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タクシーの営業方法のコツ②【お客様はどんな時に乗るの?】平日土日営収10万プレーヤーダブル達成カケルが一部伝授!
改めてになりますが…この内容は全てでは無い点と、正解というものは無いことだけご留意ください。
転職道のベテラン転職相談員でタクシーメディアの随筆者カケルが平日土日関係なく10万円を達成した際、感じた事を一部伝授します。
タクシー需要を考える⑤流し営業は終わった?今どきの年収アップを狙うタクシー営業スタイルとは【ドライバー転職に役立つ情報】
ちなみに転職道ではカケルと平賀の2名が現役タクシードライバーで両者とも10万円営収を達成しています。
急いでいる時
お客様は大概、急いでいるときにタクシーを利用する傾向が強いものです。
皆さんもタクシーを使った際にドライバーに『急いでください』と言った事はありませんか。
なかなかドキっとするもんですがもちろんタクシーは原則道路交通法を遵守する公共交通機関です。速度超過はいけません。
ですので急いでる『フリ』をしてみてはいかがでしょうか?
百貨店開店前
都心の大手百貨店は開店前となれば長蛇の列を作ります。
特に近年はインバウンド需要の高まりもあり海外からのお客様が大挙として押し寄せています。
もちろん乗り場のある場合はそこから帰るお客さまが乗られるので便利なものです。
自分は某ホテルから新宿伊勢丹へ開店前はよくピストンで訪日観光客の皆さんを乗せてタクシーを走らせていきますよ!
ホテルチェックアウト時
タクシードライバーがよくチェックをするのがホテルのチェックアウト時間帯でしょう。
大勢のお客様がホテルをでますので、キャリーバッグを持って主要駅や空港へ向かうお客様はタクシーを利用されることもあります。
大手のタクシー会社でディスパッチャー付き『専用乗り場』となっているホテルなどはそれだけで恩恵はあると言われています。
しかし…ホテルはホテルでもたくさんありますよねぇ…!高級ホテルだけとは限りません。
病院の帰りに
タクシーは病院送迎でよく利用されます。
大きな病院であれば専用の乗り場が完備していたりしますが、郊外であれば配車専用電話が設置されており、タクシーが停車していない場合にはそこから呼ぶ事が可能です。
比較的近隣で降りるかたもいらっしゃいますが、中にはものすごいロングのお客様もいらっしゃることもあります。
多くのお客様は通院で病院に向かうことが多いのですが、やはり突然のイレギュラーな事態で行かなければならないこともしばしばあります。
その場合の送迎でタクシーも利用されることも忘れてはなりません。
医師の執刀前
どの場面で出くわすかは何とも言えないのですが…、病院の送迎でタクシーは非常に重宝される乗り物です。
病院とはいえ、乗車されるのは何も患者さんやお見舞いの方だけとは限りません。
病院関係者の乗車することは珍しくないのです。
例えば医師もそうでしょう。手術の執刀前に大急ぎで見つけたタクシーに飛び乗って『●●●大学病院まで!』という感じで乗車されるのです。
時は一刻を争うので、タクシードライバーは安全運転を心がけていきましょう。
天候が悪い日
日本には、大地をうるおして草木を生育させる慈雨という意味で『恵みの雨』という言葉があります。
タクシードライバーの営業には、まさに雨の日や天候が悪い日は天の助けと言わんばかりのラッキーデイなのです。
その理由は天候の悪い日は雨に濡れたく無いなどと言った心理から、自ずとタクシーに乗りたくなるお客様が増加します。
通常の日と比較すると雨の日は断然に売上が良いのです。
よく雨の日にタクシー乗り場にいると大勢並んでいて、なのにタクシーがいないという事ありませんか?
また電話でタクシーを呼んだりした時も『すいません、今雨で時間かかってしまってて…』というような会話を聞いた事もあるかもしれません。
それだけ雨の日など荒天の日はタクシー需要が高いのです。
しかもタクシードライバーは雨に濡れずに仕事ができる…一石二鳥じゃないですか!
終電逃した時
誰もが経験のある失敗談として、終電を逃してしまったこと、あるいは寝過ごしてとんでもないところへ来てしまった事…もしかすると一度や二度では無いかもしれません。
特に昨今の鉄道事情は直通乗り入れがやたら増加したこともあり、下手すると3県跨いでしまうプチ旅行レベルになってしまうことも。
そんな時、どうしますか?
始発まで待つのもアリでしょう。
安いホテルで一晩過ごすのもアリでしょう。
しかし、人は思うのです。
『おうちに帰ってあったかいお布団で寝たい〜』と。
酔っ払った時
終電逃しと相似しますが、酔っ払ってしまって電車やバスで帰るのが面倒に思ってしまったなんて事もよくある事です。
そんな気分なときにふと、目の前にタクシーがやってきたら『あー乗って帰っちゃおうかな?』と思ってしまうものです。
大蔵省と相談するほど意識がしっかりしてる方ならともかく、快適さに投資するという意味では、本能の赴くままにタクシーに飛び乗ってしまう…のです。(しかもタクシードライバーがイケメンだったりなんかしたりして!)
オール明けに
都心の朝方タクシー需要が意外と多いのは、通勤通学という理由だけではありません。
やはり朝帰りで血気盛んな若者に、時計の秒針などただのメトロノームの裏拍子にすぎません。
気がついたらコーコケコッコー夜が明けた〜お空は真っ赤な朝焼けでは家まで帰る気力も無く、やはり乗りたくなるのが…タクシーなんですよね笑。
オール明けの人は結構乗られますし、夜のお仕事をされてる方も帰宅時はwithout taxiのようです。
鉄道トラブル時
少々不謹慎ではありますが、鉄道トラブルが発生した際のタクシーは強いです。
復旧に1時間以上要するようなレベルの事故が起きた日にはタクシーを使ってでも大事な仕事に間に合わないといけないという本能になります。
タクシードライバーからすればお客様のためにもなる早で情報をキャッチして、駅などにタクシーを走らせて乗車してもらいましょう。
正直なところ大変ありがたいですが、まずは無事に安全に到着することを考えましょう。
イベント終了後に
東京にスポットを充てると、年がら年中イベントを行っている街です。
また数万人規模のイベントとなればそれだけ大移動が発生します。
プロ野球、Jリーグ、大相撲、ラグビー、フィギュアスケート、その他スポーツ、コンサート、レジャーイベントなど…ホテルのチェックアウト同様に情報網は張り巡らして行くことの大切さがここにあります。
□もちろん4万人収容なら4万人が皆タクシーを乗るわけではありません。それでもその中の3パーセントの人がタクシーに乗車したとしたら1200人も乗車したことになります…。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
これ以外にも、飲み会や忘年会へ向かう際、大荷物の移動の際などタクシーの用途ニーズは様々です。
タクシードライバーとして成功するにはまず、ユーザー視点…自分がお客様だったらどんなシチュエーションの時タクシーを呼びたくなるかなぁというのを考えてみると良いかもしれません。そのパズルが合致したときの気持ちよさったら無いですよ!
タクシードライバーのお仕事は楽しいです。
是非やってみませんか?