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タクシー運転手の魅力②【ロング・万収の赤裸々レポート…仕事の面白さを平日土日営収10万トリプル達成プレーヤーカケルが一部伝授!】

タクシー運転手の魅力②【ロング・万収の赤裸々レポート…仕事の面白さを平日土日営収10万トリプル達成プレーヤーカケルが一部伝授!】
カケル
カケル
この記事を書いた人:『転職道.com』の転職相談スタッフ・『タクシーハローワーク(TSJ)』では職業紹介管理者として勤務♪東京特別区地理試験・法令試験取得者/二種免許保持。タクシー求人コンサルタント歴7年目。数々のタクシー企業担当者との取材や求職者との会話で最新の情報を記事化しています。さらに自らも地理試験・法令試験・二種免許を保持し都内タクシードライバーとして勤務もしているまさに『二刀流』です。史上最速の平日&週末の両日連続で営収10万円を3度達成!

タクシー運転手の魅力②【ロング・万収の赤裸々レポート…仕事の面白さを平日土日営収10万トリプル達成プレーヤーカケルが一部伝授!】

タクシー運転手をしていてお客様から『⚪⚪まで』と普段聞き慣れない都心郊外の地名、或いは23区の最果ての地域まで行くように求められると…当然売り上げは良い値段行くのは想像がつくと思います。

お客様にとってもありがたいですし、タクシー運転手にとってもありがたいお客様です。

『売り上げ自慢』にはワケがある

東京特別区武三交通圏でのタクシー営業はコツコツの積み重ねでもあります。

そんな中で、まるで天の神様がほうびを授けたらかのように笑、ロングのお客様が乗車され万収を得るという、タクシー運転手の気持ち的はもう興奮が止まらないでしょう。

タクシー運転手の豆知識⑧知っておくと面白い『業界用語』…営業編

そりゃ誰かに自慢したくもなるでしょうし、共有もしたくなる気持ちもわかります。

※転職道.comの転職相談はあくまでタクシー業界への転職相談ですので、売り上げ話などをメインにされる方のお電話はご容赦願います…。

みんなの万収見てみたい

では実際に現場のタクシー運転手はどんな感じで一万円超え…即ち業界用語で言う『万収』を叩き出しているのでしょうか?

夢物語なんて思うことなかれ、タクシー運転手に転職したら皆さんにチャンスはあります。

※場所や情報は特定を防ぐため、最低限の内容で掲載しています。
何卒ご容赦くださいませ。

タクシー運転手カケルの場合

ではまず筆者から行きます笑。

個人的な推測ですが、万収が出た乗務日は…隔日勤務1出番に1〜2回万収が出るとその日の売り上げが8万以上、3回であれば10万近く行く可能性が高いと感じています。

カケル
基本的には自分も売上が高いのは大変うれしいのですが、やはりそこは明日のため(タクシー運転手だと明後日か!)、謙虚さを大事に仕事をしていきたいと考えています。

渋谷区〜練馬区〜横浜市港北区

この日は深夜11頃で、主要駅周辺は青タンのタクシーでごった返し。

そんな所で営業するのは正直馬鹿らしいとハナから考えていたので…勇気を持って裏をかきました。
すると2人組が乗車され、1人は練馬駅で降車し、もう1人はなんと横浜市港北区の中川まで乗車されました。

時間帯や場所柄、高速を使用するか迷う場所なんですが一般道で終始営業。
遠距離割引が適用されたのでお客様にとってはお得感も。

個人的には2万のメーターを見てみたかったという気持ちは…まぁまぁ次回に抑えておきましょう。

千代田区〜茨城県牛久市~新宿区【往復】※写真は復路

まさに白昼のお化けとはこのことです。

いやいや、ご乗車頂き感謝です。。
皇居付近で訪日観光客のお客様を降ろした刹那、これまた訪日観光客のお客様が乗車され…スマートフォンで見せてくれた目的地に移ったのは巨大な大仏!

お客様:『ウーシク、グレートムタ!OK?』
筆者:『えっ?!(…武藤?)』
お客様:『no?』
~お客様がスマホを見せて場所を教えてくれる~
筆者:『Oh!ibaraki ushiku big object?
お客様:『yeswww!』
お客様:『OK,OK,OK~!』
…筆者は罰当たりかもしれません。

ちなみに往路の時はあっけにとられてメーターの金額は撮影しませんでたが、29,280円でしたので往復で61,490円!!でした。
インバウンド恐るべし…。
ちなみに到着後は1時間半ほど牛久大仏の駐車場で休憩を取らせていただき、その間記念に筆者は大仏のステッカーを購入し釣銭ケースに貼りました(笑)。

世田谷区〜横浜市神奈川区

この時は残業時間込みで帰庫の3時間前を切った時点でした。

そろそろ帰庫しても良いかなという感じでいたのも刹那、2人組男女が乗車され、両者とも別々の横浜市内を指定!
喜びの反面…「帰れるかな…」という不安もあったのですが、高速を使えば全然大丈夫な許容範囲でした。

しかし男性側は途中近辺で用事を思い出し降車することに…致し方ないことです。
それでも女性を横浜市内まで無事お届けして帰庫しました。

当時、幹線道路沿いでの乗車ではなかったので、非常に恵まれました。これもご縁でしょう。

知人ドライバーの事例

ここでは筆者の知人ドライバー…つまり現役タクシー運転手の万収を紹介します。
やはり知人のタクシー運転手(通称:タクドラ)たちも日々奮闘し様々なロングのネタがあるようです。

