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タクシー運転手の豆知識⑦【『自動日報』の進化!DX化の東栄タクシーへ潜入(実際に行ってみた)】

タクシー運転手の豆知識⑦【『自動日報』の進化!DX化の東栄タクシーへ潜入(実際に行ってみた)】
カケル
カケル
この記事を書いた人:『転職道.com』の転職相談スタッフ・『タクシーハローワーク(TSJ)』では職業紹介管理者として勤務♪東京特別区地理試験・法令試験取得者/二種免許保持。タクシー求人コンサルタント歴7年目。数々のタクシー企業担当者との取材や求職者との会話で最新の情報を記事化しています。さらに自らも地理試験・法令試験・二種免許を保持し都内タクシードライバーとして勤務もしているまさに『二刀流』です。史上最速の平日&週末の両日連続で営収10万円を3度達成!

タクシー運転手の豆知識⑦【『自動日報』の進化!DX化の東栄タクシーへ潜入(実際に行ってみた)】

今回の記事は珍しく、タクシー業界未経験者向けというよりタクシー経験者が食いつきそうな記事内容になっています。

しかし!これからタクシー運転手に転職したい方にも情報としてインプットしておいた方が間違いなく良い内容でしょう!今日はタクシーの乗務内容を記録する日報に関わる内容です!

実際に取材してみた

ここで筆者が取材に訪れたのは、神奈川県川崎市宮前区にある『東栄タクシー』さん。

市内北部に位置し、東急田園都市線沿線の宅地開発から50年以上…近隣は元々の丘陵地に建てられた住宅地に少子高齢化の波が容赦なく迫っており、幸か不幸か近隣のタクシー需要は増すばかり。

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しかも隣の横浜市青葉区美しが丘は横浜市内きっての高級住宅地。
あざみ野〜たまプラーザ〜鷺沼〜溝の口という“黄金ライン”が営業区域なのです!

人口減少が囁かれる昨今でも乗降率国内トップクラスの田園都市線沿線で配車の多さと売上の高さを物語っています。

【60%の歩率保障】経験問わず!配車アプリは「GO」と「Uber」の二刀流!…東栄タクシーの求人内容はコチラ

そんな東栄タクシーさんでは、一風変わった自動日報を導入しています。

車内のボタンひとつで出庫帰庫全て完結!

その自動日報とは、なんとDX(デジタルトランスフォーメーション)化です!

帰庫後は無線LANで売上等の累計を事業所に飛ばしているのです!
これには筆者もビックリ!

通常はSDカードを差し込み、売上等の累計を最後に書き込んだのち事業所の専用端末に差し込み一日の業務日報が印刷されるのですが…これはその必要がありません。

自動日報のあるタクシー会社のメリットと確認すること

※乗務員証は忘れずに!

累計を押せばレシートを取るだけ!

そのまま事業所に戻ると業務日報が無線LAN伝いで送信されて印刷されているのです。
いやぁ…驚きです。

カケル
カケル

現場の声

ここでは現場の声を聞いてみます。

やはりいざ利用するのは最前線で使用されるタクシー運転手さん達です。
皆さんの使い勝手はどうなのでしょうか?

『効率よく仕事ができる』

東栄タクシーの大ベテラン乗務員Aさん。

休憩中にお話しを聞きましたところ、やはり自動日報のDX化は大歓迎の様子でした。

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ただでさえ自動日報は楽なのに、会社に戻ったら締めのボタン押せば営業所に日報が送信されるので入金もスムーズ。効率よく仕事してざ出来ますよ(^-^)』と笑顔で語っておられました。

『劇的に変化した』

さらに内勤面でも利便性の向上が測られています!

▼東栄タクシーの採用関係や運行管理を務める河本様へお話しを伺いました。

『従来のSDカードを差し込み自動日報ではなく、無線LANを使用して乗務日報を営業所に送信するのでよりスピーディーになりました。また現在、神奈川県内でこのシステムを搭載しているのは当社含め4社ありますが、通信で各種クレジット情報を分散するシステムまで用いているのは神奈川県では東栄タクシー1社のみです。現在当社全ての車両にこの自動日報DX化を搭載していますのでスムーズに営業が出来ますよ』と豪語されていました。

神奈川県内で1社のみ…しかも全車両搭載…!なんという恩恵でしょう。

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YAZAKIの『アロフレンド27』

この自動日報DX化はタクシーメーターでお馴染みのYAZAKIこと三和矢崎サービスの『アロフレンド27』というタコメーターが実現しています。

タクシーに乗ると今まで意識していなかったかもしれませんが実は様々なメーカーのタコメーターがあるのです。

DX自動日報のメリット

DX自動日報のメリットはどんなものでしょうか?

そこんところ詳しく知りたいところです。

抜群の視認性と耐久性

『アロフレンド27』は視認性が大幅に向上した液晶パネルを採用することによって、お客様だけでなくタクシー運転手も昼夜問わず画面がはっきり見えます。
お客様にとっても料金のメーター上がりも安心して確認出来ます。

また、静電容量方式のタッチパネルのため、従来の感圧方式に比べて10倍の高耐久性を実現しました!
さらにメーター状態に合わせたボタン表示で押し間違いを防止。

高い接続性と電子的封印

DX自動日報化によって接続性は充実したインターフェースを保有しています。
主にBluetooth、232C、USB等といった外部機器との接続性に優れています。

また、『アロフレンド27』では将来の電子的封印による運賃改定に対応できるよう型式取得済。
さらに、「回送」ボタンを割付けることでスーパーサインの回送操作、回送状態の記録が可能となっております。

SDカードが不要!

極めつけは…『アロフレンド27』はタクシー業界初の無線LAN対応!

データ送信を無線LANで実現したことにより、従来の乗務員登録に必要なSDカードが不要の自動日報システムとなりました。また、タクシー事業者はこの『アロフレンド27』を1台から導入可能です。
ちなみに今回取材しました東栄タクシーでは全車両に搭載しています!!
※アロフレンド24をご利用の事業者様に限ります。

まとめ

いかがでしたでしょうか?

以上のことから自動日報のDX化は時間のロスなく効率よく仕事ができることが大きなメリットでありましょう。

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今回は実際に取材をさせていただき、改めて自動日報の利便性を目の当たりにしました。
筆者も現役タクシー運転手だからこそわかる『羨ましさ』がありました。

これからタクシー運転手を目指して転職を考える方にとってこの『DX自動日報』の凄さ…実は以下が挙げられます。

・なんと言っても効率よく仕事ができる
・視認性が良いので料金などが見やすい
・お客様も料金への疑問解消
・帰庫後にスムーズに帰りやすい

正直デメリットがないんです。敢えて言えば『覚えないといけない』とかありますが、それはデメリットに入りません笑。
タコメーターにはYAZAKIさんの他にもFUTABAさんやニシベさんなど…幾つかメーカーはありますが、たまたま筆者が現在使用しているタクシー会社の車両のメーターも同じメーカーでしたので、最新機器を見せて頂いたという次第です!

タクシー転職でなかなかメーターや日報はマニアックな部分ですし、経験者クラスの話ですので、説明会や面接で遠まわしに聞いてみたり、タクシー車両を見学させてもらったりすると良いかもしれません。

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