス)に加えてタクシーが追加されることにより大阪メトロが推進する都市型MaaS構想「e METRO」の第2層に掲げる「自由自在な移動のパーソナル化」の実現を目指していくとのことです。
タクシーの持つ「早朝深夜の送迎」「ドア to ドア」「速達性」「個別輸送」といった移動の自由度が高い顧客ニーズに応じた移動手段を提供することが可能になりますね!
ナショナルタクシーとは?
大阪のタクシー事業者『ナショナルタクシー』とは、どのような会社でしょうか。
創業70年超のタクシー事業者
ナショナルタクシー株式会社は創業70年を超える関西屈指の老舗タクシー事業者です。
1951年の創業以来、ナショナルタクシーは常にお客様から選ばれるタクシーを目指して企業努力を怠らず営業を邁進してまいりました。
東京・日本交通グループとして
また、ナショナルタクシーは2021年9月には東京都内最大手の日本交通のグループ企業となった経緯があります。
翌年にはタクシーの行燈や車体表示を、日本交通グループ関西の東京・日本交通、さくらタクシーと同様の仕様に刷新いたしました。
接遇面などきめ細やかな対応を含め、お客様から非常に定評のあるタクシー事業者となっております。
約9割が未経験
ナショナルタクシーはタクシー運転手の約9割は未経験からの入社なのが特徴です。
前職は事務や通訳などの旅行関係、自営業どのほか、営業、受付、飲食店の店員、スポーツインストラクター、アパレル関係など、接客・対人経験を活かして活躍しています。

これから~Opinion~
関西系とはいえ、業界最大手の日本交通のグループ会社が新興タクシー事業者にM&Aとは流石に驚きました。
しかし新設分割会社の買収となれば計画的な形だったのかなと考えられなくもありません。
とはいえ大阪メトロも鉄道業界ではビッグカンパニーです。9路線(ニュートラム含む)を要し天王寺、梅田、なんば、新大阪など主要をカバーするネットワーク網ですから、当然大阪市民の足として根付いているわけです。
そんな企業が大阪のタクシー業界へ堂々参入となれば、市民も今まで以上に利用しやすくなるのではないでしょうか。
ネームバリューはもう言わずもがなありますし、大阪・関西万博も控えていてのタイミングですので定着も時間の問題かもしれません。