※プライバシーの兼ね合いもありますので運転手名、会社名、場所は伏せておきます。

西〇布〜西〇井付近

■Nさん T交通所属
この日は深夜でGOアプリが鳴り、向かった先のお客様からの行き先が乗せた場所と似ていたので二度聞きしたとか。
足立区の果てまで行ってQならぬ、行ってGOでした。

タクシードライバーあるある集【東京都心編/そっくり似た地名にご用心!】

『西』繋がりですからね…。

東〇袋〜上〇毛

■Kさん J交通
当時のKさん曰く、『池〇東口は終電の時間はヤバい感じでした』とのことです。
電車が動いていればお客様は副都心線で東横線を介して自由〇丘経由で帰宅されていたのでしょう。

銀座〇丁目〜八〇代台

■Nさん T交通所属

銀座付近はタクシーにとってはドル箱既定路線にも等しい場所。
それだけに激戦ではありますしお客様もタクシーに対する目も肥えているエリアです。

しかし千葉までとは、やはりデカいの出るんですねぇ…。

日〇里〜世〇谷

■Iさん Y自動車

話によれば乗車したのはタレントさんだったとか(プライバシーの観点からここまでとします)。
タクシーは著名人の乗車が多い乗り物でもお馴染みです。

普段の生活では滅多に体験できない嬉しい事ではありますよね。
※但しむやみに話しかけたりサインや写真をねだったりするのはクレームの基となりますのでやめましょう。

待機時間の例

タクシーは待機時間でもメーターが変動します。

そのためお客様を迎えに行った際も場合によっては待機時間も営業収入としてカウントされることも稀にあります。
その最たるケースがテレビ局や報道現場での待機でしょう。

テレビ局→スタジオ待機→港区某所

■Uさん Wタクシー

六本木にある大手民放テレビ局から、別の大手民放テレビ局のスタジオがある千代田区へ行き、そのまま撮影のため待機。
最後は港区の某所への送迎でなんと1万超え…。

ほぼ待機で稼ぎだしたという謎の万収となりました。

タクシーという仕事は面白い

タクシーは今でこそ配車アプリを通じて『事前確定運賃』など便利なものがあります。

とはいえ運転手たるもの、お客様が乗車して行先を教えてくれるのもドキドキしますが楽しいものです。
そうなってくるともうベテランの域ですね!
お客様が乗車してどこに行くかわからないところに「楽しさ」があり、時たま発生する万収に期待を膨らませる…。

そして東京特別区のタクシー営業はまるでRPGを実践しているようにも思えますし、またある人は魚釣りに例える人もいらっしゃいます。

カケル
カケル
~俺の行き先荷物が決める~…なんて昔のトラック野郎のフレーズではありませんが、タクシーは「お客様が決めた場所まで送迎したらその分だけ対価が発生する」という点が他の仕事では味わえない魅力ではないでしょうか。

注意点

楽しくなってきたタクシーでも注意点はあります。

タクシーは快適に乗降して頂く事が一番ですし、慣れて来たあたりが油断禁物。事故違反は言うまでもなくです!
では注意点を説明します。

接客業であることを見失わない

タクシー運転手の『万収(1万超え)狙い』という思考は、正直なところギャンブルの感覚に近いものがあります。
さらにそれに運よく当たった日にはギャンブルで儲けたような感覚に似てる事は否定できません。

ですので基本的には乗せたお客様はワンメーターだろうが万収だろうが誠実に対応しましょう。
むかしむかしのタクシー運ちゃんのイメージではいけないということです。
基本的には悪質なクレーマーでない限り『お金を支払って乗車してくれるお客様』に当たりも外れもありません。

一般常識を持ち合わせて乗務すること

時折売り上げを過信しすぎて横柄になってしまうタクシー運転手を見かけます。

そうなってくると街中のあらゆる情報が『金のなる木』になってきます…(考え方としては間違っていないのですが)。

例えばイベントの終了時やホテルのチェックアウトなどに合わせてタクシーを走らせるのは良いですが、昨今は電車の遅延が頻繁に発生します。
運転見合わせの際はタクシー乗り場に大挙として人が駆けつけますので、乗車率やロング率も確かに上がります。

しかしお客様の気持ちとなると『急いでいるのに電車が止まってしまった』というマイナスな気持ちが強いので、営業するマインドとしては感謝の気持ちと謙虚さを忘れずに持ってほしいと思います。
いつしか『◯◯事故で◯◯線止まってる!ラッキー!すぐ行こー!』という感覚に麻痺しないでほしいと言う事です。

事故は犠牲になった人もいますし遅延で大変な思いをしている人もいますので、タクシー営業をしていく中で一般常識とのズレが生じないように過ごしましょう。

コツコツがコツ!

タクシー営業は、お客様を快適に目的地までお届けすることが最大の目的です。

それを遵守して空車時間を減らしてちゃんとやっていればそれなりに東京特別区などにおいては2024年現在では安定的な収入を得ることができます。

各タクシー事業所で営収トップを常にブレることなく定着しているタクシー運転手さんの共通点は『コツコツがコツ』という点です。

筆者も極力そのカタチを目指しています。

まとめ

いかがでしたでしょうか。

売り上げ自慢はタクシー運転手なら誰もがしたいものです。深夜のロンクだけでなく、日中のおばけ、中にはタクシー運転手でなかったら行けなかったであろう特別な場所まで…売上に限らずなかなか日常体験では出来ないような刺激的な日々だと思いませんか?

タクシー運転手は常にメーターで売上が見れて、目標設定も出来るのでリアルタイムで自分がいくら稼いでいて、目標数値までいくらかがわかるのも面白い部分だと思います。

※タクシー事業者によってはメーターをSNSにあげる行為を推奨していないことも多いのでご注意ください。

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